提供:燕三条ローカルイノベーション推進コンソーシアム

燕三条二地域居住 越境共創プログラム「TWIN GATE」開始 [PR]

二地域居住を促進することを目的として、JR東日本新潟支社、三条市(新潟県)、一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクト、ミテモ株式会社は共同連帯し国交省 二地域居住先導的プロジェクト実装事業に取り組んでいます。
燕三条地域で新しいビジネスに取組み、長期的には二地域居住、移住していただくきっかけとして、この度越境共創プログラム「TWIN GATE」を実施します。

ぶつかることを恐れないまちで、生まれる本気の共創。

今、新潟県燕三条エリアが面白い。​

ものづくり産業の聖地である燕三条エリアには、今なお“野武士”のような職人たちが自らの手仕事に誇りを持ち、事業を営んでいます。日本で一番“社長が多いまち”とも呼ばれる燕三条エリアでは、移住者等分野を越えて活躍する人材の強みが活かされ、多くの事業が生まれています。​

2025年10月からスタートする「TWIN GATE」は、そんな燕三条の地で、都市と地域の共創から、これからの事業を生み出すプログラムです。​

首都圏のビジネスパーソンが燕三条地域を半年間行き来し、燕三条地域にて設定したテーマの中で、地域の事業者・自治体職員などの「地域内のプレイヤー」と共創して、事業化・プロトタイプ化に挑戦いただきます。

ものづくり文化と起業の風が吹く、“ちょうどいい”まち・燕三条

三条市内各種写真
提供:三条市
東京駅から新幹線で約2時間。新潟県のほぼ中央に位置する三条市は、JR弥彦線・信越本線・上越新幹線が交差する交通の要衝にあり、首都圏との二拠点生活に適した立地です。

古くから“ものづくりのまち”として知られ、金属加工や打刃物といった地場産業は世界水準の高いクオリティを誇ります。一方で、空き家活用やシェアスペース、スタートアップ支援など、新たなビジネスや暮らしを後押しする動きも盛んです。市街地から車を30分も走らせれば、雄大な棚田や白鳥が飛来する一級河川、1,000m級の山々といった豊かな自然が広がり、アウトドアや里山暮らしも楽しめます。日本海までも車で1時間圏内。自然と都市機能のバランスが心地よく、“ちょうどいい地方”として注目を集めています。

近年では、一ノ木戸商店街や本寺小路(ほんじこうじ)などに移住者や若手起業家が続々と集まり、空き店舗を活用したまちづくりが進行中。行政・民間・地域住民が連携し、顔の見える関係性の中で挑戦の連鎖が起こっています。新しい働き方や暮らし方を模索する人々にとって、未来の拠点となるポテンシャルに満ちたエリアです。

越境共創プログラム「TWIN GATE」全体スケジュール

スケジュール
プログラム開始に向けて「①キックオフイベント」及び「②現地紹介ツアー」を開催しました。10月から年度末にかけては全6回の③プログラムを実施します。

①キックオフイベントについて(開催済)

「越境共創プログラム『TWIN GATE』キックオフイベント~首都圏企業・人材×燕三条~
2025年8月4日(月)に燕三条地域で抱える課題や挑戦いただきたいテーマについてお知らせし、首都圏で働く企業・個人の皆さまとの出会いの場を創出しプログラムへのイメージを固めていただくことを目的に、キックオフイベントを開催しました。燕三条地域について各テーマオーナーから説明を行い、参加者の皆さまから活発にご意見やご質問をいただきました。

■イベント名
「越境共創プログラム『TWIN GATE』キックオフイベント~首都圏企業・人材×燕三条~」
■開催日時
2025年8月4日(月)18:00~20:00(イベント)20:00~21:00(交流会)
■開催会場
LiSH(高輪ゲートウェイ駅直結)
■参加人数:44名(現地参加)
■質問例:「地域の食や観光場所、祭りなどもっと知りたい」「プログラムのゴールはどこまでか」「地域の関わりはどこまで得られるのか」等
当日アーカイブ

②現地紹介ツアーについて(開催済)

現地紹介ツアーの様子
燕三条を体感する2日間。地域のリアルに触れ、共創の一歩を踏み出そう!
首都圏と燕三条地域をつなぐ「越境共創プログラム」。

その第一歩となる現地紹介ツアーを、9月18日~19日に開催しました。この2日間では、実際に地域に足を運び、各テーマの現場を訪問。地域のキープレイヤー(テーマオーナー)との対話を通じて、地域の価値や課題のリアルな背景、可能性の“芽”を探りました。

