鉄道の新型車両は、各鉄道会社が新しく導入する車両のことを言い、老朽化した車両の置き換えが主な理由です。他にもお客さまの利便性向上、環境への配慮、効率的な運行や技術革新など設計や機能面において従来の車両とは異なる新しいタイプの鉄道車両です。
更新日: 2025年03月04日
【鉄道新型車両】鉄道各社の新型車両をご紹介!新しい車両に乗りにいこう。【2025年最新】
日本全国の鉄道会社では、鉄道新型車両を導入し、安全性や安定性の向上に取り組むため、老朽化した車両と置き換えを行っています。鉄道車両の寿命は、自動車に比べると比較的長く、20年~50年程度使用されることもあります。そのため新型車両に乗れる機会はあまり多くありません。この記事ではJR各社が近年導入した鉄道新型車両についてご紹介しています。ぜひ新型車両に乗りに出かけてみませんか。
鉄道新型車両とは?

▲山形新幹線 E8系の車内イメージ
JR東日本の鉄道新型車両
JR東日本の鉄道新型車両をご紹介します。
・E10系
・E8系
・E131系 仙石線
・HB-E220系
・E233系中央線グリーン車
・E10系
・E8系
・E131系 仙石線
・HB-E220系
・E233系中央線グリーン車
E10系

▲次期東北新幹線車両(E10系)イメージ(引用元:https://www.jreast.co.jp/press/2024/20250304_ho03.pdf)
E10系は、E2系およびE5系新幹線車両の後継となる次期東北新幹線車両です。E10系は、2027年秋以降に落成し走行試験等を行った後、2030年度の営業運転開始を目指しています。次期東北新幹線車両では「TRAIN DESK」を発展させたサービスの導入等、より快適な移動空間の提供を目指し、車内空間や座席サービスのデザインを検討しています。途中駅での荷物の積み下ろし等「はこビュン」サービスの柔軟性を高める為に、5号車に荷物輸送用ドアを設置し、よりスムーズな積み下ろしを可能とします。
次期東北新幹線車両の概要
(1) 車両形式
E10系新幹線電車
(2) 最高営業運転速度
320km/h
(3) 編成両数
10両
次期東北新幹線車両の概要
(1) 車両形式
E10系新幹線電車
(2) 最高営業運転速度
320km/h
(3) 編成両数
10両

「▲TRAIN DESK」を発展させたサービスイメージ(引用元:https://www.jreast.co.jp/press/2024/20250304_ho03.pdf)
「TRAIN DESK」の新たなサービスイメージは、「TRAIN DESK」 の目指す「移動時間の有効活用」という価値をさらに高めるために、シート配列を2列+2列とし、現在の「TRAIN DESK」と比べ隣席とのスペースにゆとりを創出します。

▲次期東北新幹線車両の特徴イメージ(引用元:https://www.jreast.co.jp/press/2024/20250304_ho03.pdf)
エクステリアデザインは、東北地方の山々を想起させる緑色を基調に、次期東北新幹線車両がつなぐ沿線各地の山々等の自然から得たインスピレーションをイメージしたカラーリングとなっています。
上部の明るい緑色は 「Tsugaru green(津軽グリーン)」、下部の濃い緑色は 「Evening elm(イブニングエルム)」としています。車体横のラインによりこれまでの新幹線のイメージを継承しながらも、日本らしさを表現するモチーフとして「桜の花弁」の形状を模した曲線を車両間でつなげ、新幹線車両のデザインに新たなイメージを吹き込まれています。
なおデザイナーには、JR東日本の車両として初めての海外デザインファームとなる tangerine 社が採用されています。
上部の明るい緑色は 「Tsugaru green(津軽グリーン)」、下部の濃い緑色は 「Evening elm(イブニングエルム)」としています。車体横のラインによりこれまでの新幹線のイメージを継承しながらも、日本らしさを表現するモチーフとして「桜の花弁」の形状を模した曲線を車両間でつなげ、新幹線車両のデザインに新たなイメージを吹き込まれています。
なおデザイナーには、JR東日本の車両として初めての海外デザインファームとなる tangerine 社が採用されています。
E8系

