一人暮らしに必要なインテリア・家具｜失敗しない選び方やポイントを紹介

一人暮らしを始める際に必要になるのが家具。一人暮らしが初めての場合は、どんなインテリアや家具が必要なのか、どう選べばよいのかわからない方も多いでしょう。

そこで、この記事では、
・一人暮らしのインテリアや家具を選ぶ際のポイント
・一人暮らしに必要なインテリアや家具の種類と選び方

について解説します。

家具を購入する前にまず必要なのが、家具のサイズと配置の調整です。

一人暮らしに人気の間取りは1R・1K・1DKですが、どれも居室は1部屋となっており、1部屋の中にベッドやテーブル、デスク、収納棚などを収める必要があります。

そのため、事前に設置位置を決め、購入する家具それぞれのサイズを割り出しておく必要があります。
これを怠ると、部屋の中に収まらなかったり、狭くて生活しづらくなったりするので、メジャーなどを使いしっかり採寸、メモしておきましょう。

最近は無料で使えるインテリア配置シミュレーションアプリなどもあり、活用するとよりイメージが湧きやすくなるのでおすすめです。

家具を選ぶ際は、自分の生活スタイルにあったものを選ぶことが重要です。

例えば、料理が好きなひとは、オーブンレンジなどの調理器具を置くためのキッチンボードが必要かもしれませんし、自宅でテレワークするひとは、作業しやすいデスクとイスが必要になります。
また、夜勤で昼夜逆転するひとは、遮光カーテンがあると快適に睡眠できるでしょう。

自宅を過ごしやすい環境にするためには、部屋を自分好みのインテリアスタイルに仕上げることも大事です。

以下に人気のあるインテリアスタイルを3つ紹介するので、参考にしてみてください。

シンプルモダンスタイルは、モノトーンを基調とすることでスタイリッシュな印象を演出できるインテリアスタイルです。

また、直線基調でデザインされたシンプルな家具で雰囲気を統一すると、より現代的なインテリアとなります。

木材や麻、コットンなど自然素材を使った家具を使ったナチュラルスタイル。柔らかく自然な色調になるので部屋が明るくなります。

変化をつけるため、素材は天然でも少し派手めの色調のラグやクッションを取り入れるのもおすすめ。色使いのポイントを押さえることで、よりおしゃれな部屋になるでしょう。

「工業的な」という意味の「インダストリアル」。鉄製のラックやランプシェードなど、無機質な素材の家具を中心にコーディネートするのがインダストリアルスタイルです。

コンクリート打ちっぱなしの壁の部屋などは、このスタイルがよく合います。
色調が暗くなりがちなので、木目調の家具や、柄の入ったラグなどをバランス良く取り入れるとリラックスできる空間になるのでおすすめです。

ベッドや食器棚など大きな家具を購入する際は、事前に搬入経路の確認をしておきましょう。

搬入経路は玄関ドアの幅はもちろん、自宅までの経路にあるエレベーターや階段、廊下の幅も確認し、問題なく搬入できるか確認しましょう。
搬入するために必要な幅の目安は「プラス10cm」。最低限10cm以上の余裕があれば問題なく搬入できます。

一人暮らしに必要な家具とその選び方をご紹介します。

ベッドや布団などの寝具は必須です。
一人暮らしの場合はシングルサイズで充分ですが、より快適な睡眠を求めるひとは、部屋の大きさと相談しながらセミダブルサイズを検討してもよいでしょう。

ベッドを選ぶ際には配置場所の確保が重要です。ベッドの大きさはシングルサイズの場合でも、横幅約100cm・長さ約195cmと、かなりのスペースが必要になります。
スペースを有効活用するために、ベッドの下に引き出し式の収納がついたタイプや、ソファにもなるソファベッドを選ぶのもおすすめです。

敷き布団の場合は、クローゼットや押し入れに収納するスペースが確保できるか、事前に必ず確認しましょう。

カーテンは日光を遮るのはもちろん、外から室内を見えなくする防犯的な役割もあるため必ず付けましょう。

カーテンを選ぶ際に重要なのは採寸です。
サイズの合わないカーテンを購入してしまうと、短すぎて下が空いて不格好になったり、長すぎて埃が溜まってしまったりします。
採寸方法はカーテンレールのタイプによって異なりますので、自分の部屋のカーテンレールに合った方法で採寸しましょう。

また、カーテンを選ぶ際は機能面にも注目です。
夜勤の方など睡眠時の日差しが気になる場合は「遮光」。夏の暑さや冬の寒さが気になる場合は「遮熱・断熱」を選ぶと、冷房・暖房の効率が良くなります。

食事や勉強・仕事の際に、テーブルやデスクがあると便利です。

テーブルやデスクを選ぶ際に考慮しなければならないのは高さと大きさです。
高さについては、座椅子やソファに合わせて使うならローテーブル、チェアと合わせたり勉強や仕事をするならハイテーブルやデスクを選ぶとよいでしょう。

大きさについては、食事をとるだけであれば60×40cm程度あれば充分です。
ノートパソコンやノートを使って作業する場合は80cm×50cm以上、ディスプレイを置きたい場合は100cm×60cm以上の天板が広いデスクを選びましょう。

また、冬には暖房器具としても使える「こたつ」をテーブルとして使う選択肢もありです。

ラグや絨毯は必須ではありませんが、寒さ対策や防音対策にもなるためおすすめです。
特にソファやチェアを置かずに床で生活する場合は、ぜひ購入しましょう。クッション性の高いラグがあれば座り心地がよくなります。

また、冬の暖房器具として電気カーペットと組み合わせて使用するのもおすすめです。
その場合は必ず「電気カーペット対応」の製品を選びましょう。

一人暮らしの部屋は収納スペースも限られているので、必要であれば棚やハンガーラックなどを購入して収納スペースを確保しましょう。

最近では、収納したいものに応じて棚板の枚数や収納ケースをカスタマイズできる「突っ張り収納」など、限られたスペースを有効活用できる収納アイテムもあるので、検討してみてください。

ソファは必ずしも必要な家具ではありませんが、あるとより寛げる部屋になります。
置けるスペースにもよりますが、一人暮らしの場合は1人掛けか1〜2人掛けのソファが適しています。ものによって変化の幅が大きい座面の奥行きなども考慮して検討しましょう。

ソファベットであれば、寝具としても使えるので占有スペースが少なくて済みますよ。

一人暮らしに必要なインテリア・家具の種類と、その選び方をご紹介しました。ポイントは、必要なものを見極めて部屋の間取りにあった大きさのものを選ぶことです。

自分好みのインテリアスタイルの家具を揃えれば、おうち時間がより一層楽しくなるでしょう。
この記事を参考にお気に入りのインテリア・家具を揃えてみてください。

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