更新日: 2026年07月03日

東京駅で時間旅行をしてみませんか?

横須賀・総武快速線を担当するJR社員が、沿線のおでかけスポットをご紹介。
通勤通学で利用する身近な路線には、歴史や文化、芸術に触れられる場所が点在しています。
中でも東京駅内にある美術館「東京ステーションギャラリー」は、アートと歴史建築が融合した特別な空間で、時を超えた鑑賞体験を楽しむことができます。
ぜひ時の流れをたどる旅に出かけてみてはいかがでしょうか。
写真提供:東京ステーションギャラリー

東京駅丸の内駅舎

東京駅の丸の内側には、美しいレンガ造りの駅舎が広がっています。
1914年に開業した丸の内駅舎は、太平洋戦争末期の空襲で大きな被害を受けましたが、その後修復され、駅を行き交う人々を見守り続けてきました。
さらに2007年から2012年にかけて行われた保存・復原工事により、開業当時の姿へとよみがえりました。
その駅舎内にある「東京ステーションギャラリー」には、1914年開業当時からある赤レンガ、1945年の戦災の痕跡が残る木レンガ、また2012年の復原時に新設された螺旋階段があり、異なる時代の要素が共存し、時代を超えた空間を体験していただけます。
ギャラリー入口

東京ステーションギャラリーについて

東京ステーションギャラリーは、JR東京駅の丸の内駅舎内にある美術館です。
1914年に開業した歴史的建築である駅舎の保存・復原に伴い、館内は開業当時の赤レンガ壁が活かされています。展示室に一歩足を踏み入れると、その重厚なレンガ壁や駅舎の構造を活かした空間設計から、一般的な美術館とは異なる雰囲気に気づくでしょう。まさしく「建物そのものを味わう美術館」となっています。
3階
3階は駅の構造を活かしつつ白壁になっており、窓は作品保護のため遮光になっています。
※特別に撮影許可をいただいています。
2階
2階は赤レンガの構造を活かし、作品と共に東京駅の歴史も感じていただけます。

歴史を感じられる螺旋階段

3階から2階
110年(2026年6月現在)の駅舎の歴史を感じられる階段
上部の白い壁部分は、2012年復原工事後のもの
下部の赤レンガ壁は、1914年創建時のもの

レンガについて

館内のレンガには、傷がついているものが多くあります。
これは、かつて内壁を取り付けやすくするために施された加工によるものです。本来は見えないはずだった内側のレンガを、あえてそのまま見せることで、建築の歴史そのものを展示の一部としています。
通常は摩耗防止のためレンガに触れることはできません。

レンガ・タッチ&トーク

「レンガ・タッチ&トーク」というイベントでは、学芸員の解説を聞きながら館内を巡り、実際にレンガ(資料)に触れ、東京駅の歴史やその重みをより身近に感じていただけます。
定期的に開催されていますので、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
レンガ・タッチ&トーク
提供:東京ステーションギャラリー

探してみよう!

かくれた文字を探し、思いをはせてみましょう。
開業当時の職人が書き込んだものなのか、それとも何かの印なのか――謎に包まれた痕跡を残すレンガが館内の随所に見られます。
レンガ2
また、空襲の爪痕を残す焼け焦げた木レンガも見ることができ、歴史をより身近に感じることができます。

現東京ステーションギャラリーの場所は乗務員の寝室だった!

2006年3月まで、現東京ステーションギャラリーのある場所には、乗務員の職場がありました。
2階のレンガ壁の展示室には乗務員の寝室が、3階のドーム横付近には浴場があり、乗務員が休憩したり、次の列車まで待機する場所として活用されていました。


当時を知る社員の話
「300人近くの職場で、首都圏の通勤通学輸送や、遠く九州や四国へ向かうブルートレインなど様々な線区を支える乗務員の基地でした。」

「思い出される情景は、
窓の外から見える東京の大都会、内側では乗務員がカーテン1枚を隔てた2段ベッドで休養していた様子です。
当時は起床装置(タイマーを設定し、時間になると腰部分の空気袋が膨らみ、起床を促す装置)が無かったので、起こし番と呼ばれる方に起こしてもらっていました。東京ステーションギャラリーで見られる赤レンガ壁も当時は白壁に覆われていました。」

これらの話からは、乗務員の仕事を支えていた駅舎の歴史をまた一つ垣間見ることができます。
2Fの回廊。
2階の回廊では、館内を周回しながら東京駅の歴史に関する展示を楽しむことができ、丸の内北口改札を上から見渡すこともできます。
東京駅をご利用の際は、東京ステーションギャラリーを訪れてみませんか?
駅を利用する日常の中で、ふと新たな発見に出会えるかもしれません!

東京ステーションギャラリー施設情報

【開館時間】
10:00 - 18:00(金曜日 10:00‐20:00)
※入館はいずれも閉館の30分前まで

【休館日】
原則、月曜日(祝日の場合は翌平日/ただし会期最終週、ゴールデンウィーク・お盆・シルバーウィーク期間中の月曜日は開館)、年末年始、展示替期間
※各展覧会の詳細ページをご参照ください

【入館料】
入館料は展覧会により異なります。各展覧会の詳細ページでご確認ください。

【アクセス】
JR「東京駅」丸の内北口改札からすぐ
東京ステーションギャラリーは東京駅丸の内駅舎内にあります。
横須賀線・総武快速線からは
地下ホーム → 丸の内側改札方面へ移動 → 丸の内北口へ進むとスムーズです。

【お問い合わせ】
〒100-0005
東京都千代田区丸の内1-9-1
TEL : 03-3212-2485
東京ステーションギャラリー公式HPはこちら arrow-right

東京駅へは成田エクスプレスでらくらくアクセス♪

東京ステーションギャラリーのある東京駅へは、
千葉駅・横浜駅・大船駅から、特急「成田エクスプレス」でゆったり座ってアクセスできます。
なお、全車指定席となりますので、乗車の際には指定席特急券を購入してください。

特急「成田エクスプレス」のきっぷは「在来線チケットレス特急券サービス」をご利用ください

「在来線チケットレス特急券サービス」は、スマートフォンから座席指定が可能なサービスです。JR東日本のインターネット予約サービス「えきねっと」から予約が可能です。指定席特急券がチケットレスになるため、駅できっぷを受け取る必要がなく、そのままご乗車いただけます。

※お申込みにはえきねっとへの会員登録(無料)が必要です。
※最新の内容は「えきねっと」サイトでご確認ください。
※ご乗車の際は別途乗車券が必要です。モバイルSuicaや交通系ICカードをご利用いただくか、別途、紙のきっぷをお買い求めください。
在来線チケットレス特急券サービス arrow-right

横須賀線・総武快速線沿線では、イベント・見どころが盛りだくさん!

この記事では「東京ステーションギャラリー」を初めて訪れる方でも興味を持って頂けるように、「東京ステーションギャラリー」の歴史や見どころをご紹介しました。「東京ステーションギャラリー」へお越しの際は、鉄道でのアクセスも是非検討してみてください。

横須賀線・総武快速線は、大船・横浜方面から、また成田・千葉方面からでも、東京まで乗り換えなしでアクセスできます。
「東京ステーションギャラリー」の他にも、逗子・鎌倉・横浜方面や千葉・成田方面などでも地域ごとの催しやスポットがありますので、エリアを移動しながら巡ることができます。
特急「成田エクスプレス」によるアクセスを含め沿線に点在するイベントや立ち寄り先を組み合わせた移動が可能です。

※掲載の内容は2026年6月18日現在の情報です。
※画像・イラストはすべてイメージです。

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