中尊寺秘佛「一字金輪佛頂尊」坐像は奥州藤原氏三代秀衡公の念持仏と伝えられる、最勝・最尊とされる仏さまと伝えられています。一字の真言「ボロン」で表されます。
前半部のみの薄いお姿で背面は光背に密着し、頭髪や肉身には彩色が施され、俗に「人肌の大日如来」として篤く信仰されています。
平安時代12世紀のカツラ材の寄木造りで、像高は76センチ、重要文化財に指定されています。
今回の御開帳は10年ぶりです。
■会期 2026年7月17日(金)~2026年11月15日(日)
■会場 中尊寺 讃衡蔵秘仏室(宝物館別棟)
■拝観時間 午前8時30分~午後5時(11月4日以降は午後4時30分まで)
拝観料については中尊寺公式ホームページをご確認ください。御開帳記念ご朱印もあります!
更新日: 2026年11月05日
中尊寺「秘佛御開帳」とは?秋の紅葉と平泉の歴史と文化に触れる旅へ
2026年岩手県平泉町の中尊寺は、落慶900年ならびに「平泉」世界文化遺産登録15年を迎えました。記念して秘佛「一字金輪佛頂尊」御開帳を厳修し、すべての生命の幸福を祈願した藤原清衡公の志を発信しています。これからの中尊寺秋の紅葉シーズンは、見頃にあわせたライトアップイベント「紅葉銀河」も開催されます。
本記事では実際に拝観した体験を交えながら、中尊寺秋の行事と「紅葉銀河」の魅力をご紹介します。
中尊寺「秘佛御開帳」の概要
出典:https://chusonji.or.jp/index.html
▲秘佛「一字金輪佛頂尊」
筆者が中尊寺「秘佛御開帳」を拝観してきました!
▲秘佛御開帳会場への入口には五色幕が掲げられ、荘厳な雰囲気です。
▲五色幕で囲まれた通路を通ると期待が高まってきます。通路を抜けるときれいに手入れされた庭木が見えてきます。
▲右手に御開帳の会場、讃衡蔵秘仏室(宝物館別棟)が見えてきます。同時に御香も香ってきます。
8月下旬、筆者も中尊寺「秘佛御開帳」を拝観しました。
御開帳の会場、讃衡蔵秘仏室(宝物館別棟)は写真撮影NGです。中に入るとまず秘佛「一字金輪佛頂尊」坐像についての映像を、椅子に座って視聴することができます。
御開帳の会場、讃衡蔵秘仏室(宝物館別棟)は写真撮影NGです。中に入るとまず秘佛「一字金輪佛頂尊」坐像についての映像を、椅子に座って視聴することができます。
「秘佛御開帳」特別パンフレットの内容
▲御開帳の会場に入るとすぐのところに「秘佛御開帳」特別パンフレットが配置されており、自由にいただくことができました。
会場入口で「秘佛御開帳」特別パンフレットをいただきました。絵葉書くらいの大きさで、巻き三つ折りのパンフレットです。まず1枚開くと、中尊寺貫首のご挨拶と、如来の戴く宝冠「五智宝冠」の説明文と画像があります。もう1枚開くと、「一字金輪佛頂尊」坐像全体の画像と説明文が掲載されています。
パンフレットを読むことで、「一字金輪佛頂尊」坐像の歴史や信仰について理解を深めてから拝観することができました。
パンフレットを読むことで、「一字金輪佛頂尊」坐像の歴史や信仰について理解を深めてから拝観することができました。
「一字金輪佛頂尊」坐像の拝観体験
会場の奥に進むと、いよいよ「一字金輪佛頂尊」坐像とご対面です。履物を脱いで下足箱に入れ、畳敷きの広い展示室に足を踏み入れます。
展示ケースと厨子に包まれた「一字金輪佛頂尊」坐像の正面には椅子が10脚ほどあり、拝観者が順番に腰掛けていきます。10~20人ほどの拝観者が集まると、中尊寺の僧侶から「一字金輪佛頂尊」坐像のご説明がありました。
【筆者の感想】ご説明が始まるまでの時間も、薄暗い明るさのなかでぼんやりと発光しているような「一字金輪佛頂尊」坐像のお姿を皆言葉少なに見つめ、一人一人が静けさと尊さをかみしめる貴重な時間でした。
ご説明のあと「ぜひお近くでご覧になってください」と僧侶に促され、皆思い思いの近さ、角度から「一字金輪佛頂尊」坐像の台座から天蓋まで隅々と拝観しました。「一字金輪佛頂尊」坐像から感じる優しい雰囲気、滑らかなお姿に見入り、五感でじっくり味わうことができました。
【筆者の感想】己と向き合い、これまでの生き方、これからの生き方を考え、一種の清め祓いのような感覚を感じました。そして考えは徐々に自分から大きく広がり、昨今の異常気象や災害に見舞われた被災地のこと、そこに暮らす地域の人々のことを思い、世界の平和と安寧を願わずにはいられませんでした。
落慶900年ならびに「平泉」世界文化遺産登録15年を記念した御開帳で中尊寺「一字金輪佛頂尊」坐像を拝観できるのは、2026年11月15日(日)までです。
展示ケースと厨子に包まれた「一字金輪佛頂尊」坐像の正面には椅子が10脚ほどあり、拝観者が順番に腰掛けていきます。10~20人ほどの拝観者が集まると、中尊寺の僧侶から「一字金輪佛頂尊」坐像のご説明がありました。
【筆者の感想】ご説明が始まるまでの時間も、薄暗い明るさのなかでぼんやりと発光しているような「一字金輪佛頂尊」坐像のお姿を皆言葉少なに見つめ、一人一人が静けさと尊さをかみしめる貴重な時間でした。
ご説明のあと「ぜひお近くでご覧になってください」と僧侶に促され、皆思い思いの近さ、角度から「一字金輪佛頂尊」坐像の台座から天蓋まで隅々と拝観しました。「一字金輪佛頂尊」坐像から感じる優しい雰囲気、滑らかなお姿に見入り、五感でじっくり味わうことができました。
