【敏感肌におすすめ】紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)の日焼け止めおすすめランキング！

「紫外線吸収剤不使用の日焼け止め」とは、紫外線散乱剤を使用した日焼け止めのことです。化学成分を使っていないため、「ノンケミカル」と表示されている場合もあります。

このように、日焼け止めは使用している成分により大きく2種類に分けられます。

・紫外線吸収剤使用
・紫外線散乱剤使用

2タイプの日焼け止めを比較したのが次の表です。

紫外線吸収剤使用の日焼け止めは、紫外線を一旦吸収し、紫外線のエネルギーを熱などに変えて放出するため肌へのダメージが大きくなります。

一方、紫外線散乱剤使用の日焼け止めは、紫外線を肌の上で跳ね返すため、肌へのダメージが小さいと言われています。

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤（ノンケミカル）のどちらが良いかは、個人の好みにもよりますが、敏感肌の方には、肌への負担が小さい紫外線吸収剤不使用の日焼け止めがおすすめと言えるでしょう。

■紫外線吸収剤は肌に悪い？
紫外線吸収剤が肌に悪いというわけではありません。

紫外線吸収剤は合成化合物で、紫外線を一度吸収するため紫外線散乱剤に比べると肌への負担があり、肌の性質によっては肌トラブルが起こる可能性もあります。

とはいえ、日本で使用されている紫外線吸収剤についてはすべて安全性が確認されています。ですので、紫外線吸収剤使用の日焼け止めを試して、肌トラブルやアレルギーが起きなければ使い続けても大丈夫です。

紫外線吸収剤不使用（ノンケミカル／紫外線散乱剤）の日焼け止めを使うメリットは、次の3つです。

■肌に優しい
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めは、紫外線を反射・散乱させる方法で日焼け防止をするため、肌への負担が小さいのが大きなメリットです。

■天然の無機粉末で環境への負荷が小さい
近年、紫外線吸収剤は海洋生物やサンゴ礁に悪影響を及ぼす恐れがあると言われ、使用や販売を禁止する国や海水浴場が増えています。紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを使うことは、環境への負荷を小さくすることにもなるのです。

■紫外線防止時間が持続しやすい
紫外線吸収剤が一定の紫外線を吸収すると効果が低下するのに比べると、紫外線散乱剤は効果が持続します。ですが、皮脂や汗により流れてしまうこともあるので、汚れたり汗をかいたりしたら拭きとり塗り直しましょう。

紫外線吸収剤不使用（ノンケミカル）の日焼け止めを使うデメリットは、次の3つです。

■白浮きしやすく、肌にのびにくい
紫外線散乱剤は、紫外線吸収剤に比べると使用感が劣ります。紫外線散乱剤の成分は白色でサラサラした粉末なので、塗ったときに白浮きしやすく、肌に伸びにくいのです。ですが、使用感が改良されたクリームタイプの日焼け止めも登場しているので、気になる方はクリームタイプを選びましょう。

■SPF値を上げにくく紫外線防止効果が低い
SPF値を上げるために成分の量を多くすると、白浮きしやすい日焼け止めになります。そのため、紫外線散乱剤使用の日焼け止めは、SPF値が30くらいのものが主流です。とは言え、最近は、粉末をとてもこまかくするなど技術が向上しており、SPF値が50くらいまで上がっている商品もあります。

■成分の酸化亜鉛が金属アレルギーを起こすことがある
紫外線散乱剤に使用される酸化亜鉛は、金属アレルギー反応の原因になる可能性があります。そのため、金属アレルギーの方には、紫外線散乱剤使用の中でも酸化チタン配合の日焼け止めをおすすめします。

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めを選ぶポイントは、次の2つです。

■表示をチェックする
紫外線吸収剤不使用の日焼け止めには、次のいずれかが表示されています。

・紫外線吸収剤フリー（または、紫外線吸収剤不使用）
・ノンケミカル処方
・紫外線散乱剤

紫外線吸収剤と紫外線散乱剤が混ざった商品もあります。日焼け止めにはたくさんの種類がありますので、表示をしっかり確認してください。

■使用感をチェックする
紫外線散乱剤使用の日焼け止めは、白浮きしやすく、肌に伸びにくいです。ですが、商品によってはクリームタイプやジェルタイプもあり、使い心地はさまざまです。

