鹿島サッカースタジアム駅からの運転も可能！「成田線･鹿島線」の実写運転シミュレータが2024年5月28日(火)配信開始

「JR東日本トレインシミュレータ」は、運転士が乗務員区で実際に訓練用に使用している業務用シミュレータをベースに開発･配信している、PC用シミュレーションソフトです。

業務用に搭載されている異常時対応など一部の機能は省略されていますが、JR東日本で実際の車両を用いて収録した高精細の映像や走行音を使用しており、実車に則した保安装置の挙動と合わせてリアルな運転体験ができます。

ソフトの配信は、PCゲームプラットフォーム「Steam」にて行われており、ゲーミングPCでプレイすることが可能です。

成田線は、千葉県銚子市の松岸駅から千葉県佐倉市の佐倉駅を結ぶ、全長75.4キロの路線です。成田線･鹿島線DLCでは、総武本線の銚子駅～松岸駅間および佐倉駅～千葉駅間を含む全長94.7kmを収録しています。

成田線は、1897年に成田駅から佐倉駅間が開業した路線で、120年以上の歴史がある路線です。かつては東京駅から成田線経由で銚子駅を結ぶ特急「すいごう」号が運転されていました。現在は銚子駅から佐倉駅までは普通列車のみ運行しています。

成田線は松岸駅を出ると利根川に沿うように走行し、東国三社の香取神宮の玄関口である香取駅、小江戸情緒溢れる街並みが楽しめる佐原駅、歴史ある酒蔵の町の最寄りである下総神崎駅などを経由し成田駅へ向かいます。成田駅までは田畑が広がる長閑な景色が広がります。成田駅から佐倉駅までは東京都心部と成田空港を結ぶ特急「成田エクスプレス」号が運行されているため、多くの列車が走る賑やかな区間となります。

鹿島線は、茨城県鹿嶋市の鹿島サッカースタジアム駅から千葉県香取市の香取駅を結ぶ、全長17.4キロの路線です。成田線･鹿島線DLCでは、成田線の香取駅～佐原駅間を含む全長21.0kmを収録しています。

JR東日本管内では比較的歴史が浅く、1970年に開業しました。
鹿島線の始点は香取駅ですが、運転上の始発駅は佐原駅（一部列車は成田駅）であるため、香取駅から佐原駅間は成田線の線路を走ります。過去には特急「あやめ」号が1日最大5往復運転されていました。2024年現在では東京方面から直通する快速列車が1日1往復運転されています。また鹿島サッカースタジアム駅は臨時駅のため、鹿島サッカースタジアムでのイベント開催時以外は、鹿島神宮駅～佐原駅間での運転を行っています。

路線のほとんどの区間で高架を走行していることが特徴で、北浦・常陸利根川・利根川といった水郷エリアらしい風光明媚な景色を楽しむことが出来ます。

〇配信路線:成田線･鹿島線
〇配信区間:成田線 上り 銚子駅～千葉駅(94.7km)
　　　　鹿島線 上り 鹿島サッカースタジアム駅～佐原駅(21.0km)
〇駅数:成田線 22駅、鹿島線 7駅
〇配信車両:209系2100番代(4両編成)
〇日本販売価格:3,980円
※成田線･鹿島線DLCのプレイには、予め基本パック(2,980円)の購入が必要です。

■成田線･鹿島線DLCの特徴
〇JR東日本トレインシミュレータ初の209系が運転可能
〇運転時間が2時間を超えるダイヤを実装(成田線)
〇JR東日本路線では初となる回送列車のダイヤを実装(鹿島線)
〇定期列車では発着の無い鹿島サッカースタジアム駅からの運転が可能(鹿島線)
〇成田統括センターの現役車掌による肉声放送、および現役運転士による指差喚呼音声を実装

