JR東日本が2012年から開催している駅弁キャンペーン「駅弁味の陣」は、2025年で14回目を迎えました。
2025年10月1日(水)から11月30日(日)まで実施された「駅弁味の陣2025」には、東日本各地から合計63品の駅弁がエントリーし、WEB投票を通じて12,776票もの投票が集まりました。
投票では、単なる人気投票ではなく、「味」「盛付」「掛け紙」といった項目別の評価も実施され、総合的な得点により各賞が決定しています。
その中で、最も総合評価が高かった駅弁に贈られる「駅弁大将軍」には、群馬県の株式会社荻野屋が手掛ける「信越線・荻野屋 140周年記念 峠の釜めし」が選ばれました。
続く「駅弁副将軍」には、山形県の株式会社 松川弁当店による「山形牛すきやき牛肉重」が選出されているほか、「味覚賞」「盛付賞」「掛け紙賞」「初陣賞」、各エリアごとの「エリア賞」や「JRE MALL賞」など、合計15品の駅弁が受賞しています。
さらに、2026年1月16日(金)から2月23日(月)までは、受賞駅弁を一堂に集めたアフターイベント「宴」を東京駅 駅弁屋 祭 グランスタ東京店などで開催予定です。
普段はなかなか出会えない各地の駅弁を、首都圏や各地域の催事で味わえるチャンスとなりますので、結果発表だけでなく、その後の楽しみ方にも注目が集まっています。
この記事では、多彩な受賞駅弁の特徴と、2026年に東京駅などで開催予定のアフターイベント「宴」の見どころを、結果一覧とともに分かりやすく紹介します。
更新日: 2025年12月17日
「駅弁味の陣2025」の受賞駅弁決定!
JR東日本の駅弁頂上決戦「駅弁味の陣2025」の受賞駅弁が決定しました。「駅弁味の陣2025」で駅弁大将軍に選ばれたのは「信越線・荻野屋 140周年記念 峠の釜めし」。そのほか、駅弁副将軍や味覚賞、JRE MALL賞など多彩な受賞駅弁の特徴と、2026年に東京駅などで開催予定のアフターイベント「宴」の見どころを、結果一覧とともに分かりやすく紹介します。
今年で14回目「駅弁味の陣2025」!
駅弁大将軍「信越線・荻野屋 140周年記念 峠の釜めし」
最高位となる「駅弁大将軍」に輝いたのは、群馬県の老舗・株式会社荻野屋による「信越線・荻野屋 140周年記念 峠の釜めし」です。
この駅弁は、信越線開業140周年と荻野屋創業140周年を記念して開発された特別仕様の「峠の釜めし」で、長年親しまれてきた伝統の味をベースにしながら、容器と具材に鉄道の要素を取り入れた点が特徴です。
具体的には、SL「D51 498」と新型のGVE機「GV-E197系」をテーマに、釜のデザインや盛り付けをあつらえており、鉄道ファンにとっても見逃せない内容となっています。
お客さまからは、「なんといっても昔ながらの伝統の味と、当時の駅弁売りの方々の思い出が甦る大好きなお弁当」といった声が寄せられており、味わいだけでなく、歴史や記憶に寄り添う駅弁として高い支持を集めました。
評価方法はWEB投票を基に、「味」「盛付」「掛け紙」の各項目を総合的に算出した総合評価となっており、その中で最も高いスコアを獲得した結果、「駅弁大将軍」として選出されています。
信越線ゆかりの地を旅するときはもちろん、アフターイベント「宴」でも登場が期待される駅弁ですので、伝統と鉄道のロマンが詰まった峠の釜めしを、この機会に味わってみてはいかがでしょうか。
この駅弁は、信越線開業140周年と荻野屋創業140周年を記念して開発された特別仕様の「峠の釜めし」で、長年親しまれてきた伝統の味をベースにしながら、容器と具材に鉄道の要素を取り入れた点が特徴です。
具体的には、SL「D51 498」と新型のGVE機「GV-E197系」をテーマに、釜のデザインや盛り付けをあつらえており、鉄道ファンにとっても見逃せない内容となっています。
お客さまからは、「なんといっても昔ながらの伝統の味と、当時の駅弁売りの方々の思い出が甦る大好きなお弁当」といった声が寄せられており、味わいだけでなく、歴史や記憶に寄り添う駅弁として高い支持を集めました。
評価方法はWEB投票を基に、「味」「盛付」「掛け紙」の各項目を総合的に算出した総合評価となっており、その中で最も高いスコアを獲得した結果、「駅弁大将軍」として選出されています。
信越線ゆかりの地を旅するときはもちろん、アフターイベント「宴」でも登場が期待される駅弁ですので、伝統と鉄道のロマンが詰まった峠の釜めしを、この機会に味わってみてはいかがでしょうか。
駅弁副将軍「山形牛すきやき牛肉重」の魅力
総合評価で2番目に高い駅弁に贈られる「駅弁副将軍」には、山形県の株式会社 松川弁当店が手掛ける「山形牛すきやき牛肉重」が選ばれました。
