知って快適！JR品川駅社員からのおすすめ分散乗車スポット情報②

その①で説明した通り、山手線は東京寄りの車両がとても混雑します。
1番線は9～11号車が階段でホーム幅が狭くなっていることもあり、乗り切れない人が出るほどに混雑します。
一方で、大崎寄りの１～４号車は、写真のようにいつも空いています。
ちなみに、意外と乗車しやすいのが８号車です。ここは階段の裏側でホーム幅も広いため、写真の通りホーム上はあまり混雑しません。
車内はそれなりに混雑しますが、ホーム上での滞留がほとんどないため、乗り切れないことがほぼありません。東京寄りに位置していながらもスムーズに乗車できる、おすすめのエリアです。

品川駅で最も混雑するホームです。特に朝のラッシュ時間帯は場所によっては身動きが取れないほど混雑する箇所もあります。繰り返しになりますが、このホームはとにかく東京寄りの混雑が激しい状況で、反対側の大崎・横浜寄りに行くほど空いています。
山手線も京浜東北線もできるだけ１号車の方向まで移動していただくのがおすすめです。

5番線ホームも東京寄りの車両が混雑する傾向にあります。
東京・大宮寄りに階段が設置されている駅が山手線同様京浜東北線でも多く、混雑が集中するためです。特に階段近くの7号車8号車と、最後部車両10号車の混雑が顕著です。
写真左は5番線の5号車付近、右は7～8号車付近です。
５号車付近は上野東京ラインのグリーン車でもあるため、ホーム上も空いています。余裕をもってご乗車可能です。

山手線・京浜東北線は、とにもかくにも大崎・横浜寄りからの乗車がおすすめです。
コンコース上で大崎・横浜寄りまで移動してからホームに降りることで、ホーム上の混雑に巻き込まれることなく、空いているエリアまで移動できます。
また、1番線の8号車付近や5番線の5号車付近など、階段の裏側にもスムーズに乗車できる穴場スポットがあります。
分散乗車と混雑緩和にご協力お願いいたします。

その③では東海道線、横須賀線・総武快速線ホームについてご紹介します。
※掲載の内容は2024年10月現在の情報です。