■開催概要
日時:2025年9月18日(木)11:00集合~9月19日(金)16:00解散  
集合・解散場所:燕三条駅(新潟県)
■参加人数:1日目14名、2日目16名
「越境共創プログラム」
当日スケジュール
テーマオーナー紹介記事はこちら

③プログラムについて(参加者募集終了)

■開催場所
三条市内各所、その他必要に応じて他地域の関係施設

■開催期間・回数
2025年10月~2026年2月・全6回(報告会含)

計6回のプログラムを実施し、地域と首都圏企業・人材の事業共創を行い、地域において事業を創っていきます。6回目の最終発表では、テーマオーナー及び地域ステークホルダー、投資家などの前で検討事業を提案していただき、来年度以降の継続的な事業を目指します。
プログラムスケジュール
プログラムスケジュール
※各回運営側で設定したプログラムを実施します。前後いずれか1日で、テーマごとに個別ワーク(フィールドワーク等)を任意で実施していただきます。
※現地紹介ツアー及びプログラムの参加費は無料です。交通費、宿泊費については別途ご負担いただきます。

②③における参加者補助制度

「②現地紹介ツアー」及び「③プログラム」参加者への移動費及び宿泊費補助を実施します。

■交通費補助
現地紹介ツアー・プログラムの参加にあたり、JR東日本管内の新幹線を利用して燕三条駅までの移動にかかった費用の一部をJRE POINTで付与します。
※えきねっとに会員登録のうえ、事前に「えきねっと」マイページからJRE POINT会員番号の連携が必要です。
※上越新幹線東京・上野・大宮駅のいずれかの駅から燕三条駅までの利用に対し、その利用金額の半額が付与対象となります。JRE POINT会員番号と連携したえきねっとIDで上越新幹線の新幹線eチケットを予約することが条件となります。
※交通費補助として付与されるポイントは通常ポイントとなり、現地紹介ツアーの参加に対しては10月下旬ごろに付与、プログラムの参加に対しては2026年3月下旬頃にまとめて付与を予定しております。
※その他詳細は参加者へ、別途ご案内いたします。

■宿泊費補助
現地紹介ツアーやプログラムの参加にあたり、運営側が用意した宿泊施設をご利用の場合は宿泊費の一部補助を実施します。
【内容】
・補助額:補助率50%以上(実質負担額2,000~5,000円程度)
・宿泊費補助対象施設一例
※ツアーへのご参加が決まった方へ、運営から宿泊先手配に関する確認のご連絡をします。運営が用意した宿泊施設をご希望の場合、予約手配は運営側で行うため不要です。
※補助の対象は、運営側が手配した宿泊施設のみです。ご自身で別の宿泊施設を予約される場合は補助適用外となりますのでご注意ください。

燕三条移住者インタビュー:熊谷 浩太(くまがい こうた)さん

熊谷 浩太さん
提供:一般社団法人燕三条空き家活用プロジェクト
■経歴概要
1986年東京都八王子市生まれ。法政大学大学院で建築を学び、東日本旅客鉄道株式会社にて品川大規模再開発などを担当。その後、不動産デベロッパーやベンチャー企業で地方のまちづくりや空き家対策に取組む。2022年に三条市へ移住し、空き家活用の専門人材「特命空き家仕事人」として活動。2025年より個人事業主として独立し、多方面で活躍中。
■挑戦が歓迎される“顔の見えるまち”
三条市を含む燕三条地域は、鍛冶や金属加工などの技術が日常生活に溶け込んだ“ものづくりのまち”です。この土地には、職人の誇りだけでなく、人の温かさと地域の活力が息づいています。

地域行事に参加したり、ラジオ番組に出演したりする中で、“一人ひとりの顔が見える関係”が当たり前にあることも、日々肌で感じています。職人さんや行政職員、市民団体の皆さん、移住者仲間。多様な立場の人たちと自然に出会い、つながれることこそ、この地域の何よりの魅力だと思います。

行政と民間が手を取り合い、新しい挑戦を歓迎する風土も根づいています。私は、地元の建築会社やソーシャルデザイン会社とともに、「一般社団法人 燕三条空き家活用プロジェクト」を設立。空き家に関する相談窓口や空き家バンクの整備、セミナーやイベントの企画・運営、複合交流拠点「三-Me.(ミー)」の活用などに取り組んできました。

これまで活動を続けてこられたのは、行政の熱意、地元企業の知恵、そして移住者を含む多世代プレイヤーの支えがあったからこそ。おかげで年間30件ほどだった空き家相談は、今では700件を超えるまでに増えました。空き家を一棟まるごとリノベーションしたり、農家民宿を立ち上げたりと、地域とともに創る新しいビジネスが少しずつ形になっています。