成田線･鹿島線DLCでは、今回JR東日本トレインシミュレータでは初めてとなる回送列車ダイヤ(鹿島線 回522M)を運転することが出来ます。
また、営業定期列車では普段発着の無い、鹿島サッカースタジアム駅からの運転がシミュレータ上では可能なことも大きな特徴です。

成田線･鹿島線DLCの成田線では、総武本線の銚子駅～松岸駅間および佐倉駅～千葉駅間を含む、銚子駅～千葉駅(94.7km)の4ダイヤを収録しています。

●上り
列車番号：436M
種別･行先：普通 千葉行き
運転区間：銚子(7:13発)→千葉(9:11着)
車種：209系2100番代 4両
肉声放送担当：成田統括センター

列車番号：450M
種別･行先：普通 千葉行き
運転区間：銚子(12:07発)→千葉(14:10着)
車種：209系2100番代 4両
肉声放送担当：成田統括センター

列車番号：2446M
種別･行先：普通 成田行き
運転区間：銚子(11:03発)→成田(12:27着)
車種：209系2100番代 4両
肉声放送担当：成田統括センター

列車番号：2462M
種別･行先：普通 成田行き
運転区間：銚子(16:08発)→成田(17:29着)
車種：209系2100番代 4両
肉声放送担当：成田統括センター

成田線･鹿島線DLCの鹿島線では、成田線の香取駅～佐原駅間を含む、鹿島サッカースタジアム駅～佐原駅(21.0km)の5ダイヤを収録しています。
※鹿島サッカースタジアム駅から運転可能なダイヤは回522Mの1ダイヤのみ

●上り
列車番号：回522M
種別･行先：回送 鹿島神宮行き
運転区間：鹿島サッカースタジアム(6:22発)→鹿島神宮(6:26着)
車種：209系2100番代 4両
肉声放送担当：成田統括センター

列車番号：522M
種別･行先：普通 佐原行き
運転区間：鹿島神宮(6:30発)→佐原(7:00着)
車種：209系2100番代 4両
肉声放送担当：成田統括センター

列車番号：524M
種別･行先：普通 佐原行き
運転区間：鹿島神宮(7:01発)→佐原(7:27着)
車種：209系2100番代 4両
肉声放送担当：成田統括センター

列車番号：536M
種別･行先：普通 佐原行き
運転区間：鹿島神宮(13:23発)→佐原(13:44着)
車種：209系2100番代 4両
肉声放送担当：成田統括センター

列車番号：540M
種別･行先：普通 佐原行き
運転区間：鹿島神宮(16:35発)→佐原(16:56着)
車種：209系2100番代 4両
肉声放送担当：成田統括センター

ソフトの配信は、PCゲームプラットフォーム「Steam」にて販売しています。

成田線･鹿島線DLC単体ではプレイすることは出来ないため、予め基本パック(2,980円)の購入が必要です。
また、配信対象はPCのみのため、スマホやタブレットPC、家庭用ゲーム機ではプレイすることは出来ません。

「成田線･鹿島線DLC」をプレイするには、予めSteamクライアントのダウンロードとアカウント作成、そして「JR東日本トレインシミュレータ」の基本パックの導入が必要です。

「JR東日本トレインシミュレータ」は元々ハイエンドPCで動作させることが前提の業務用のシミュレータがベースになっているため、一般的に「ゲーミングPC」と呼ばれるような高スペックのPCが必要です。
まずは、購入する前に使用しているパソコンのスペックを確認しておきましょう。

ソフトは、Steamのストアページで購入します。
「Steamクライアント」をダウンロードし、アカウントを作成後、ストアページでの購入が可能です。

おすすめのゲーミングPCや詳しいソフト導入の手順は、下記の記事で解説していますので、是非チェックしてみてくださいね。

「JR東日本トレインシミュレータ」では、今回ご紹介した成田線･鹿島線以外にも、高崎線や小海線、総武快速線、南武線、八戸線などのダウンロードコンテンツを多数配信しています。

順次配信路線を拡大していますので、是非チェックしてみてくださいね。

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