▲山形新幹線 E8系
E8系は、JR東日本が2024年3月のダイヤ改正から山形新幹線に導入した鉄道新型車両です。400系、E3系に続く3代目の車両となり、運行区間は東京~新庄間で、営業最高速度は300km/hです。E3系の275km/hと比べると25km/hのアップし、速達性を向上しています。
さらにE8系では先頭車を秋田新幹線のE6系の13mから4mほど短くし、座席定員を確保し、全席にコンセントを設置するなど多くのお客さまに快適な車内空間を提供しています。
さらにE8系では先頭車を秋田新幹線のE6系の13mから4mほど短くし、座席定員を確保し、全席にコンセントを設置するなど多くのお客さまに快適な車内空間を提供しています。
E131系 仙石線

▲仙石線E131系イメージ(引用元:https://www.jreast.co.jp/press/2024/sendai/20241223_s01.pdf)
JR東日本は2024年12月24日に、仙石線に鉄道新型車両「E131系」を導入すると発表しました。導入時期は2025年度冬頃で、56両を新造予定です。
車両の前面デザインは、仙石線で現在運行されている205系の色彩を踏襲し、E131系特有のドット柄となっています。インテリアデザインは、仙石線沿いの海の景色をイメージした室内となっており、ラインカラーのスカイブルーをモケットの背に使用したロングシートを採用し、仙石線に馴染みのあるインテリアカラーとなっています。
【投入予定線区】
仙石線:あおば通~石巻間
車両の前面デザインは、仙石線で現在運行されている205系の色彩を踏襲し、E131系特有のドット柄となっています。インテリアデザインは、仙石線沿いの海の景色をイメージした室内となっており、ラインカラーのスカイブルーをモケットの背に使用したロングシートを採用し、仙石線に馴染みのあるインテリアカラーとなっています。
【投入予定線区】
仙石線:あおば通~石巻間
HB-E220系

JR東日本は2024年11月21日に、高崎・盛岡エリアに鉄道新型車両「HB-E220系」を導入すると発表しました。導入時期は2025年度下期で、32両を新造予定です。
ディーゼルエンジン発電機と蓄電池という2種類の動力源を単独または組み合わせて動力を発生させるディーゼルハイブリッドシステムを搭載し、環境への負荷を低減できる車両となる予定です。
【投入予定線区】
八高線:高麗川~高崎間
東北本線:花巻~盛岡間
釜石線:花巻~釜石間
ディーゼルエンジン発電機と蓄電池という2種類の動力源を単独または組み合わせて動力を発生させるディーゼルハイブリッドシステムを搭載し、環境への負荷を低減できる車両となる予定です。
【投入予定線区】
八高線:高麗川~高崎間
東北本線:花巻~盛岡間
釜石線:花巻~釜石間
E233系中央線グリーン車

▲中央線で営業運転を開始したE233系グリーン車
JR東日本は2024年10月13日より、中央線で運行されているE233系の中間に新製したグリーン車2両を連結した12両編成の運行を順次開始しました。両開きが特徴的で、他の2階建てグリーン車で一般的な片開き扉と比べるとスムーズな乗降が可能です。さらに全席に電源コンセントを設置されており、パソコンや携帯電話・スマホなど充電することができます。
2025年春のサービス開始までは、「グリーン車お試し期間」としてグリーン料金不要で快適な乗り心地を体験することができます。
2025年春のサービス開始までは、「グリーン車お試し期間」としてグリーン料金不要で快適な乗り心地を体験することができます。
E235系1000番代

▲E235系1000番代
E235系1000番代は主に横須賀・総武快速線などで運用されているE217系を置き換える目的で導入した鉄道新型車両で、2020年12月21日より順次運行を開始しています。山手線のE235系とは少し仕様が異なり、グリーン車が組み込まれており、ホームドアの無い区間を走行するため車体帯がJR東日本では一般的な横のタイプが採用されています。
JR北海道の鉄道新型車両
JR北海道の鉄道新型車両をご紹介します。
・737系
・737系
737系

