＼12月21日発売／甲府エリア開業120周年記念入場券を発売します！！

2024年12月21日に、日野春駅・小淵沢駅が開業120周年を迎えます。
2023年6月より行われてきた甲府エリア開業120周年記念イベントのフィナーレとして、塩山、山梨市、石和温泉、甲府、竜王、韮崎、日野春、小淵沢駅 8駅の記念入場券を発売します。

今回の記念入場券は、JR東日本では珍しい硬券の入場券となっております。大人用は、1903年に開業した初鹿野（現・甲斐大和）～韮崎間、1904年に開業した韮崎～富士見間のうち、甲府エリア8駅にゆかりのある車両をモチーフにしたデザインのD型硬券(30.0㎜×88.0㎜)、一方、小児用はかつて多くの駅できっぷとして使用されたサイズのB型硬券(25.0㎜×57.5㎜)となっており、各駅2種類の硬券デザインをお楽しみいただけます。

硬券とは、硬い厚紙から作られているきっぷのことを指します。明治時代より使用されており、かつては主にいわゆる「常備券」として各駅で発売されていました。きっぷ売り場の係員が硬券に日付を入れ、乗客は改札の係員にきっぷを渡すと鋏を入れてもらうという光景を見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか？

硬券には4種類のサイズがあり、それぞれの用途に応じて、数多くの硬券の乗車券・特急券・寝台券・入場券が発売されたようです。しかし、時代の流れとともに「軟券」と呼ばれる薄いきっぷや、現在多くの駅の券売機やみどりの窓口で使用される「磁気券」に置き換わり、次第に一部の私鉄を除くと硬券は記念きっぷとして発売されるようになりました。

今回の記念入場券では大人用はD型硬券、小児用はB型硬券と呼ばれるサイズになっています。大人用のD型硬券では、120年の歴史の中で中央本線を彩った車両を各駅にデザインしました。なお入場券に使用されている写真は甲府統括センターの社員より募集した写真となっています。小児用はかつて様々な用途で使用されたB型硬券となっており、どこか懐かしさを感じられるのではないでしょうか。
また、記念入場券の台紙には過去の駅舎の写真を使用したほか、甲府駅にあった広大な甲府機関区の構内図をデザインしており、120年の歴史の感じられるものとなっています！
クリアファイルも中央本線と甲府エリアの雰囲気を感じられるデザインとなっております。

【各駅の使用車両】
・塩山駅：E353系
現在の特急あずさ・かいじに使用されている車両
・山梨市駅：115系
2015年まで中央線の普通列車で使用された車両
・石和温泉駅：E351系
2018年まで特急あずさで使用されていた車両
・甲府駅：189系
2018年まで特急あずさ、かいじや臨時列車などで使用されていた車両
・竜王駅：E257系
2018年まで特急あずさ、かいじで使用され現在は臨時列車で使用されている車両
・韮崎駅：185系
かつて特急はまかいじや臨時列車で使用された車両
・日野春駅：211系
現在中央線の普通列車で使用されている車両
・小淵沢駅：189系
2018年まで特急あずさ、かいじや臨時列車などで使用されていた車両の昔の塗装

【発売日時】
2024年12月21日（土）10：00～18：00
※在庫が無くなり次第発売を終了します。
※22日以降は甲府駅みどりの窓口の営業時間内（8:00～19:00）で発売します。

【発売箇所】
甲府駅北口ペデストリアンデッキ内 臨時発売所
※在庫が無くなり次第発売を終了します。
※22日以降は甲府駅みどりの窓口の営業時間内（8:00～19:00）で発売します。

【商品内容】
入場券：大人（Ｄ型硬券1枚）・小児（Ｂ型硬券1枚）各8駅分　
記念台紙、クリアファイル1枚

【発売価格】
1セット 2,000円（税込）
※お支払いは現金のみです。

【発売枚数】
1,000 セット（お一人さま5セットまで）
※券番は順不同で発売します。（指定不可）

【有効期間】
2025年3月31日まで、各券片1回限り有効

【注意事項】
・前日からお並びいただくのはご遠慮ください。
・窓口の混雑状況や列車の運行状況等により発売を一時中断する場合があります。
・郵送での受付、発売は行いません。

地域の皆さまや日頃からJR東日本をご利用いただいているお客さまへ感謝の気持ちを込めたフィナーレイベントとなります。
この機会に是非甲府にお越しいただき、120年の歴史に思いを馳せてみませんか。

※2024年12月現在の情報です。発売内容は予告なく変更となる場合があります。
※写真、イラスト等はすべてイメージです。