【筆者の感想】己と向き合い、これまでの生き方、これからの生き方を考え、一種の清め祓いのような感覚を感じました。そして考えは徐々に自分から大きく広がり、昨今の異常気象や災害に見舞われた被災地のこと、そこに暮らす地域の人々のことを思い、世界の平和と安寧を願わずにはいられませんでした。
落慶900年ならびに「平泉」世界文化遺産登録15年を記念した御開帳で中尊寺「一字金輪佛頂尊」坐像を拝観できるのは、2026年11月15日(日)までです。
中尊寺は多くのお堂の拝観や境内の散策ができます
▲太陽の光と風で木々の葉が光り、揺れ、音が心地よく感じます。
▲境内には説明パネルがついている木や植物もあり、自然に興味のある方も満足できます。
▲境内には手すりも整備され、安全に散策できる工夫がされています。
▲中尊寺の境内にはゆったりお昼寝をしている猫もいました。
中尊寺の境内は通年で開放されており、時間内であれば誰でも散策することができます。
境内にはカフェやお土産店、御守などを購入できるお札所も複数あります。
■中尊寺境内通年開放日時
3月1日〜11月3日/8時30分~17時00分
11月4日〜2月末日/8時30分~16時30分
境内にはカフェやお土産店、御守などを購入できるお札所も複数あります。
■中尊寺境内通年開放日時
3月1日〜11月3日/8時30分~17時00分
11月4日〜2月末日/8時30分~16時30分
中尊寺の紅葉シーズンに開催される2026年秋の行事
▲赤く燃ゆる境内と水鏡
提供:東北観光推進機構
提供:東北観光推進機構
出典:https://chusonji.or.jp/event/autumn_event/autumn_event.html
▲紅葉の中尊寺
■秋の企画展 経蔵と金銀字経の美
期間:2026年10月19日(月)~11月15日(日)
場所:中尊寺 讃衡蔵
■紅葉銀河2026
期間:2026年10月24日(土)~11月8日(日)
時間:16時30分~18時30分
数百灯のライトが紅葉したモミジやカエデを照らし出します。山上には地元のカフェなども出店予定です。
石畳や段差があるため歩きやすい靴で、防寒対策をして向かうことをおすすめします。
■菊まつり
期間:2026年10月20日(火)~11月15日(日)
■秋の藤原まつり
期間:2026年11月1日(日)~11月3日(火)
※変更になる場合があります。詳しくは中尊寺公式ホームページをご確認ください。
期間:2026年10月19日(月)~11月15日(日)
場所:中尊寺 讃衡蔵
■紅葉銀河2026
期間:2026年10月24日(土)~11月8日(日)
時間:16時30分~18時30分
数百灯のライトが紅葉したモミジやカエデを照らし出します。山上には地元のカフェなども出店予定です。
石畳や段差があるため歩きやすい靴で、防寒対策をして向かうことをおすすめします。
■菊まつり
期間:2026年10月20日(火)~11月15日(日)
■秋の藤原まつり
期間:2026年11月1日(日)~11月3日(火)
※変更になる場合があります。詳しくは中尊寺公式ホームページをご確認ください。
「ひなび東北」~中尊寺紅葉銀河号~を運転します
▲のってたのしい列車「ひなび(陽旅)」
中尊寺「紅葉銀河」の開催にあわせ「ひなび東北」~中尊寺紅葉銀河号~を運転します。全車指定席の列車のため、乗車券のほか指定席券の購入が必要です。
指定席のご予約は、ぜひインターネット予約サービス「えきねっと」をご利用ください。
運転日:2026年10月31日(土)・11月1日(日)・2日(月)・3日(火・祝)
運転区間:仙台駅~平泉駅間 1日1往復
指定席のご予約は、ぜひインターネット予約サービス「えきねっと」をご利用ください。
運転日:2026年10月31日(土)・11月1日(日)・2日(月)・3日(火・祝)
運転区間:仙台駅~平泉駅間 1日1往復
2026年の秋は列車で中尊寺「秘佛御開帳」と「紅葉銀河」を楽しもう
▲中尊寺の竹とモミジと水鏡の競演は、感動を与えます。
提供:東北観光推進機構
提供:東北観光推進機構
▲平泉駅は世界文化遺産「平泉」の玄関口です。
中尊寺「秘佛御開帳」は、平泉の歴史や文化に触れられる貴重な機会です。これからの紅葉の時季には中尊寺の紅葉を楽しめる「紅葉銀河」も開催され、昼と夜で異なる景観を堪能できます。
紅葉を見ることは、日本の伝統的な文化を楽しむことでもあります。
紅葉が見頃を迎える時季に、平泉駅から日本の歴史や伝統文化に触れる旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
紅葉を見ることは、日本の伝統的な文化を楽しむことでもあります。
紅葉が見頃を迎える時季に、平泉駅から日本の歴史や伝統文化に触れる旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
※掲載の内容は、2026年10月現在の情報です。
※掲載の内容は、変更になる場合があります。
※掲載の内容は、変更になる場合があります。
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