737系は、室蘭線キハ143形を置き換える目的でJR北海道が投入した鉄道新型車両です。
JR北海道では初のワンマン運転に対応した電車で、電車化により走行性能が向上することから、所要時間も短縮されました。座席はロングシートで、車いすスペースや車いす対応トイレ、低床化などバリアフリーにも配慮した車両となっています。
JR北海道では初のワンマン運転に対応した電車で、電車化により走行性能が向上することから、所要時間も短縮されました。座席はロングシートで、車いすスペースや車いす対応トイレ、低床化などバリアフリーにも配慮した車両となっています。
JR東海の鉄道新型車両
JR東海の鉄道新型車両をご紹介します。
・在来線通勤型電車315系
・在来線通勤型電車315系
在来線通勤型電車315系
在来線通勤型電車315系は、211系や213系、311系を置き換えることを目的にJR東海が新製した鉄道新型車両です。
非常走行用蓄電装置を搭載し、停電時でも安全な場所まで走行することができるほか、主要機器を2重系統とし安定性を向上させています。
また車内防犯カメラも設置し、車内セキュリティが強化されました。
非常走行用蓄電装置を搭載し、停電時でも安全な場所まで走行することができるほか、主要機器を2重系統とし安定性を向上させています。
また車内防犯カメラも設置し、車内セキュリティが強化されました。
JR西日本の鉄道新型車両
JR西日本の鉄道新型車両をご紹介します。
・273系
・227系
・273系
・227系
273系

出典:https://www.jr-odekake.net/railroad/yakumo/
▲特急「やくも」に投入されたJR西日本273系
岡山~出雲市駅間を走る特急「やくも」で運用されていた381系を置き換えるために投入された鉄道新型車両が273系で2024年4月に営業運転を開始しました。
カーブ区間を高速で走行するために、車上型の制御付自然振り子方式を採用し乗り心地を大幅に向上させています。
カーブ区間を高速で走行するために、車上型の制御付自然振り子方式を採用し乗り心地を大幅に向上させています。
227系

出典:https://www.jr-furusato.jp/train/urara/
▲山陽本線などで運用されている227系「Urara」
227系は、JR西日本が岡山・備後エリアの115系などを置き換える目的で順次投入している鉄道新型車両で、「Urara」という愛称で呼ばれています。
人にやさしい車両を追求し、乗降ドア付近や座席の足元も十分な広さを確保しています。車いすスペースや車内防犯カメラやバリアフリー対応の多機能トイレも設置されています。
人にやさしい車両を追求し、乗降ドア付近や座席の足元も十分な広さを確保しています。車いすスペースや車内防犯カメラやバリアフリー対応の多機能トイレも設置されています。
鉄道新型車両のイベントをご紹介!
鉄道新型車両を使用したイベントをご紹介します。
デビュー前のE8系の新車に乗ることができる!山形新幹線車両センター先行乗車会

出典:https://event.jreast.co.jp/activity/detail/a010/a010-yya-0012#firstCalendar
▲山形新幹線 E8系のデビュー前の新車に乗ることができるイベント
山形新幹線車両センターにて、営業運転開始前の新車、E8系G8編成に乗車ことができるイベントが開催されます。
「はじめてのお客さま」としてグリーン車・普通車の座席に着座できます。
他にも行先表示や記念撮影など特別な体験ができるイベントです!
■イベント概要
開催日:2024年12月13日(金)
開催時間:14:00~15:00(13:45~受付開始)
開催場所:山形新幹線車両センター
集合場所:奥羽本線南館踏切西側 山形新幹線車両センター南門付近
〒990-2462 山形県山形市深町二丁目1-15
「はじめてのお客さま」としてグリーン車・普通車の座席に着座できます。
他にも行先表示や記念撮影など特別な体験ができるイベントです!
■イベント概要
開催日:2024年12月13日(金)
開催時間:14:00~15:00(13:45~受付開始)
開催場所:山形新幹線車両センター
集合場所:奥羽本線南館踏切西側 山形新幹線車両センター南門付近
〒990-2462 山形県山形市深町二丁目1-15
鉄道新型車両に乗ってみよう!
鉄道新型車両は基本的に古い車両を置き換えるタイミングでしか投入されないため、乗れる機会はそう多くはありません。鉄道車両の寿命は比較的長く、30年以上使われることも珍しくないため、日常的に使用している路線に限るとさらに機会は減ってしまいます。
そうは言っても全国的に見れば、どこかの鉄道会社が新型車両を投入しているため、旅行ついでに乗りに行ってみるのもおすすめです。
そうは言っても全国的に見れば、どこかの鉄道会社が新型車両を投入しているため、旅行ついでに乗りに行ってみるのもおすすめです。
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