ドラッグストアなどの店舗に行って実際にテスト商品で使用感を試して選ぶか、ネット通販で購入するならクリームタイプやジェルタイプのものが良さそうです。
■保湿成分をチェックする
敏感肌の方には、保湿成分が入っている日焼け止めをおすすめします。ヒアルロン酸やセラミドなどの一般的な保湿成分のほか、植物由来の保湿成分もあります。

保湿成分をチェックし自分の肌に合った日焼け止めを選びましょう。

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めのおすすめランキングを紹介します。形状や保湿成分のほか、機能や落とし方などを総合的にチェックし、独自に順位をつけました。自分に合った日焼け止めを選ぶ際の参考にしてください。

プチプラで人気のサンカットの紫外線吸収剤不使用（ノンケミカル）日焼け止め。
SPF50、化粧下地として使用でき、汗や水などに強いスーパーウォータープルーフを兼ね備えた高パフォーマンス商品です。
しかも、洗顔料やボディソープで落とせる手軽さもあります。
プールやキャンプなど、長時間にわたり紫外線を多く浴びる場面で使う方や手間をかけたくない方におすすめです。

【商品名】コーセーコスメポート サンカット プロディフェンス ノンケミカルUVミルク
【内容量】60ml
【税込価格】1,620円

プチプラでドラッグストアやネット通販でも手に入りやすい、ニベアシリーズの日焼け止め。
無香料、無着色、ノンアルコールで、肌への負担を極力小さくしているのが特徴です。ヒアルロン酸配合のミルクタイプで、肌の上での伸びはスムーズでべたつきもありません。
ウォータープルーフタイプではありませんが、他の日焼け止めに比べると割安なので惜しみなく使えます。

【商品名】NIVEA（ニベア）UV プロテクトウォーターミルク マイルド
【内容量】30ml
【税込価格】670円

敏感肌の方に人気のスキンケア、キュレルシリーズの日焼け止め。紫外線散乱剤使用でSPF値も50と高めです。
保湿機能によって肌に潤いを与え、乾燥やほこりなどの汚れからも肌を守ってくれます。スーッと伸びるローションタイプで、化粧下地にも使えるのが嬉しいポイントです。
普段使いからおでかけ用にまで幅広いシーンで活用できます。

【商品名】花王 キュレル（curel）潤浸保湿 UVローション
【内容量】60ml
【税込価格】1,760円

人気の日焼け止めシリーズ、アネッサの紫外線吸収剤不使用日焼け止めです。
成分の粉末をナノレベルに分解し、肌への負担軽減、全方向からの紫外線カットを実現。ジェルタイプで使い心地もなめらかです。
無添加、無香料、無着色と低刺激で、肌がデリケートな生後1ヶ月の赤ちゃんから大人まで幅広い年代で使用できます。SPF値35なので、普段のお買い物などの日常生活シーンにおすすめです。

【商品名】ANESSA（アネッサ）ミネラルUV マイルドジェル
【内容量】90g
【税込価格】2,508円

第一三共ヘルスケアの「トランシーノ」シリーズの日焼け止めです。
日焼け止め、乳液、化粧下地として使えることに加え、美白ケア、毛穴カバーもできる多機能な商品です。それでいて、紫外線吸収剤不使用で肌への負担が小さいので、美容を気にする敏感肌の方に特におすすめです。
他の日焼け止めに比べると割高ですが、紫外線を防御しながら美白ケアや毛穴カバーなどスキンケアもできるのはこちらの商品の大きな特徴と言えます。オールインワンで朝の準備の時短にもなりますよ。

【商品名】TRANSINO（トランシーノ）薬用UVプロテクター
【内容量】30ml
【税込価格】2,860円

紫外線吸収剤不使用の日焼け止めをご紹介しました。日焼け止めを使う場面や肌への影響がそれぞれ違うので、ランキングを参考に選んでみてください。

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