JR東日本は、指定席券売機の利便性向上に向けて、2025年7月より新型機の導入および従来機の画面更新・機能拡充を順次実施します。
日ごろ指定席券売機を利用する機会が少ないお客さまにも配慮し、操作をシンプルでわかりやすく改善するとともに、新たな機能を搭載し、使いやすさを向上させます。新型機の導入にあわせて、従来機の画面も同様に見直され、さらに、輸送障害時にはきっぷの払いもどしが可能となるなど、機能の拡充も図られます。
2025年度は、首都圏を中心に約20駅、約160台の新型機を導入予定です。
更新日: 2025年07月14日
【新型機導入】指定席券売機が便利になります!従来機も画面更新・機能拡充により更に便利・快適に
JR東日本は、指定席券売機の利便性向上に向けて、2025年7月より新型機の導入および従来機の画面更新・機能拡充を順次実施します。日ごろ指定席券売機を利用する機会が少ないお客さまにも配慮し、操作をシンプルでわかりやすく改善するとともに、新たな機能を搭載し、使いやすさを向上させます。新型機の導入にあわせて、従来機の画面も同様に見直され、さらに、輸送障害時にはきっぷの払いもどしが可能となるなど、機能の拡充も図られます。2025年度は、首都圏を中心に約20駅、約160台の新型機を導入予定です。この記事では、指定席券売機の新型導入および既存機のアップデート内容についてご紹介します。
2025年7月から順次、指定席券売機が大幅リニューアル!
1.新型機の機能
2025年7月から順次導入される新型指定席券売機では、トップ画面が「きっぷを買う」「きっぷを変更する」などの目的別メニューに刷新され、より直感的で使いやすい操作性を実現しました。
また、モバイルSuicaで在来線に乗車した際の新幹線きっぷ購入や、Web予約したジャパン・レール・パスの発券にも対応するなど、新機能も充実。より便利で快適な利用が可能になります。
また、モバイルSuicaで在来線に乗車した際の新幹線きっぷ購入や、Web予約したジャパン・レール・パスの発券にも対応するなど、新機能も充実。より便利で快適な利用が可能になります。
① トップ画面を目的別メニューとし、シンプルでわかりやすく!
これまでの指定席券売機では、「指定席」「自由席」などのボタンが並ぶ従来型のメニュー画面により、どこを押していいか分かりづらかったため、新型機では事前のモニター調査でも好評だった「きっぷを買う」「きっぷを変更する」など、利用目的に応じたメニューを採用し、ボタンの構成や配置を見直すことで、一目でわかりやすい画面となります。(改札外に設置の券売機のみ)
②モバイルSuicaで在来線に乗った場合でも、指定席券売機で新幹線のきっぷ購入ができます!(新幹線乗換口設置の指定席券売機のみ)
これまで、在来線の駅からモバイルSuicaで乗車し、東京駅などの新幹線乗換駅で新幹線のきっぷを購入する場合、指定席券売機では対応しておらず、「みどりの窓口」へ並ぶ必要がありました。
しかし今後は、モバイルSuicaで在来線に入場した場合でも、新幹線乗換口に設置されている新型指定席券売機を利用することで、そのまま新幹線のきっぷをスムーズに購入できるようになります。
※新幹線乗換口の指定席券売機のみ搭載します。
※モバイル Suica のチャージ残額でのお支払いはできません。
しかし今後は、モバイルSuicaで在来線に入場した場合でも、新幹線乗換口に設置されている新型指定席券売機を利用することで、そのまま新幹線のきっぷをスムーズに購入できるようになります。
※新幹線乗換口の指定席券売機のみ搭載します。
※モバイル Suica のチャージ残額でのお支払いはできません。
※新幹線eチケットサービスをご利用いただく場合は、新幹線乗換口の指定席券売機にお立ち寄りいただく必要なく、シームレスにご利用いただけます。ぜひ便利な新幹線eチケットサービスのご利用をご検討ください。
③Web予約したジャパン・レール・パスを指定席券売機で発券可能に!(2026年春頃)
2026年春頃より、事前にWebサイト「JAPAN RAIL PASS Reservation」で予約したジャパン・レール・パスを、指定席券売機で発券できるようになります。
対象となるのは、パスポートリーダ付新型機で、成田空港駅・羽田空港駅・山手線内の一部主要駅・仙台駅など、訪日外国人観光客の利用が多い主要ターミナル駅に設置されます。
対象となるのは、パスポートリーダ付新型機で、成田空港駅・羽田空港駅・山手線内の一部主要駅・仙台駅など、訪日外国人観光客の利用が多い主要ターミナル駅に設置されます。
2.従来機の画面更新
現在稼働中の指定席券売機(従来機)についても、2025年10月1日より画面をリニューアルします。
新型機と同様に、「きっぷを買う」「きっぷを変更する」など、利用目的ごとに選択できるメニュー画面を採用し、ボタンの配置や構成も見直すことで、一目でわかりやすい画面となります。
対象となるのは、改札外に設置されている券売機のみ。
新型機と同様に、「きっぷを買う」「きっぷを変更する」など、利用目的ごとに選択できるメニュー画面を採用し、ボタンの配置や構成も見直すことで、一目でわかりやすい画面となります。
対象となるのは、改札外に設置されている券売機のみ。
3.払いもどし機能の拡充
2025年10月から、指定席券売機での払いもどし機能がさらに充実します。
事前に運休が決定した新幹線・特急列車の一部のきっぷが自分で払いもどせるようになるほか、2時間以上遅れた場合に払い戻しできるきっぷの種類や対象路線も拡大します。
事前に運休が決定した新幹線・特急列車の一部のきっぷが自分で払いもどせるようになるほか、2時間以上遅れた場合に払い戻しできるきっぷの種類や対象路線も拡大します。
(1)運休する新幹線・特急列車のきっぷを払いもどしできるようになります!