この駅弁は、強火でさっと焼き上げた山形牛を、甘辛い「たまり醤油」でじっくり煮込んだすきやき風の味付けが特徴です。
やわらかな牛肉と玉ねぎの旨味を、ふっくらと炊き上げた山形県産米「はえぬき」のご飯の上にたっぷりと盛り付けており、山形らしい素材の良さを存分に楽しめます。
お客さまの声としては、「お肉の柔らかさとジューシーさが口の中で広がって、新幹線の車窓から景色を眺めながらの味わいはもう一度トライしたくなります」といったコメントが紹介されています。
移動時間そのものを特別な食体験に変えてくれる駅弁として、多くの投票と高評価を集めました。
「駅弁味の陣2025」では、味や見た目だけでなく、旅のシーンに寄り添うようなストーリー性も評価の一部となっており、「山形牛すきやき牛肉重」は山形のブランド牛と地元米の組み合わせで、その魅力をしっかりと伝えています。
山形新幹線や東北エリアへの列車旅の際には、現地での購入はもちろん、アフターイベント「宴」での取り扱い情報にも注目すると、より出会いやすくなります。
この駅弁は、強火でさっと焼き上げた山形牛を、甘辛い「たまり醤油」でじっくり煮込んだすきやき風の味付けが特徴です。
やわらかな牛肉と玉ねぎの旨味を、ふっくらと炊き上げた山形県産米「はえぬき」のご飯の上にたっぷりと盛り付けており、山形らしい素材の良さを存分に楽しめます。
お客さまの声としては、「お肉の柔らかさとジューシーさが口の中で広がって、新幹線の車窓から景色を眺めながらの味わいはもう一度トライしたくなります」といったコメントが紹介されています。
移動時間そのものを特別な食体験に変えてくれる駅弁として、多くの投票と高評価を集めました。
「駅弁味の陣2025」では、味や見た目だけでなく、旅のシーンに寄り添うようなストーリー性も評価の一部となっており、「山形牛すきやき牛肉重」は山形のブランド牛と地元米の組み合わせで、その魅力をしっかりと伝えています。
山形新幹線や東北エリアへの列車旅の際には、現地での購入はもちろん、アフターイベント「宴」での取り扱い情報にも注目すると、より出会いやすくなります。
味覚賞・盛付賞・JRE MALL賞など多彩な受賞駅弁
参照:https://www.jreast.co.jp/ekiben-ajinojin/001/
味覚賞「たまご箱」
味覚賞「たまご箱」
参照:https://www.jreast.co.jp/ekiben-ajinojin/005/
盛付賞「三八弁当」
盛付賞「三八弁当」
参照:https://www.jreast.co.jp/ekiben-ajinojin/042/
掛け紙賞 「トンかつ弁当」
掛け紙賞 「トンかつ弁当」
参照:https://www.jreast.co.jp/ekiben-ajinojin/018/
初陣賞「牛肉どまん中 みそ味」
初陣賞「牛肉どまん中 みそ味」
出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s361/s361-6810263
JRE MALL賞「冷凍駅弁 深川めし」
「駅弁味の陣2025」では、駅弁大将軍や駅弁副将軍のほかにも、多角的な視点から駅弁の魅力を評価する各種賞が設けられています。
味そのものに焦点を当てた「味覚賞」には、青森県のつがる惣菜による「たまご箱」が選ばれました。
見た目の美しさを評価する「盛付賞」には、同じく青森県の有限会社 三咲羽やによる「三八弁当」が受賞し、盛り付けの工夫が高く評価されています。
掛け紙デザインに注目した「掛け紙賞」には、千葉県の株式会社リエイ(マンヨーケン)の「トンかつ弁当」が選出され、パッケージを含めて楽しめる駅弁として存在感を示しました。
新作駅弁の中で総合評価が最も高かった「初陣賞」には、山形県の有限会社 新杵屋による「牛肉どまん中 みそ味」が選ばれています。
さらに、北東北・南東北・甲信越・北関東・南関東といったエリアごとに、総合評価が最も高かった駅弁に贈られる「エリア賞」も設定されました。
・北東北エリア賞:青森県産黒毛和牛 牛めし(有限会社幸福の寿し本舗/青森県)
・南東北エリア賞:伯養軒の炙りえんがわずし(株式会社ウェルネス伯養軒/宮城県)
・甲信越エリア賞:昭和百年弁当(株式会社 丸政/山梨県)
・北関東エリア賞:水郡線90周年記念駅弁 いろ鶏どり(しまだフーズ有限会社/茨城県)
・南関東エリア賞:トマト香るピラフの洋食弁当(株式会社崎陽軒/神奈川県)
また、オンライン販売とも関わりの深い「JRE MALL賞」には、株式会社JR東日本クロスステーションが手掛ける「冷凍駅弁 深川めし」が選ばれました。
キャンペーン期間中に、【冷凍駅弁】駅弁屋 祭で販売された冷凍駅弁の中で、販売個数が最も多かった駅弁となっています。
味そのものに焦点を当てた「味覚賞」には、青森県のつがる惣菜による「たまご箱」が選ばれました。
