更新日: 2024年08月09日

「神田祭」の開催はいつ?日程やお祭りの見どころをご紹介

2年に1度実施される神田祭。2024年は本祭の実施はありません。
神田祭は日本三大祭、江戸三大祭の一つで、毎回30万人をこえる人が集まります。神田祭の最大の見どころは神輿宮入で氏子の108町会・大小200を超える神輿が、神田の町を練り歩きながら神田明神を目指し参拝を受けることです。朝から晩まで続々と神田明神に宮入する境内では、氏子たちの熱量と迫力に圧倒されます。この記事では神田祭の見どころ・開催時期・場所などを詳しく解説します。

「神田祭」とは?2024年は開催するの?

神田祭
▲2017年実施時
神田祭は「神田明神」と氏子(うじこ)108町会で、2年に1度・例年5月中旬に開催されますが、2024年は本祭はありません。
本際がない「蔭祭」の年には、「例大祭」のみ毎年5月15日に斎行されます。

神田祭は、京都府・八坂神社の「祇園祭」、大阪府・大阪天満宮の「天神祭」とともに「日本三大祭り」と呼ばれ、都内においては深川にある富岡八幡宮の「深川八幡祭」、赤坂にある日枝神社の「山王祭」とともに「江戸三大祭り」のひとつとされ、例年30万人以上が訪れる大きなお祭りです。

神田祭の歴史

神田祭 出典:https://www.kandamyoujin.or.jp/kandamatsuri/about/
徳川将軍や御台所の上覧があったことなどから、江戸の庶民たちからいつからか「天下祭」と呼ばれ江戸三大祭りや日本三大祭りのひとつに数えられるようになりました。
もともとは、徳川家康が関ケ原の合戦の戦勝を神田明神に祈願し、勝利した日が祭礼日だったことから、縁起のいい神社としたことが始まりです。
その後、祭を絶やすことなく執り行うよう命じたことで、このお祭りが今でも続いています。

神田祭の最大の見どころ 神輿宮入(みこしみやいり)

神輿宮入 出典:https://visit-chiyoda.tokyo/app/upload/files/undefined.pdf
神田祭で最も見応えがあるのが神輿宮入です。
神輿宮入とは神輿渡御と神社への神輿宮入参拝を受けるまでの流れのことを指しており、神田祭においては氏子の108町会・大小200を超える神輿が、神田の町を練り歩きながら神田明神を目指し参拝を受けます。
江戸っ子たちの掛け声とともに朝から晩まで続々と神田明神に宮入する境内では、氏子たちの熱量と迫力に圧倒されます。

神田祭の日程(2023年度)

2023年は以下のスケジュールで行われました。

5月11日(木)19:00「鳳輦神輿遷座祭」
5月12日(金)夕刻「氏子町会神輿神霊入れ」
5月13日(土)終日「神幸祭」
5月13日(土)14:45頃〜「附け祭」
5月13日(土)16:00「神幸祭神輿宮入」
5月14日(日)09:00「神輿宮入」
5月16日(火)11:00「献茶式表千家家元奉仕」
5月16日(火)18:00「明神能・幽玄の花」
5月17日(水)14:00「例大祭」

神田明神へのアクセス情報

神田神社へのアクセス 出典:https://www.kandamyoujin.or.jp/kandasai/h31/access/
神田明神はJR御茶ノ水駅かJR秋葉原駅が最寄り駅です。

■JR御茶ノ水駅
中央線・総武線 JR御茶ノ水駅(聖橋口)より徒歩5分
■JR秋葉原駅
京浜東北線・山手線・総武線 JR秋葉原駅(電気街口)より徒歩7分

当日は大変な混雑が予想されます。また、交通規制もあるため公共交通機関の利用がおすすめです。
神田祭の特設サイトはこちら
JR東日本の鉄道・切符の予約はこちら

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