【イベントレポート】小学生親子対象「水のリサイクルを学ぼう！」JR東日本×藤原機械工業（株）

2024年5月25日（土）、「学校の勉強が分かる！面白くなる！」職業体験学習を提供するJR東日本と、ポンプなど水処理機器に関するサービスを手掛ける「藤原機械工業株式会社」がコラボし、小学生親子を対象に「水のリサイクルを学ぼう！」をテーマとした、おしごと体験学習「ことむすび」のイベントを開催しました。

当日は親子約20組のお客さまがお越しになり、普段はなかなか入れない工場の見学やポンプを使った体験などを通して、楽しく水のリサイクルやポンプの仕組みについて学んでいただきました。

【日　時】2024年5月25日（土）10:30～12:00／14:00～15:30の2回
【場　所】藤原機械工業株式会社（埼玉県新座市）
【対　象】小学生（1～6年生）とその保護者

★新学習指導要領の関係項目★
・小4社会科「人々の健康や生活環境を支える事業」
・小4理科「空気と水の性質」「金属、水、空気と温度」
・小5社会科「我が国の国土の自然環境と国民生活との関連」

学びの時間では、日本人が毎日の生活で使う水の量が非常に多いこと（2019年度実績：一人当たり1日286ℓ）、限られた水資源を大切に使うことの重要性、そしてポンプが水循環で大きな役割を果たしていることについて、クイズを交えながら楽しく学びました。

ポンプの役割について学んだ後、ポンプのパワーを体感する体験を行いました。ビニールプールに100ℓの水を張り、ポンプと子供たちのバケツリレーでどちらが速くゴールまで水を運べるか競争します。子供たちも一生懸命頑張りましたが、結果はポンプの圧勝！
子供たちからは「今度は負けたくない！」「ポンプの勢いがすごくて、1分ほどで全部を流せるとは驚いた！」といった声が聞かれました。

続いて、工場で実際に使われている渦巻ポンプや撹拌機などを見学しました。大きなものでは２メートル近くの高さがあり、水中での性能テストではその迫力に圧倒されました。

藤原機械工業の社員が先生となり、子供たちと一緒に実際に手を動かして小型ポンプを分解し、さらに再度組み立ててもらいました。実際のメンテナンスの仕事では、ポンプは現地で取り外しを行い、工場に持ち帰って分解し、修理等を行い、試験を経て再度組み立てを行います。子供たちは、ポンプの仕組みを学んでもらうとともに、メンテナンスの仕事の一端に触れてもらいました。

体験の時間の後は、教室に戻って振り返りを行いました。子供たちや親御さまの声からは、充実した様子がうかがえます。

【子供たちの声】
・ポンプがいろいろな種類があったり、ポンプのはたらきなど、ポンプのかつやくがとてもよく、くわしく分かった。
・やっぱり水は大じにしなくちゃ、と思った。
・ポンプの力がとても強いということがわかった。分かいしたらしくみがみれておもしろかった。

【親御さまの声】
・社員のみなさんが、子どもたちに丁寧に接してくれて、子どもたちも親以外の大人から学ぶ経験ができて良かったです。
・とても勉強になりました。そしていつも水回りを守ってくださり、ありがとうございます。
・下水処理場や浄水場など、ポンプが生活を支えてくれていることを認識しました。

藤原機械工業では、私たちが汚した水をきれいにして自然に還すこと（水のリサイクル）が、未来の子供たちへの私たちの責務であると考えます。弊社では50年にわたって培われてきた技術とノウハウをベースに、ポンプをメインとした、水処理に携わるあらゆる機器、設備、施設の総合的サービスを業務としております。

今回のイベントでは、「本当にポンプに興味を持ってもらえるのだろうか」という不安がありましたが、当日は大勢のお客さまに楽しんでいただくことができ、また地域に対しても社会貢献を行うことができ、大変嬉しく思っております。