更新日: 2024年05月20日

乗れたらラッキー?山形新幹線E3系つばさシルバーカラー「銀つば」とは

東京駅から新庄駅まで運転している山形新幹線つばさ。
そのつばさE3系にシルバーカラーがあることはご存じでしょうか?
元々、山形新幹線つばさ(400系)はシルバーカラーを採用していましたが、現在のつばさ(E3系)の3色カラーが登場し置き換えが進みました。
実は、そんなつばさのシルバーカラーを復刻した列車に乗車できるんです!
シルバーカラーのつばさ車内でしか買えないグッズもあります。
この記事では山形新幹線E3系シルバーカラー、通称「銀つば」について解説します。

山形新幹線つばさは、かつて銀色だった

シルバーカラー E3系つばさ
▲山形新幹線400系つばさシルバーカラー(2010年撮影)
山形新幹線つばさ(400系)は1992年にデビューしました。
開業時は東京駅から山形駅(東北新幹線区間 東京駅~福島駅)までの運転でしたが、1999年には新庄駅までの延伸が実現しました。
当時は白色の新幹線が主流でしたが、山形新幹線つばさは近代的なシルバーカラーを採用していました。
そのようなシルバーカラーが特徴のつばさでしたが、2014年以降は現在の三色カラーが登場し、置き換えが進んだため、2016年にはシルバーカラーのつばさはラストランを迎えました。

現行の山形新幹線の色の意味は?デザインの由来は?

山形新幹線 E3系 つばさ 通常カラー
▲山形新幹線E3系つばさ(2021年撮影)
山形新幹線E3系つばさは県に縁のある鳥、花、自然をもとにデザインされています。
車両デザインを担当したのは、山形県出身で世界的にも有名な工業デザイナーの奥山清行さんです。
先頭部の紫色のデザインは、紫色の飾り羽根をもつ山形の県鳥「おしどり」がモチーフとなっており、帯には県花である「紅花」の生花の黄色と、染料に加工されるにつれ徐々に赤くなる色の変化を表現しています。
また、車体の白色は、蔵王の雪の白がもととなっています。

2023年、6年半ぶりに銀色のつばさ復活へ

山形新幹線 E3系 つばさ シルバーカラー 銀つば 
▲山形新幹線E3系つばさシルバーカラー(2023年撮影)
惜しまれながらも引退したシルバーカラーのつばさ通称「銀つば」ですが、2023年に6年半ぶりの復活を果たしました。
これは山形新幹線のさらなる魅力向上とプロモ―ションを目的としたもので、現行のE3系つばさ車両のうち、1編成をシルバーカラーで塗装しています。
1編成しかないという貴重さから、知る人ぞ知る車両となっています。

山形新幹線「銀つば」でしか買えないカプセルトイがある?

山形新幹線 E3系 シルバーカラー 缶バッジ ガチャ
▲山形新幹線E3系シルバーカラー「銀つば」缶バッジカプセルトイ
山形新幹線シルバーカラーのつばさ通称「銀つば」には、カプセルトイの筐体が搭載されていることをご存じでしょうか?
「銀つば」車両の13号車、16号車限定でカプセルトイによる缶バッジ販売を行っています。
このカプセルトイは、JR東日本社員が企画・作成したもので、4種類のデザインに加えシークレットもあります。
山形新幹線 E3系 シルバーカラー 銀つば 缶バッジ
▲山形新幹線E3系シルバーカラー「銀つば」缶バッジ※画像はイメージ
缶バッジの販売期間は2024年6月30日(日)までです。
シルバーカラーの「銀つば」に乗車できたら、ぜひチェックしてみてくださいね。
※販売期間は変更になる場合があります。
※山形新幹線つばさシルバーカラーのみでの販売です。商品の数量には限りがありますので売り切れとなる場合があります。

ぜひ山形新幹線「銀つば」で山形へ!

山形新幹線E3系で1編成しかない「銀つば」についてご紹介しました。
現在、山形県では2024年4月1日(月)~6月30日(日)の限定期間で春の観光キャンペーン「心ほどけるやまがた」を実施中です。
山形県にはグルメ、温泉、自然など魅力がたっぷりあります。

この機会にぜひ、「銀つば」への乗車や撮影を楽しみながら山形県へ遊びにきてくださいね。
銀つばの復刻情報はこちら
春の観光キャンペーン「心ほどけるやまがた」特設サイト
山形県の特産品が買えるJRE MALLのサイトはこちら

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