更新日: 2026年08月06日

東海道を歩く旅

江戸時代の大動脈として栄えた東海道をたどり、五街道の起点である日本橋から、宿場町としてにぎわった小田原宿や、往時の面影を残す箱根旧街道の石畳を紹介します。
旅人や商人が行き交った歴史の道を巡りながら、日本の文化や交流の歴史に触れる街道旅の魅力をお届けします。

東海道がつないだ人々と文化

日本橋:Ⓒ(公財)東京観光財団
日本橋【画像提供:(公財)東京観光財団】

東海道は、江戸・日本橋を起点とし東と西の交流に大きな役割を果たした幹線道路で、江戸時代にも使われていた日本の大動脈です。

一般に「東海道五十三次」として知られていますが、明治時代には東京から大阪を結ぶ街道を「東海道五十七次」と呼ぶこともありました。

旅の起点となるのが日本橋です。江戸幕府により主要な5つの陸上交通路の起点と定められ、多くの旅人や商人がここから西を目指し、長い旅へと出発しました。
小田原城(画像提供:公益社団法人神奈川県観光協会)
小田原城【画像提供:公益社団法人神奈川県観光協会】

日本橋を後にし、相模国へ進みしばらくすると重要な宿場町である小田原宿に到着します。

小田原は城下町として栄え、東海道屈指の繁栄を誇りました。旅人にとっては箱根越えを前に休息を取る拠点であり、多くの人々でにぎわったといわれています。
提供:箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会)
旧街道石畳【画像提供:箱根DMO(一般財団法人箱根町観光協会)】

小田原を過ぎると、東海道最大の難所とされた箱根が待ち受けます。現在でも残る箱根旧街道の石畳は、往時の旅の雰囲気を色濃く伝えており、苔むした石畳の道を歩くと、急峻な坂道に苦労しながら関所を目指した旅人たちの姿が思い浮かびます。

四季折々の自然に囲まれたこの道は、歴史と風景が調和する貴重な場所です。
日本橋から小田原、そして箱根旧街道の石畳を経て西へと続く道は、単なる交通路ではなく、日本の歴史や文化、人々の交流を育んだ舞台でした。

東海道五十三次・五十七次の足跡をたどることは、現代に生きる私たちが日本の原風景に触れる旅でもあるのです。

江戸街道プロジェクトとは

日本橋を起点とする五街道と、その枝道として整備された水戸街道や成田街道などの脇往還(以降、五街道と脇往還を合わせて「江戸街道」という。)については、広域関東エリア(※)を網羅しており、現在でもこの江戸街道沿いには歴史的な観光資源はもとより、食や文化など魅力的なコンテンツが豊富に点在しています。

江戸街道プロジェクトとして、この街道の魅力的な文化や歴史、自然、食、温泉などをめぐり、この地で心満たされ、心躍る体験をしていただけるよう、JR東日本では関東運輸局や関東広域観光機構とともに取り組みを進めています。
(※…福島県、茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、山梨県、長野県の1都10県)

詳細は関東運輸局『江戸街道プロジェクト』特設サイトや関東広域観光機構のインバウンド向けサイト『Greater Tokyo』をご覧ください。
関東運輸局 江戸街道プロジェクト arrow-right
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歴史を感じる旅のすすめ

暑さが和らいできたら、歴史を感じる旅はいかがでしょう。
城下町の街並みや古くから受け継がれる文化、地域に根付く伝統に触れながら、その土地ならではの物語を巡る旅へ。
新たな発見と感動が待っています。

広域関東エリアの宿場町へのおでかけはJR東日本の列車で。

※本記事は諸説ある歴史解釈の一例としてご紹介しています。

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