仕事帰り、電車を待ちながら軽く一杯。そんなニーズに応える場所が、2024年9月小山駅構内に誕生しました。その名も 「ちょい飲み 駅角(えきかど)おやま」。今回は、このプロジェクトのキーマンである Sunフーズ株式会社代表 栗原氏に、会社設立の背景からクラフトビール事業「808ブルワリー」への挑戦、そして『ちょい飲み駅角おやま』に込めた想いを伺いました。
更新日: 2025年12月05日
冬の小山駅ナカでほっと一杯!「ちょい飲み 駅角おやま」全4回開催!
小山駅で毎回大好評の駅ナカ立ち飲みイベント「ちょい飲み 駅角おやま」が、この冬も定期開催!全4回の特別企画で、栃木県内のクラフトビールや地酒を堪能できるほか、寒い季節にぴったりの熱々おでんなど、冬ならではのメニューをご用意。仕事帰りや電車待ちに、ほっと一息つける贅沢な時間をお楽しみください。
栗原社長が語る、Sunフーズ(株)・808ブルワリー誕生秘話と『ちょい飲み駅角おやま』に込めた想い
住宅営業から“野菜”へ
10年間、住宅メーカーで営業として活躍し、営業成績1位を獲得したこともある栗原氏。誰もが羨むキャリアを歩んでいましたが、心の中にはある葛藤がありました。
「家を売る仕事は、一生に一度の買い物。売った後はお客様と関わることができない――最後まで見届けられるビジネスがしたい。」
その答えは、意外にも「野菜」でした。3人の仲間とともに脱サラし、会社名を「Sun(3)フーズ」と名付けて設立。出身高校のある栃木市に貢献したいという強い思いから、使われていなかった蔵を活用し「蔵のまち直売所」をオープン。しかし、最初は毎月赤字続き。リスクがあるのに決断できた理由は――
「明日死んでしまうかもしれない。死んだときに楽しかったなと思える生き方がしたい。」
そう語る栗原氏の笑顔は、覚悟と希望に満ちていました。
畑を買って大根を抜こうとしたら抜けなかったり、テレビで見た「おいしい野菜は土もおいしい」という言葉を信じて土を食べてみたら…「まずかった(笑)」というユーモラスなエピソードも、挑戦の日々を物語ります。
現在は、仕入れた野菜を学校や福祉施設に産地直送で卸す事業を展開。さらに、廃棄をなくすために惣菜や弁当を作る「おかずや事業」、野菜や惣菜を販売する場や飲食スペースで交流できる「小山市まちの駅思季彩館」の運営など、地域に根ざした取り組みを続けています。
「家を売る仕事は、一生に一度の買い物。売った後はお客様と関わることができない――最後まで見届けられるビジネスがしたい。」
その答えは、意外にも「野菜」でした。3人の仲間とともに脱サラし、会社名を「Sun(3)フーズ」と名付けて設立。出身高校のある栃木市に貢献したいという強い思いから、使われていなかった蔵を活用し「蔵のまち直売所」をオープン。しかし、最初は毎月赤字続き。リスクがあるのに決断できた理由は――
「明日死んでしまうかもしれない。死んだときに楽しかったなと思える生き方がしたい。」
そう語る栗原氏の笑顔は、覚悟と希望に満ちていました。
畑を買って大根を抜こうとしたら抜けなかったり、テレビで見た「おいしい野菜は土もおいしい」という言葉を信じて土を食べてみたら…「まずかった(笑)」というユーモラスなエピソードも、挑戦の日々を物語ります。
現在は、仕入れた野菜を学校や福祉施設に産地直送で卸す事業を展開。さらに、廃棄をなくすために惣菜や弁当を作る「おかずや事業」、野菜や惣菜を販売する場や飲食スペースで交流できる「小山市まちの駅思季彩館」の運営など、地域に根ざした取り組みを続けています。
「小山のビールを造ろう!」――808ブルワリー誕生
クラフトビール事業のきっかけは、小山市内で開催された「日本一のビール祭り」。青空の下でビールを飲みながら、地元の農畜産物をつまみに食べられる最高の祭り。しかし、そこで聞こえてきたのはこんな声でした。
「地元のビール祭りなのに、小山の美味しいビールがないよね」
確かに、ビールメーカーが造ったビールには小山産のビール麦が使われていても、「小山のビール」ではありません。だからこそ―― 「小山のビールを造ろう!」 という強い気持ちが生まれました。
このクラフトビールは、小山市の特産品を活かし、自分でいいものを仕入れて売りたいという想いから誕生。原料には粒が小さい理由などでロスになってしまう小山市産のお米やはとむぎを有効活用、さらに、ラベルデザインは地元の主婦が手掛け、まさに「小山のみんなで作るビール」です。
