男鹿半島のおすすめ観光スポット10選！なまはげ館から水族館までご紹介

男鹿半島は秋田県北西部に広がり、9つのエリアに分かれた多彩な魅力を誇ります。戸賀エリアでは海の絶景と歴史的なスポットを堪能でき、椿エリアは奇岩や伝統文化が色濃く息づいています。北浦エリアは灯台と絶景を楽しめるほか、船川エリアは観光拠点として便利な場所です。男鹿中エリアでは自然の美しさが広がり、五里合エリアは農産物が豊富なエリア。脇本エリアでは歴史遺産と絶景を満喫し、若美エリアはフルーツや海産物が魅力。船越エリアは男鹿半島への玄関口で、観光のスタート地点としても最適です。それぞれのエリアには魅力的な観光スポットが点在しており、訪れる者を飽きさせません。今回は、そんな男鹿半島のおすすめスポット10選を紹介します。

男鹿半島の入り口にある総合観光案内所です。約15mの巨大なまはげ像は撮影スポットとしても人気で、コーヒーやソフトクリームなどが楽しめる飲食コーナー、男鹿観光パンフレットなどもここで手に入ります。

住所：秋田県男鹿市船越一向207-219
アクセス：JR船越駅より車で約5分

男鹿のなまはげ伝説がじっくりと堪能できる施設です。150体を超えるなまはげのお面や資料展示、なまはげ映像の上映やなまはげに変身できるコーナーなどもあります。近くに男鹿真山伝承館もあり、真山地区のなまはげ習俗を学べます。

住所：男鹿市北浦真山字水喰沢
アクセス：JR男鹿駅よりなまはげシャトル利用約25分

未来に残したい草原の里100選にも選ばれている寒風山は、頂上の回転展望台から360度のパノラマ絶景が楽しめるスポット。大半が草原に覆われており、定期的な芝刈りで美しい景観が保たれています。
夕焼けや夜景のほか、夏にはヤマユリの群生地となり、美しいヤマユリが密かな人気となっています。パラグライダーのメッカでもあり、スクールへ申し込めば空中散歩を楽しむことも可能です。

住所：秋田県男鹿市男鹿中滝川寒風山横通
アクセス：JR男鹿駅より車で約20分

寒風山パラグライダースクール
住所：秋田県男鹿市脇本富永寒風山1-1
問い合わせ先：0185-25-2077

潮瀬崎（しおせざき）のゴジラ岩は、今や男鹿の代表的な観光スポットの1つとなっています。夕陽をバックにしたゴジラ岩は絶景で、日の入り近くになると多くの観光客で賑わいます。観光雑誌じゃらんの「行ってみたい夕日絶景ランキング」で、2018年の国内第2位にも選ばれた絶景スポットです。

住所：秋田県男鹿市船川港
アクセス：JR男鹿駅よりバスで約30分

国の重要文化財に指定されている赤神神社 五社堂（あかがみじんじゃ ごしゃどう）は、なまはげ伝説の1つ「999段の石段」がある神社としても知られています。

2000年ほど前、漢の武帝が連れて来た5匹のコウモリが鬼に変わって暴れていました。困った村人が一晩で1000段の石段を作れば、年に1人生贄を差し出す。しかし、作れなければ二度と里へ下りてこないようにと伝えました。鬼は一生懸命石段を積み上げ、999段まで来たところで朝を迎えた、という伝承があるといわれています。この時の鬼がなまはげ伝説の発祥となったともいわれています。

鬼が積んだとされる999段の石段の先には5体のなまはげが祀られており、数々の神話や覗くと余命がわかるといわれる「姿身の井戸」や「御手洗の池」などの神秘的なスポットもある神社です。

住所：秋田県男鹿市船川港本山門前祓川35
アクセス：JR男鹿駅よりバス約30分

入道崎は男鹿の代表的な観光スポットの1つ。ツーリングの目的地としても知られています。
入道崎にある縞模様のコントラストが美しい灯台は「日本の灯台50選」にも選ばれており、日本に16か所しかない貴重な「のぼれる灯台」の1つとなっています。灯台から眺める日本海は絶景で、入道崎を訪れたら見ておきたい景色です。

