更新日: 2024年02月04日

【静岡・久能山東照宮】徳川家康を祀る全国東照宮の元祖。その魅力に迫ります!

静岡市にある国宝・久能山東照宮は、徳川家康が自身の遺言に基づき埋葬された場所で、2代将軍徳川秀忠により創建された神社です。本殿、石の間、拝殿の3つからなる社殿は国宝に指定されていて、毎年多くの観光客が訪れます。また、併設の博物館では、徳川家ゆかりの品々が展示されています。この記事では、国宝・久能山東照宮の魅力とアクセス方法・参拝料をご紹介します。静岡市に訪れる際には、国宝・久能山東照宮に足を運んでみてはいかがでしょうか。

【国宝・久能山東照宮】徳川家康が眠る絢爛豪華な社殿

静岡県静岡市にある「国宝・久能山東照宮」は、天下人徳川家康の「遺骸は久能山に埋葬すること」との遺言に基づき、元和3年(1617年)に創建されました。当時の最高の建築技術が結集した権現造の様式で日光東照宮をはじめとする全国の東照宮の原型になっています。
出典:https://www.toshogu.or.jp/about/shinto_shrine.php
総漆塗り極彩色の社殿は国宝に指定されています。
「国宝・久能山東照宮」には、全国から多くの人が、家康の人生の終焉に思いを馳せて訪れています。
【拝観料】
社殿  :大人500円 小人200円
博物館 :大人400円 小人150円
共通  :大人800円 小人300円
※大人は高校生以上、小人は小学生・中学生
【拝観時間】
9:00~17:00(最終受付16:50)
「久能山東照宮」公式HP

家康が眠る“神廟”

久能山東照宮神廟
久能山東照宮境内の最奥には、家康の墓所「神廟」があります。この神廟は西向きに建てられていて、豊臣氏のあった大阪ににらみをきかせるためだったといわれています。豪華な社殿とは対照的に荘厳で神秘的な空間の中に鎮座しています。久能山東照宮に来たら外せないスポットです。

【久能山東照宮博物館】家康の日常品や武器・武具2,000点を収蔵

「久能山東照宮」に併設している「久能山東照宮博物館」には、家康の日常品(手沢品)や、徳川歴代将軍の武器・武具など、2,000点を超える文化財を収蔵しています。
久能山東照宮が代々受け継いできた宝物には、家康はもちろん、徳川歴代将軍にまつわる名品も展示されています。
大河ドラマで注目を集めた「金陀美具足」や家康が関ケ原の戦いで着用した「歯朶具足」をはじめ、徳川家全将軍の甲冑を所蔵している唯一の博物館です。

【入館料】
博物館 :大人400円 小人150円
※大人は高校生以上、小人は小学生・中学生
【休館日】無休
【入館時間】9:00~17:00(最終入館時間16:45)

国宝・久能山東照宮へのアクセスは徒歩とロープウェイの2通りあります

久能山東照宮へのご参拝アクセス 出典:https://www.toshogu.or.jp/worship/precincts.php
久能山東照宮へのアクセスは、山のふもとから徒歩で登るルートと、車・バスを使い「日本平」からロープウェイに乗り換える方法の2通りがあります。

徒歩の場合は、久能山の山下から1,159段の表参道を登る必要がありますが、石段から振り返ってみる駿河湾の景色は疲れを吹き飛ばすほどの絶景です。足に自信のある方はぜひ登ってみてください。

◇日本平まで自動車で行く場合

出典:https://www.toshogu.or.jp/access/
「国宝・久能山東照宮」へ自動車で訪れる場合は、日本平久能山スマートインターを降りて、約20分ほどで日本平に到着します。日本平山頂には、無料駐車場が200台分ありますので、ご利用ください。

◇日本平までバスで行く場合

出典:https://www.toshogu.or.jp/access/
「国宝・久能山東照宮」へバスで訪れる場合は、JR静岡駅からしずてつジャストライン日本平線にてバスに乗車し、終点の「日本平ロープウェイ」で下車することで到着します。
久能山東照宮のWebサイトはこちら

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