地域の施設紹介①JRE Local Hub 燕三条

JRE Local Hub 燕三条
■地域をつなぐ、世代をつなぐ、地方創生型ワークプレイス
地域の製造業と県内外のものづくり依頼企業との出会いをサポートする、ビジネスマッチング拠点です。100社以上の地元企業が会員として参画しています。

ものづくりについて「こうばの窓口」に相談するだけで、最適な企業とつながることができます。シェアオフィスの運営や人材育成、地域情報の発信なども手掛け、ものづくり産業を次世代へとつないでいます。

地域の施設紹介②三-Me.(ミー)

三-Me.(ミー)
提供:三-Me.(ミー)
■住む・働く・つながるを試せる交流拠点
2023年に誕生した、シェアテナント・ゲストハウス・シェアハウスが一体となった複合交流施設です。さまざまな人や情報が集まる地域のハブとして、移住希望者と地元住民が自然につながる場になっています。

住まい・仕事・コミュニティを実際に体験できる“試住”にぴったり。自分らしさ(Me)を大切にしながら、新しい暮らしを始めるきっかけが見つかります。空き家活用の先進事例としても注目され、2023年度グッドデザイン賞を受賞しました。

地域の施設紹介③TREE(ツリー)

TREE
提供:三条市
■地域と若者が育ち合う商店街の共創拠点
古民家をリノベーションして生まれた多世代交流施設。1階には、オリジナルバーガーが楽しめるカフェ&レストラン、2階には起業やまちづくりに挑戦する人のための会員制スペースが広がります。

商店街と連携した商品開発や被災地での支援活動など、地域の枠を超えた取組みも展開。吉本興業の地方CMコンテスト「JIMOT CM REPUBLIC 2020年度」全国グランプリ、「令和5年度 地域づくり表彰」国土交通大臣賞を受賞しています。

地域の施設紹介④SAKUNOYA(サクノヤ)

SAKUNOYA(サクノヤ)
提供:三条市
■町屋を活用したアトリエ付きの滞在施設
築80年以上の町家をリノベーションした、1日1組限定の宿泊施設です。かつて文房具店だった空間は、三条の鍛治技術を伝える工具ギャラリーに姿を変え、アトリエとしての作業台や貸出工具も完備。

「SAKUNOYA」の「SAKU」には、創“作”と散“策”の意味が込められており、ものづくりのまちを存分に味わってもらいたいという願いをかたちにした特別な一棟宿です。

地域の施設紹介⑤燕三条ローカルステイKYU(キュウ)

 燕三条ローカルステイKYU(キュウ)
提供:サンクチュアリ株式会社
■暮らしを試す、移住体験型の宿泊施設
民家を改修して2024年にオープン。施設名は、“究”極のものづくりや三条の魅力を探“求”して欲しいという想いから命名されました。宿泊は最大9名までOK。三条鍛冶道場、三条⼋幡宮、JR北三条駅が徒歩圏内にある好立地。自炊もできるため、家族で暮らすように泊まることもできます。生活を具体的にイメージしたい移住検討者におすすめの宿泊施設です。

地域のイベント紹介①燕三条 工場(こうば)の祭典

工場の祭典
提供:工場の祭典 実行委員会
燕三条エリア全体を舞台に、毎年秋に開催される一大イベントです。普段は入ることのできない工場(こうば)や工房が一般公開され、職人たちの技を間近で見ることができます。

実演見学やワークショップ、職人体験など、子どもから大人まで楽しめるプログラムが目白押し。“ものづくりのまち”を五感で味わい、地域とグッと距離が近づく貴重なチャンスです。2025年は10月2日(木)〜5日(日)に開催されます。

地域のイベント紹介②三条凧合戦(さんじょういかがっせん)

三条凧合戦(さんじょういかがっせん)
提供:三条市

地域のイベント紹介③三条マルシェ

300年以上の歴史を誇る「三条凧合戦」。毎年6月、信濃川の河川敷を舞台に開催されています。

最大2メートル四方の大凧を操り、相手の凧糸を切る“喧嘩凧”は迫力満点。互いの職人技と意地が空でぶつかり合う姿に、観客からは歓声が上がります。屋台やステージイベントも充実し、世代を超えて地域が一体となる、熱い初夏の風物詩です。
三条マルシェ
提供:三条市
一ノ木戸商店街を会場に開催される市民参加型のにぎわいイベントです。ハンドメイド雑貨や地元グルメなど50店舗以上が並び、まちに活気が溢れます。

子ども向けの職業体験やワークショップ、バンド演奏、ステージパフォーマンスなど、体験型企画も盛りだくさん。多世代が集い、三条の暮らしや人のあたたかさを肌で感じられる場として、移住者にも好評です。

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JREメディア レシピ編集部