住所：秋田県男鹿市北浦入道崎昆布浦
アクセス：JR男鹿線羽立駅よりバス約70分
灯台参観時期：4月上旬～11月初旬頃（要確認）

2004年7月にリニューアルオープンした男鹿水族館GAOは、オープン前に映画「釣りバカ日誌」のロケ地として使用されたこともあり、男鹿半島観光の人気スポットの1つです。
男鹿の海中を再現した水中トンネルや世界の海の生き物、ペンギンやアシカ、ホッキョククマなど400種1万点もの生き物が展示されており、季節ごとに様々なイベントや学習プログラムなどが開催されています。お土産やグッズも豊富で、大人から子どもまで楽しめる施設です。

住所：秋田県男鹿市戸賀塩浜
アクセス：JR男鹿駅よりなまはげシャトル約45～60分

亀寿司食堂は、ハタハタ漁で賑わう北浦漁港にある食事処です。男鹿半島の観光ルートからは少し離れた場所にありますが、お寿司はもちろん、季節の焼き魚やウニ、取れたての岩牡蠣、アンコウやしょっつる鍋など、北浦漁港で取れたばかりの新鮮な食材を使った海鮮料理が堪能できます。民宿「亀谷旅館」も併設しており、1泊2食付きでの宿泊も可能です。

住所：秋田県男鹿市北浦北浦字栄町4-3
アクセス：JR男鹿線羽立駅より車で約15分

2022年にグランドオープンした男鹿駅前の施設「OGA ISLAND PARK HUBAGO」
は、Have A Go（やってみよう）と、繋がりを意味する「HUB（ハブ）」をコンセプトに、新たな試みを行う施設です。
青空の下でホットドッグが食べられる「HOT DOG CAFE HAVE A GO」、どぶろくやクラフト酒とフレンチ、イタリアンのディナーなどが楽しめる「稲とアガベ醸造所」、男鹿産のフレッシュな魚介とピザが楽しめる「NAMAHAGE BBQ GARDEN」、遊具の貸し出しもあり大人も子どもも楽しめる芝生広場「芝生わんぱく広場・オガッこシップ」、イベントやチャレンジ出店が可能な「チャレンジ広場」など、さまざまな施設が集まっています。

住所：秋田県男鹿市船川港船川字新浜町1-20
アクセス：JR男鹿駅徒歩すぐ

男鹿半島南部にある鵜ノ崎海岸は、浅瀬が続くおよそ1.5kmの海岸線で、干潮時には海中を歩けるほど。日本の渚 100選にも数えられる美しい水面が魅力の海岸です。
近年では「秋田のウユニ塩湖」とも呼ばれるなど、美しい景色と「おぼこ岩」と呼ばれる円球状の小豆岩が特徴的な景観スポットとなっています。

住所：船川港台島鵜ノ崎
アクセス：船川漁港より車で約15分
※駐車場に公共トイレあり。近くに4～11月は24時間利用可能な無料の冷水シャワーあり（囲いなし）

なまはげや海鮮料理、美しい景観など、みどころたくさんの男鹿半島の観光旅。東京から秋田までは新幹線「こまち」利用がおすすめです。東京から秋田までおよそ4時間で到着し、秋田駅から男鹿駅まではＪＲ奥羽本線で約55分ほどで到着します。
こまち利用で、秋田の魅力を気軽に堪能できる男鹿半島旅行へ出かけてみてはいかがでしょうか。

座席の予約も「えきねっと」がオススメです。「えきねっと」なら、駅の窓口や券売機に並ぶことなく、ご乗車日1ヶ月前＋1週間前（同曜日）の14時00分から「事前受付」が可能です。支払いや乗車券の受け取りもWebやアプリでできるので、忙しい方にもぴったりです。
ぜひ「えきねっと」で座席を予約・購入し、素敵な男鹿半島の旅をお楽しみください。

男鹿半島は、秋田のなまはげ文化発祥の地としても知られるほか、寒風山や入道崎、ゴジラ岩などの壮大な自然の美しさや水族館、灯台、漁港や遊覧船など海のアクティビティも豊富に楽しめます。
四季折々の異なる風景も魅力の男鹿半島観光には、新幹線こまちやＪＲ利用でイベントごとに気軽に訪れてみましょう。