更新日: 2026年08月09日

立山黒部アルペンルートで避暑旅!絶景と黒部ダムを巡るモデルコース

JR社員が夏におすすめしたい避暑旅として、立山黒部アルペンルートをご紹介します。標高3,000m級の山々に囲まれた雄大な景色、夏でも爽やかな空気、乗り物を乗り継ぎながら楽しむ特別な旅。立山黒部アルペンルートは、夏でも涼しく過ごせる人気の避暑地です。また、訪れる人が自由にルートを組み立てられるのも魅力です。
今回は、立山黒部アルペンルートを訪れた私たちの体験をもとに、おすすめコースをご紹介します。

立山黒部アルペンルートで避暑旅!おすすめポイントをご紹介

立山黒部アルペンルート
アルペンルート路線図 提供:立山黒部貫光株式会社
立山黒部アルペンルートは、富山県と長野県を結ぶ、日本を代表する山岳観光ルートです。
標高3,000m級の山々が連なる北アルプスを横断する立山黒部アルペンルートでは、7月から8月頃でも平均気温は10~20℃ほどで、快適な避暑旅を楽しめるとともに、雄大な山々や美しい自然景観を間近に感じることができます。

富山県側からは富山駅、長野県側からは在来線利用なら信濃大町駅、新幹線利用なら長野駅を起点として立山黒部アルペンルートにアクセスでき、富山県側の立山駅から長野県側の扇沢までの所要時間は、室堂・黒部ダムなどでの滞在時間(2~3時間)を含めて6~7時間です。
立山黒部アルペンルートではケーブルカーや高原バス、ロープウェイなど、多彩な乗り物を乗り継ぎながら移動します。乗り物ごとに異なる景色を楽しめるため、立山黒部アルペンルート内の移動そのものが旅の醍醐味になり、多くの人々を魅了しています。
散策や絶景スポット巡り、グルメなど楽しみ方はあなた次第。立ち寄る場所や滞在時間を自由に組み合わせ、自分だけの旅をつくることができます。初めて訪れる方も、何度も訪れている方も、新たな発見に出会える特別なルートなのでおすすめです。

本記事では、JR社員が実際に体験した富山県側から長野県側へ抜けるモデルコースをもとに、室堂や黒部ダムといった立山黒部アルペンルートの見どころやアクセス方法をご紹介します。

富山駅から室堂へ!立山黒部アルペンルートの旅が始まります。

立山黒部アルペンルート
立山ケーブルカー
今回の立山黒部アルペンルートの旅は、富山駅からスタート。電鉄富山駅から富山地方鉄道に乗り、立山黒部アルペンルートの玄関口である立山駅を目指します。
当日の天気予報はあいにくの雨。山の上で少しでも晴れ間が見られることを願いながら、いよいよ乗り物の旅が始まります。

立山駅からは、まず立山ケーブルカーに乗車し美女平へ。急勾配をぐんぐん上りながら、車窓から広がる豊かな森林の景色を楽しみます。
美女平に到着した後は、立山高原バスに乗り換えて弥陀ヶ原へ。標高が上がるにつれ、平地とは異なる雄大な山岳風景が広がり、立山黒部アルペンルートの旅への期待も高まります。
さらに立山高原バスで室堂へ向かいます。

立山黒部アルペンルートの絶景スポット「室堂」を散策!

立山黒部アルペンルート
室堂
標高2,450mに位置する室堂は、立山黒部アルペンルートを代表する人気スポットです。
春から初夏にかけては、高さ20m近くにもなる雪の壁「雪の大谷」を見ることができ、多くの観光客で賑わいます。

室堂に到着したら、立山玉殿の湧水の石碑を横目に、みくりが池周辺を散策します。みくりが池は北アルプスの山々を映し出す美しい火山湖として知られており、晴れた日にはエメラルドブルーの湖面と雄大な立山連峰が織りなす素晴らしい景色を楽しむことができます。私たちが訪れた日はあいにくの空模様。みくりが池も真っ白な霧に包まれ、幻想的な雰囲気を見せていましたが、1時間後には霧が晴れ、立山連峰の絶景が現れました!

立山黒部アルペンルートを訪れる方の中には、室堂を目的地として折り返す方も多くいらっしゃいます。しかし、今回は富山県側から長野県側へ抜ける片道コース。まだまだ立山黒部アルペンルートの旅は続きます。

室堂から扇沢へ!絶景が続く立山黒部アルペンルート後半の旅

立山黒部アルペンルート
立山ロープウェイ
室堂で散策を楽しんだ後は、長野県側へ向けて出発です。

まずは立山トンネル電気バスに乗り、大観峰へ向かいます。ここで午前中の空模様がウソだったかのように青空が広がってきました。
大観峰は、立山連峰や黒部湖を一望できる人気の展望スポットです。雄大な山々に圧倒され、たくさんの写真を撮りました。
続いて、アルペンルートのハイライトのひとつである立山ロープウェイに乗車します。空中散歩を楽しみながら黒部平へ。眼下には広大な自然が広がり、まさに非日常の景色が続きます。
黒部平からは黒部ケーブルカーに乗り換え、黒部湖へ向かいます。到着後は黒部ダムへ向けて歩きますが、その途中で目に飛び込んできた黒部湖の景色はまるでポスターや写真集の1ページのよう。湖面と山々が織りなす絶景は、旅の疲れも忘れてしまうほどの美しさでした。

