【白神山地 観光アクティビティガイド】自然と文化を体感する旅へ [PR]

白神山地は、青森県と秋田県にまたがる広大なブナ林を中心としたエリアで、1993年に世界自然遺産に登録されました。
世界自然遺産登録地域は自然保護の観点から入山制限がありますが、同様の自然が広がる周辺地域では、トレッキングやカヤック、伝統文化体験など、五感を刺激する観光アクティビティが豊富です。
この記事では、そんな白神山地周辺地域ならではの体験をたっぷりご紹介します。

藤里町の「岳岱自然観察教育林」は、整備された歩道を歩きながら白神山地で脈々と受け継がれてきた木々の生存競争を感じられるほか、樹齢数百年のブナの巨木や苔むした岩など、大地の力強さが感じられるスポットです。
足元の腐葉土の柔らかさ、葉のざわめき、鳥のさえずり——すべてが五感を刺激します。

白神山地の西側には、日本海に面した美しい海岸線が広がっています。秋田県八峰町側の防波堤に囲まれた静かな入り江では初心者向けのカヤック体験もできます。特に夏場は、海と山の両方を楽しめる贅沢な旅が可能です。

白神山地の玄関口・西目屋村の津軽白神湖ではSUP（スタンドアップパドル）でゆったりのんびり水上散歩が楽しめます。
白神山地から流れるきれいな水の上から大自然を眺めたり、泳いだりと自由な楽しみ方が可能です。
バランスの良いSUPをご用意しており、はじめにガイドが漕ぎ方など注意点を指導いたしますので、初心者でも安心して体験できます。

津軽を代表する「岩木川」の支流である「暗門川」にかかる3つの大きな滝は、あわせて「暗門の滝」と称されています。地元では名勝地として知られ、古くから多くの探訪者が訪れる人気のスポットです。散策道の最後に待ち受ける滝の水しぶきが疲れた心身に染み渡ります。
※8月20日の大雨災害により2025年の通行は終了しました。
※「通行届」の提出が必須です（提出は協力金受付所まで）
※落石の恐れがあるため、ヘルメットの着用をお願いします（協力金受付所にて100円でレンタル可）

藩政時代から地域の人に大切に守られ、白神山地核心部同様の森林景観を保っている森です。歩道が整備されていて歩きやすくガイド付きのため安心してトレッキングが可能。森を散策することで、薬草や山菜の見分け方等の自然とともに生きる先人の知恵や、白神山地が世界自然遺産に登録された理由を垣間見ることができます。
※事前予約制となっており、ガイド付きトレッキングのみ入山可能です。

藤里町の「藤琴豊作踊り」は、五穀豊穣を願う伝統行事。
色鮮やかな衣装をまとった踊り手たちが、太鼓と笛の音に合わせて舞う姿が、視覚と聴覚を刺激する芸術的な踊りです。白神山地の麓に根付く地元の人の想いに触れられる伝統芸能です。

毎年8月1日に行われる「白瀑神社みこしの滝浴び」は、白神山地の自然と信仰が融合した祭り。
滝の中で神輿を担ぐ姿は、まさに自然と人の力の共演。観るだけでも心が震える体験です。

毎年2月の第3日曜日には「乳穂ヶ滝氷祭」が開催され、高さ約33mの滝の結氷の太さ、形状等によってその年の作物の豊凶が占われる「豊凶占い」や「柴灯護摩祈祷」「火渡り」が行われます。

白神山地は、ただの観光地ではありません。
自然と深くつながる体験ができる場所です。
都会の喧騒から離れ、五感を研ぎ澄ませる旅は、心と体をリセットしてくれます。
次の休日は、白神山地で「感じる」旅をしてみませんか？

※記載の情報は2025年9月30日現在の情報です。時期によって、記載の情報は変更の場合があります。
※記載の画像は、すべてイメージです。