更新日: 2024年11月21日
【新津鉄道資料館】気になる見どころやアクセスなどをご紹介
「新津鉄道資料館」は新潟県新潟市にあり、鉄道ファンのみならず人気のスポットです。「鉄道のまち」とした栄えた歴史や技術・文化に関する資料や貴重なコレクションが展示され、さらに屋外展示はC57形式、DD14形式ディーゼル機関車、115系など国鉄時代の列車や、200系やE4系の新幹線の先頭車両などが展示されています。
この記事では、新津鉄道資料館の見どころやアクセス・チケット情報について紹介します。
新津鉄道資料館とは?
新津鉄道資料館は、新潟県新潟市(旧新津市)に1983年に、新津駅の南西にあった旧新潟鉄道病院新津分室の空き建物を活用してオープンしました。その後1998年に旧鉄道学園跡地であった現在地に移転し、2014年に200系新幹線電車先頭車両と、C57形蒸気機関車19号機の2両の実車を屋外展示として迎え、屋内と屋外の展示とともに楽しめる施設になっています。
「鉄道のまち新津」にゆかりの展示物がたくさん!
【新津鉄道資料館】屋内常設展示
①鉄道のまち新津ゾーン
新津は、信越本線、羽越本線、磐越西線が交差する新津駅は鉄道の要衝として発展し、鉄道の発展とともに大きくなった「鉄道のまち」です。複数の路線が交わる新津には日本海側の鉄道網の要として多くの施設が置かれ、最盛期には新津で勤務する「4人に1人は鉄道関係者」といわれるほどでした。
新津鉄道資料館「鉄道のまち新津ゾーン」では、そして現在の新潟市と鉄道のかかわりを紹介されています。
新津鉄道資料館「鉄道のまち新津ゾーン」では、そして現在の新潟市と鉄道のかかわりを紹介されています。
②鉄道の技術と新潟・新津ゾーン
新津鉄道資料館「鉄道の技術と新潟・新津ゾーン」では、蒸気機関車から新幹線まで、鉄道車両を走らせる仕組みのほか、駅や車輪、レールなど様々な技術についてもご紹介されています。
③新潟・新津の人々と鉄道ゾーン
新津鉄道資料館「新潟・新津の人々と鉄道ゾーン」では、お召し列車やトンネル、廃線になった鉄道など、資料館ならではの展示物があるので、見ごたえがあります。
④コレクション展示ゾーン
新津鉄道資料館「コレクション展示ゾーン」では、保線車や連結器等の大型資料から小さな資料まで、他ではみられない貴重なコレクションを展示されています。
【新津鉄道資料館】屋外常設展示
C57形式蒸気機関車19号機
新津鉄道資料館に展示されている「C57形式蒸気機関車19号機」は1938年に川崎車両で製造されました。
山口県の小郡機関区に配置されたのち、各地の機関区をへて、鉄道のまち新津の「新津機関区」に配属になりました。1972年の引退後は、鳥屋野交通公園(中央区)で保存されていましたが、2014年に新津鉄道資料館に移設され、展示公開されています。
山口県の小郡機関区に配置されたのち、各地の機関区をへて、鉄道のまち新津の「新津機関区」に配属になりました。1972年の引退後は、鳥屋野交通公園(中央区)で保存されていましたが、2014年に新津鉄道資料館に移設され、展示公開されています。
国鉄DD14 形式液体式ディーゼル機関車332号機
新津鉄道資料館に展示されている「DD14形ディーゼル機関車」は、豪雪地帯の路線で活躍したロータリー式除雪用機関車になっています。1960年から1979年にかけて43両製造され、線路の上にある雪を先頭につけたロータリーヘッドでかき寄せて取り込み、線路の外に吹き飛ばし、線路上の雪を除雪していました。
国鉄115系近郊形直流電車
新津鉄道資料館に展示されている「国鉄115系近郊形直流電車」は、国鉄時代に全国各地で活躍した電車です。国鉄分割民営化以後も、湘南色のほか各エリアや線区で特色のあるカラーリングで活躍しました。新潟では、湘南色のほか、初代新潟色、二代目新潟色、三代目新潟色、弥彦色などの様々なカラーリングの115系が活躍しました。
485系電車先頭車両
新津鉄道資料館に展示されている「485系電車先頭車両」は、2015年まで新潟車両センターに配置されていた485系T18編成の6号車になります。この485系は、北海道で使用することを想定された485系電車1500番台の車両で、北海道で活躍したのち、四国などを除く日本各地の特急列車として活躍した車両です。
200系新幹線先頭車両