立山黒部アルペンルート
黒部ダム
そして、いよいよ黒部ダムへ。日本一の高さを誇る黒部ダムは、そのスケールの大きさに圧倒されます。私たちが訪れた時は、まだ観光放水の開始前でしたが、パンフレットに掲載されている放水の写真を見ながら、その迫力ある景色を想像して歩きました。観光放水は例年6月下旬から10月中旬頃まで行われています。
黒部ダムの景色を満喫した後は、関電トンネル電気バスで扇沢へ向かいます。ここで立山黒部アルペンルートの乗り物の旅は終了です。

※ダムの観光放水の実施期間は変更となる場合があります。最新情報は立山黒部アルペンルート公式サイト内(黒部ダムを楽しむ)をご確認ください。
立山黒部アルペンルート公式サイト(黒部ダムを楽しむ) arrow-right

立山黒部アルペンルートで出会いたい特別天然記念物「雷鳥」

立山黒部アルペンルート
雷鳥親子 提供:立山黒部貫光株式会社
雷鳥(ライチョウ)は、富山県の県鳥であり、「神の使い」として親しまれるとともに、国の特別天然記念物に指定されている日本の高山を代表する鳥です。

立山黒部アルペンルート周辺の室堂平は、雷鳥が見られる代表的な生息地として知られています。特に夏は親鳥とヒナが一緒に行動する姿を見られることがあります。
しかし、雷鳥は野生動物のため、必ず出会えるとは限りません。私たちが訪れた日も残念ながら見ることはできませんでした。

それでも、室堂平は国内でも有数の雷鳥観察スポットとして知られており、運が良ければその貴重な姿に出会えるかもしれません。立山黒部アルペンルートを訪れた際は、ぜひ周囲に目を向けながら散策を楽しんでみてください。

立山黒部アルペンルートのアクセス情報

立山黒部アルペンルート
富山県側の玄関口 立山駅
立山黒部アルペンルートは、富山県側・長野県側のどちらからでもアクセスできます。旅のスタイルに合わせて、長野県側から富山県側へ抜けるコースや、往復で楽しむコースなど自由に計画できるのも魅力です。

東京方面から立山黒部アルペンルートへのお出かけは以下のとおりです。
・富山県側から出発するときは、北陸新幹線(かがやき号・はくたか号)で富山駅まで移動し、電鉄富山駅から富山地方鉄道に乗り換えて立山駅からスタートします。
・長野県側から出発するときは、北陸新幹線(かがやき号・はくたか号・あさま号)で長野駅まで移動し、バスに乗り換えて扇沢からスタートします。また、在来線を利用する場合は最寄駅の信濃大町駅からバスで扇沢へ向かい、立山黒部アルペンルートの旅をスタートします。
立山黒部アルペンルート公式サイト(アクセス) arrow-right
新幹線や在来線特急列車のきっぷは、JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」で購入できます。ご乗車前に予約しておけば、スムーズに旅をスタートできます。
きっぷはえきねっとで購入 arrow-right

立山黒部アルペンルート公式サイトで天候や気温など最新情報を確認

立山黒部アルペンルート
みくりが池 提供:立山黒部貫光株式会社
立山黒部アルペンルートは標高差が大きく、麓と山上では気温や天候が大きく異なります。快適に観光を楽しむためにも、お出かけ前には最新情報の確認がおすすめです。

立山黒部アルペンルート公式サイトでは、現在の気温や天候、ライブカメラ映像をはじめ、運行状況や季節ごとの見どころなどを確認できます。現地の様子をリアルタイムでチェックできるので、当日の服装選びや旅行計画に役立ちます。
お出かけ前にぜひ最新情報をチェックして、立山黒部アルペンルートの旅を存分にお楽しみください。
立山黒部アルペンルート公式サイト arrow-right

暑い夏を抜け出して、絶景と涼を楽しむ立山黒部アルペンルートの旅

立山黒部アルペンルート
黒部湖
立山黒部アルペンルートには、真夏でも爽やかな風を感じられるスポットが数多くあり、雄大な山々の絶景や多彩な乗り物の旅を楽しむことができます。季節や天候によって表情を変える風景との出会いも、このルートならではの魅力です。

日常の暑さを忘れ、標高3,000m級の山々に囲まれた非日常の世界へ出かけてみてはいかがでしょうか。
この夏は、絶景と涼を求めて立山黒部アルペンルートへ。ぜひ、あなただけの避暑旅をお楽しみください。

※掲載内容は2026年8月現在の情報です。
※画像はイメージです。

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