更新日: 2024年10月29日

犬や猫を列車・新幹線に持ち込むには「手回り品きっぷ」が必要!利用ルールも解説

旅行やおでかけで、犬や猫などのペットを列車や新幹線に持ち込む場合、JR東日本などのJRグループでは「手回り品きっぷ」が必要となります。
さらに、ペットを駅や車内へ持ち込む際には、動物専用のケースに入れていただく必要がありますが、こちらのケースにもサイズ規定があります。
この記事では、ペットと一緒に列車や新幹線に乗るときのルールや「手回り品きっぷ」の購入方法をご紹介します。

ペットを連れて電車や新幹線に乗るには「手回り品きっぷ」が必要

有人改札
犬や猫などのペットを連れて電車に乗るときは、決められた持込みのルールを守っていただくほか、「手回り品きっぷ」をお求めいただく必要があります。​

こちらの記事では、ペットを電車に持ち込む際のルールや「手回り品きっぷ」の購入・使用方法についてご紹介します。​
きっぷあれこれ「手回り品について」

列車や新幹線に持ち込める「小動物」とはどんな動物?

ペットをケースに入れる
列車や新幹線に持ち込める小動物とは、小犬、猫、はと又はこれらに類する動物とされており、​インコ、ウサギ、ハムスターなどが挙げられます。​

一方で、列車や新幹線に持ち込めない小動物もあります。
猛獣やへびなど、他の人に危害を及ぼすおそれや、列車や新幹線の車内を破損するおそれのある動物は持ち込むことができません。

小動物の持込み方法にはルールがあります​

ペットをケースに入れる
小動物の列車への持込み方法にはルールが定められています。​

小動物は、全身が入るペット用ケース・リュックなどに入れ、顔を出さないようにする必要があります。
犬や猫をそのまま抱っこしたり、リードを付けただけで乗車したり、スリングやカートから顔が出ている状態では、列車や新幹線に持ち込むことはできません。

さらに、小動物を入れるケースの大きさや重さが定められています。
タテ・ヨコ・高さの合計が120cm以内のもので、ケースと動物を合わせた重さが10kg以内のものとなります。
ペットカートの場合は、カートを含めた寸法が制限を超える場合は、持ち込むことができないのでご注意ください。

※身体障害者補助犬法に定める盲導犬、介助犬、聴導犬(法に定める表示等を行っている場合に限る)を使用者ご本人が随伴するときは、ケースへの収納や手回り品きっぷ購入は不要です。​
きっぷのあれこれ「手回り品」

犬や猫など小動物を連れて列車に乗るときは「手回り品きっぷ」が必要​

犬
犬、猫などの小動物を、列車や新幹線に持ち込む際には「手回り品きっぷ」が必要です。

手回り品料金は、1個につき290円です。
ご利用当日、最初に乗車する駅の係員が持込区間等の必要事項をお伺いし、持込み可能な手荷物であるかどうか確認したうえで発行します。​
手回り品のご案内

「手回り品きっぷ」の購入・使用方法

「手回り品きっぷ」は、乗車する駅の改札口で、駅係員に犬や猫が入ったケースやカートをお見せいただき、持込み可能な状態であることを​駅係員が確認したうえで発行します。
支払いは、現金のみとなり、クレジットカードやSuicaなどの交通系ICカードは利用できません。

発行された「手回り品きっぷ」は、手荷物の見やすい場所にくくり付けていただきます。くくり付けることが難しい場合は携帯していただき、係員に呈示を求められた場合にはお見せください。​

「手回り品きっぷ」は、自動券売機では購入することができませんので、気を付けてください。
きっぷのあれこれ「手回り品」

「手回り品きっぷ」を使ってペットと一緒に電車や新幹線に

かわいい犬
犬や猫などの小動物と一緒に、列車や新幹線に乗るには、ペットケースに入れて外に出ないようにすることや、ペットケースのサイズや重さの規定があります。
さらに、持ち込む際には「手回り品きっぷ」が必要です。こちらは乗車前に有人改札での購入となりますので、乗車時間には余裕をもって行動したいですね。

ペットと一緒に、ルールを守って快適な列車や新幹線の旅を!
手回り品のご案内

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