羽越本線で風っこが運行します！「風っこ鳥海シーサイド」ってどんな列車？魅力や開催イベントをご紹介

「風っこ」とは、キハ48形の国鉄型気動車を車両改造し、2000年に「びゅうコースター風っこ」としてデビューした列車です。また、このキハ48形はJR東日本管内を走行している数少ない車両です。「風っこ」という名前の通り、心地よい風を受けながら列車の旅が楽しめる車両となっています。

車両側面の大きな窓枠は、取り外しが可能であり、沿線の景色だけでなく風を大いに満喫することができます。
また、冬季には寒気対策として車内に設置してあるストーブを焚くこともできます。

より自然を演出するため車内は木製の内装が多く用いられ、椅子も木製のボックスシートを設置したレトロな雰囲気になっています。

羽越本線の魅力はなんと言っても美しい景観！「風っこ鳥海シーサイド」という列車名の由来にもなっている、海と山どちらの景色も車窓から楽しむことができます！車窓に広がる美しい日本海、雄大にそびえたつ鳥海山は見る人の心を惹きつけます。

岩に強く打ちつける白波も日本海の魅力の1つ。また、海に日が沈む様子を見ることができるのは日本海ならではの風情です。晴れた日の夕方には、水平線に沈む夕陽が海一面を美しく染めます。
【乗務員イチオシ！】日本海を臨む絶景区間は女鹿駅〜小砂川駅間です！
「風っこ鳥海シーサイド」の車内で海風を感じてください！

鳥海山は秋田県と山形県にまたがる山で、「出羽富士」とも呼ばれる美しい山容で見る者の心を惹きつけます。鳥海山にはいくつもの登山コースがあり、眺めてよし、登って良しの魅力満載の山です。
【乗務員イチオシ！】鳥海山を臨む絶景区間は遊佐駅〜吹浦駅間です！
「風っこ鳥海シーサイド」乗車の際は鳥海山を臨む圧巻の景色にご注目ください！

皆さまに楽しんで頂けるイベントを乗務員が考えました！「風っこ鳥海シーサイド」運転に合わせた限定のイベントです。景色と合わせて楽しめる盛りだくさんのイベントを紹介します。

※イベントは、運行状況により変更または中止となる場合があります。

秋田駅、羽後本荘駅のホームでは、鉄道グッズをはじめ秋田支社オリジナル商品や由利高原鉄道のグッズを販売します。

下りの「風っこ鳥海シーサイド」の車内では、遊佐駅～秋田駅間にて鉄道古物販売を行います。
車掌用乗務カバン、サボ、駅名板、懐中時計、乗車位置票の7品目を販売する予定です。

往路では、車内にてオリジナル駅弁を【限定70個】で販売します！【価格：1,300円(税込)】

お弁当の中身は、JR秋田統括センター社員が意見を出し合い、秋田ならではの食材を使用することにこだわりました。

【オリジナル駅弁メニュー】
由利牛すき焼き風煮、いぶりがっこ、サキホコレ、とんぶり入りかまぼこ等
秋田ならではの食文化を楽しんでいただけるオリジナル駅弁となっております。

駅弁の掛け紙は、JR秋田統括センター社員が撮影した風っこ車両の写真を使用し、作成した「風っこ鳥海シーサイド」オリジナルデザインです。

車内では、このほかにお飲み物、軽食類、アイスクリーム等を往復の車内で販売します。

車内にこども駅長制服を用意しています。車内やホームで記念撮影してみてはいかがでしょうか？

JR秋田統括センター社員がデザインした、オリジナルスタンプを車内にて押印することができます。
デザインには秋田のお祭りや風景など秋田の魅力がぎゅっと詰め込まれています。鳥海山も盛り込まれたデザインに注目！
オリジナル駅弁の掛け紙にも2箇所スタンプを押印できる枠を設けております。お手持ちのスタンプ帳など「風っこ鳥海シーサイド」乗車の記念に押印してください！

〈車掌による沿線紹介放送〉
普段から羽越本線に乗務している車掌が、沿線の魅力を放送でご紹介いたします。

1　運転日
2024年7月15日（月・祝）

2　区間
上り　秋田（9：42発）⇒遊佐（13:01着）
下り　遊佐（14:31発）⇒秋田（18:04着）
途中停車駅:岩城みなと・羽後岩谷・羽後本荘・仁賀保・象潟

3　乗車にあたってのご案内

ご乗車の場合は乗車券の他に、指定席券おとな840円、こども420円が必要です。
指定席券は、乗車日の1ヶ月前からJR東日本みどりの窓口・指定席券売機及び
「えきねっと」（会員登録が必要）で販売します。