現在、台風などの理由で乗車予定の新幹線や特急列車が運休となった場合、指定席券売機ではきっぷの払いもどしができず、駅窓口での対応が必要でした。
しかし、今回の機能拡充により、2025年10月1日以降は、事前に運休が決まっている新幹線・特急列車について、指定席券売機を使ってお客さまご自身で払いもどしの手続きが行えるようになります。
対象となるのは、「指定席特急券」や「指定席券」などの一部券種です。
【注意】
・自由席特急券や座席未指定券、特定特急券等は対象外です。
・一部の条件においては、指定席券売機できっぷを払いもどすことができない場合があります。
しかし、今回の機能拡充により、2025年10月1日以降は、事前に運休が決まっている新幹線・特急列車について、指定席券売機を使ってお客さまご自身で払いもどしの手続きが行えるようになります。
対象となるのは、「指定席特急券」や「指定席券」などの一部券種です。
【注意】
・自由席特急券や座席未指定券、特定特急券等は対象外です。
・一部の条件においては、指定席券売機できっぷを払いもどすことができない場合があります。
⑵ 新幹線が2時間以上遅れた場合に払いもどしできるきっぷの種類が増えます!
現在、東北・北海道・山形・秋田・上越・北陸の各新幹線を対象に、列車が2時間以上遅れた場合に限り、指定席券売機で特急料金の払いもどしを取り扱っています。
しかし、2025年10月1日からは、対象となる新幹線や払いもどし可能なきっぷの種類がさらに拡大されます。
今回、東海道・山陽・九州・西九州新幹線なども新たに対象に加わるほか、自由席特急券や普通車指定席券に加え、グリーン特急券(グランクラスを含む)も払いもどしの対象となります。
なお、払いもどしの対象となるには、「遅払証」やきっぷへの「※出場」の印字が必要です。
しかし、2025年10月1日からは、対象となる新幹線や払いもどし可能なきっぷの種類がさらに拡大されます。
今回、東海道・山陽・九州・西九州新幹線なども新たに対象に加わるほか、自由席特急券や普通車指定席券に加え、グリーン特急券(グランクラスを含む)も払いもどしの対象となります。
なお、払いもどしの対象となるには、「遅払証」やきっぷへの「※出場」の印字が必要です。
対象列車・対象券種・取扱条件
※きっぷに表示された発着区間と異なる駅で乗車または降車された場合等は、指定席券売機で払いもどしができないことがございます。
その場合は、運休・遅延が発生した日の翌日から1年以内にJR各社のみどりの窓口やJR全線きっぷ売り場で払いもどしてください。
※指定席券売機は鉄道情報システム㈱の製品です。
その場合は、運休・遅延が発生した日の翌日から1年以内にJR各社のみどりの窓口やJR全線きっぷ売り場で払いもどしてください。
※指定席券売機は鉄道情報システム㈱の製品です。
きっぷ鉄注目のイベント「マルスできっぷ発券in弘前駅 第9弾」が2025年9・10・11月に開催!
出典:https://event.jreast.co.jp/activity/detail/a012/a012-027
JR東日本秋田支社 弘前統括センターが主催する人気体験イベント「マルスできっぷ発券 in 弘前駅」の第9弾が、2025年9月21日(日)、10月11日(土)、11月8日(土)に開催されます。
各回の定員はわずか3名と、非常に貴重な少人数制のイベントです。
イベントでは、駅係員が実際に使用している「マルス端末」をはじめ、POS端末や車掌が携行する「車掌POS端末」も自由に操作可能。レクチャーを受けた後は、ご自身の鉄道知識を活かして、思いのままにきっぷを発券する体験が楽しめます。
体験時間は約2時間30分、料金は税込30,000円。中学生以下の方は保護者の同伴が必要です。
集合場所は弘前駅・東西自由通路「りんごのオブジェ」前。午前の部(10:40集合)と午後の部(14:40集合)があり、各回ともにイベント開催日7日前の正午まで予約受付となっています。
駅業務の“中の世界”に触れられるこの貴重な機会を、ぜひお見逃しなく!
各回の定員はわずか3名と、非常に貴重な少人数制のイベントです。
イベントでは、駅係員が実際に使用している「マルス端末」をはじめ、POS端末や車掌が携行する「車掌POS端末」も自由に操作可能。レクチャーを受けた後は、ご自身の鉄道知識を活かして、思いのままにきっぷを発券する体験が楽しめます。
体験時間は約2時間30分、料金は税込30,000円。中学生以下の方は保護者の同伴が必要です。
集合場所は弘前駅・東西自由通路「りんごのオブジェ」前。午前の部(10:40集合)と午後の部(14:40集合)があり、各回ともにイベント開催日7日前の正午まで予約受付となっています。
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出典:https://event.jreast.co.jp/
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