新津鉄道資料館に展示されている「200系新幹線先頭車両」は、2013年春まで東北・上越新幹線で使用されていたK47編成の1号車になります。この編成は、リニューアル工事に伴いリニューアル塗装になっていたものを、2007年にオリジナルの塗装へ戻されたものです。200系新幹線の最後の運行に使用され、引退後にJR東日本より新潟市に譲渡された車両になっています。
E4系新幹線先頭車両
新津鉄道資料館に展示されている「E4系新幹線先頭車両」は、全車2階建て新幹線車両「Max」として、東北新幹線や上越新幹線で活躍しました。展示されている車両は2017年に新潟市東区にある新潟新幹線車両センターから新津鉄道資料館まで特殊トレーラーでけん引され、道路を使った陸送により、新津鉄道資料館にやってきました。
【新津鉄道資料館】ファミリーエリア
新津鉄道資料館の2階には、ファミリーエリアが設置されています。
休憩スペースを併設しているので、お子さんと鉄道模型を見ながらゆっくり眺められます!授乳室もあるので、赤ちゃんを連れていても安心です。
休憩スペースを併設しているので、お子さんと鉄道模型を見ながらゆっくり眺められます!授乳室もあるので、赤ちゃんを連れていても安心です。
新津鉄道資料館でぜひ見たい!新潟を駆け抜けた名列車・車両
特急「いなほ」
特急「いなほ」は、首都圏と東北地方の日本海沿岸を結ぶことを目的に1969年に登場し、上野駅~青森駅間で運行を開始しました。上越新幹線が開業した1982年には、上越新幹線の接続特急として始発駅が新潟駅に変更され、首都圏と新潟までは上越新幹線、新潟から日本海沿岸地域との間を結ぶ特急列車として活躍しています。
115系
旧型電車を置き換えることを目的に1962年に登場しました。新潟エリアでは1976年から活躍し、信越本線・白新線・羽越本線等で使用されました。E127系、E129系の登場により置き換えられ、引退しました。
【新津鉄道資料館】営業時間や入館料金は?
【新津鉄道資料館】
住所:新潟市秋葉区新津東町2丁目5番6号
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで可能)
休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日に休館)及び、年末年始
入館料金:一般 300円、高校・大学生 200円、小・中学生 100円
※土曜・日曜・祝日は中学生以下無料です。
住所:新潟市秋葉区新津東町2丁目5番6号
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで可能)
休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日に休館)及び、年末年始
入館料金:一般 300円、高校・大学生 200円、小・中学生 100円
※土曜・日曜・祝日は中学生以下無料です。
【新津鉄道資料館】気になるアクセス方法は?
新津駅から鉄道・バスをご利用の場合
新津駅下車、新津駅(東口)よりバス乗り場で以下のいずれかのバスに乗り換え
・【「[S94]沢海・横越経由新潟駅・万代シテイ」行き(新潟交通観光)】に乗車し、「新津工業高校前」バス停下車、徒歩約2分
・【「[SK1]京ヶ瀬営業所」行き(新潟交通観光)】に乗車し、 「新津工業高校前」バス停下車、徒歩約2分
・【「下新」行き(さくら交通)】に乗車し、 「新津工業高校前」バス停または「第五中学校前」バス停下車、徒歩約2分
・【「[S94]沢海・横越経由新潟駅・万代シテイ」行き(新潟交通観光)】に乗車し、「新津工業高校前」バス停下車、徒歩約2分
・【「[SK1]京ヶ瀬営業所」行き(新潟交通観光)】に乗車し、 「新津工業高校前」バス停下車、徒歩約2分
・【「下新」行き(さくら交通)】に乗車し、 「新津工業高校前」バス停または「第五中学校前」バス停下車、徒歩約2分
新津駅からタクシーをご利用の場合
新津駅(東口)よりタクシー利用で約5分
新津駅から徒歩の場合
新津駅(東口)より徒歩約30分(約2.1km)ほどかかります。
車の場合
磐越自動車道「新津」インターチェンジから、約2分。 駐車場(無料)100台があります。
鉄道のまち「新津」に行ってみよう!
信越本線、羽越本線、磐越西線が交差する新津駅は鉄道の要衝として発展し、鉄道の発展とともに大きくなった鉄道のまち「新津」にお出かけしてみませんか?近くには温泉もありますので、鉄道の歴史を知り、温泉も一緒に楽しむのもいいですね!
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