見た目の美しさを評価する「盛付賞」には、同じく青森県の有限会社 三咲羽やによる「三八弁当」が受賞し、盛り付けの工夫が高く評価されています。
掛け紙デザインに注目した「掛け紙賞」には、千葉県の株式会社リエイ(マンヨーケン)の「トンかつ弁当」が選出され、パッケージを含めて楽しめる駅弁として存在感を示しました。
新作駅弁の中で総合評価が最も高かった「初陣賞」には、山形県の有限会社 新杵屋による「牛肉どまん中 みそ味」が選ばれています。
さらに、北東北・南東北・甲信越・北関東・南関東といったエリアごとに、総合評価が最も高かった駅弁に贈られる「エリア賞」も設定されました。
・北東北エリア賞:青森県産黒毛和牛 牛めし(有限会社幸福の寿し本舗/青森県)
・南東北エリア賞:伯養軒の炙りえんがわずし(株式会社ウェルネス伯養軒/宮城県)
・甲信越エリア賞:昭和百年弁当(株式会社 丸政/山梨県)
・北関東エリア賞:水郡線90周年記念駅弁 いろ鶏どり(しまだフーズ有限会社/茨城県)
・南関東エリア賞:トマト香るピラフの洋食弁当(株式会社崎陽軒/神奈川県)
また、オンライン販売とも関わりの深い「JRE MALL賞」には、株式会社JR東日本クロスステーションが手掛ける「冷凍駅弁 深川めし」が選ばれました。
キャンペーン期間中に、【冷凍駅弁】駅弁屋 祭で販売された冷凍駅弁の中で、販売個数が最も多かった駅弁となっています。
アフターイベント「宴」で受賞駅弁を味わう
「駅弁味の陣2025」受賞駅弁を一度に楽しめるリアルイベントとして、アフターイベント「宴」の開催が予定されています。
開催期間は、2026年1月16日(金)から2月23日(月)までです。
会場の中心となるのは、東京駅構内の「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」で、期間中は受賞駅弁を集めた特別コーナーが設けられます。
ここでは、駅弁大将軍「信越線・荻野屋 140周年記念 峠の釜めし」や駅弁副将軍「山形牛すきやき牛肉重」をはじめ、今回の受賞商品の一部が販売される予定です。
また、東京駅以外の各地域でも、受賞駅弁の一部を取り扱う催事が行われる予定となっており、普段は手に入れにくい地域限定の駅弁に出会える貴重な機会となります。
イベントのポイント:
・開催期間:2026年1月16日(金)~2月23日(月)
・主な会場:東京駅 駅弁屋 祭 グランスタ東京店
・内容:受賞駅弁の一部を集めた特別販売コーナー
・その他:各地域でも受賞駅弁を扱う催事を予定
なお、「宴」の会場や取り扱い商品の詳細は、公式WEBサイトで案内される予定です。
「宴」の公式WEBサイトは、宴の開始日である2026年1月16日(金)以降、準備が整い次第公開される予定ですので、来場前に最新情報をチェックすると、目当ての駅弁に出会える可能性が高まります。
開催期間は、2026年1月16日(金)から2月23日(月)までです。
会場の中心となるのは、東京駅構内の「駅弁屋 祭 グランスタ東京店」で、期間中は受賞駅弁を集めた特別コーナーが設けられます。
ここでは、駅弁大将軍「信越線・荻野屋 140周年記念 峠の釜めし」や駅弁副将軍「山形牛すきやき牛肉重」をはじめ、今回の受賞商品の一部が販売される予定です。
また、東京駅以外の各地域でも、受賞駅弁の一部を取り扱う催事が行われる予定となっており、普段は手に入れにくい地域限定の駅弁に出会える貴重な機会となります。
イベントのポイント:
・開催期間:2026年1月16日(金)~2月23日(月)
・主な会場:東京駅 駅弁屋 祭 グランスタ東京店
・内容:受賞駅弁の一部を集めた特別販売コーナー
・その他:各地域でも受賞駅弁を扱う催事を予定
なお、「宴」の会場や取り扱い商品の詳細は、公式WEBサイトで案内される予定です。
「宴」の公式WEBサイトは、宴の開始日である2026年1月16日(金)以降、準備が整い次第公開される予定ですので、来場前に最新情報をチェックすると、目当ての駅弁に出会える可能性が高まります。
※「宴」の公式WEB サイトは、宴の開始日である 2026 年1 月16 日(金)以降、準備でき次第公開されます。
「駅弁味の陣2025」で、東日本各地の駅弁文化を再発見しよう
「駅弁味の陣2025」は、東日本各地の駅弁文化を再発見し、旅の楽しみを広げるキャンペーンです。受賞駅弁の詳細やアフターイベント「宴」の最新情報は、公式WEBサイトで随時更新されますので、ぜひチェックしてみてください。伝統と革新が融合した駅弁の世界を、この機会に存分にお楽しみください。
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