808ブルワリーのクラフトビールは「ホップの使い方がうまい」と評判。定番3種に加え、毎月異なるビールを製造し、根強いファンを魅了し続けています。
「地元のビール祭りなのに、小山の美味しいビールがないよね」
確かに、ビールメーカーが造ったビールには小山産のビール麦が使われていても、「小山のビール」ではありません。だからこそ―― 「小山のビールを造ろう!」 という強い気持ちが生まれました。
このクラフトビールは、小山市の特産品を活かし、自分でいいものを仕入れて売りたいという想いから誕生。原料には粒が小さい理由などでロスになってしまう小山市産のお米やはとむぎを有効活用、さらに、ラベルデザインは地元の主婦が手掛け、まさに「小山のみんなで作るビール」です。
808ブルワリーのクラフトビールは「ホップの使い方がうまい」と評判。定番3種に加え、毎月異なるビールを製造し、根強いファンを魅了し続けています。
Sunフーズ(株)提供
『ちょい飲み 駅角おやま』に向けた想い
「ちょい飲み駅角おやま」への誘いを受け、「やるからには売りたい、お客さまを呼ばなきゃな」という強い使命感があったといいます。駅角おやまには、毎回足を運んでくれる人がいる。小山駅の駅ナカイベントだからこそ訪れるお客さまもいる。そんな人たちが集まり、駅のスペースに生まれる心地よい雰囲気の中で飲める時間は、特別なものです。これは自分たちだけでは決して実現できなかったことであり、ここは人と人が出会う場所。だからこそ、今後も地域の「いいもの」を届ける場として、さらに発展させていきたい――そう語ってくれました。
小山駅で働くJR社員も想いは同じ。駅は単なる通過点ではなく、地域の魅力を発信する拠点になれると考えています。小山駅は新幹線も停まる交通の要所ですが、もっと“滞在したくなる駅”にしたい。旅行者にとっては旅の思い出をつくる場所に、地元の方にとっては気軽に集える場所に――そんな駅づくりを目指しています。
小山駅で働くJR社員も想いは同じ。駅は単なる通過点ではなく、地域の魅力を発信する拠点になれると考えています。小山駅は新幹線も停まる交通の要所ですが、もっと“滞在したくなる駅”にしたい。旅行者にとっては旅の思い出をつくる場所に、地元の方にとっては気軽に集える場所に――そんな駅づくりを目指しています。
『ちょい飲み 駅角おやま』概要
■開催日
2025年12月18日(木)~19日(金)・
2026年1月29日(木)~30日(金)・2月26日(木)~27日(金)・3月26日(木)~27日(金)
※月1回程度の不定期開催
■時間
16:00~20:00(L.O.19:45)
■会場
小山駅在来線改札内イベントスペース
■メニュー
クラフトビール・日本酒・おでん・おつまみ各種
■来場特典
開催期間中にご来場いただき、飲食又は商品をご購入された方にスタンプカードをお渡しします。ご利用1回につき1ポイント付与し、3ポイント集めると「駅角おやまロゴ入りおちょこ」をプレゼントします。
※スタンプ付与は1日につき1ポイントまでとなります。
※数量限定です。
2025年12月18日(木)~19日(金)・
2026年1月29日(木)~30日(金)・2月26日(木)~27日(金)・3月26日(木)~27日(金)
※月1回程度の不定期開催
■時間
16:00~20:00(L.O.19:45)
■会場
小山駅在来線改札内イベントスペース
■メニュー
クラフトビール・日本酒・おでん・おつまみ各種
■来場特典
開催期間中にご来場いただき、飲食又は商品をご購入された方にスタンプカードをお渡しします。ご利用1回につき1ポイント付与し、3ポイント集めると「駅角おやまロゴ入りおちょこ」をプレゼントします。
※スタンプ付与は1日につき1ポイントまでとなります。
※数量限定です。
🏮『駅角おやま』とは
小山駅の中で行う新しい、楽しいイベント・取り組みの総称です。「小山駅の一角にある駅の憩いの場」にしたいという思いから、この名前をつけました。イベント・交流・発見を通じて、駅角おやまから、あなたの日常に彩りが広がります。
掲載の内容は2025年11月現在の情報です。予告なく中止または変更となる場合があります。写真はイメージです。なくなり次第終了となります。
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JREメディア編集部