E721系が運転できる！「仙山線」の実写運転シミュレータが2025年6月24日(火)配信開始

「JR東日本トレインシミュレータ」は、運転士が乗務員区で実際に訓練用に使用している業務用シミュレータをベースに開発･配信している、PC用シミュレーションソフトです。
業務用に搭載されている異常時対応など一部の機能は省略されていますが、JR東日本で実際の車両を用いて収録した高精細の映像や走行音を使用しており、実車に則した保安装置の挙動と合わせてリアルな運転体験ができます。

ソフトの配信は、PCゲームプラットフォーム「Steam」にて行われており、ゲーミングPCでプレイすることが可能です。

仙山線は、宮城県仙台市の仙台駅と、山形県山形市の羽前千歳駅を結ぶ全長58.0kmの路線です。仙台と山形を結んでいることから、それぞれの頭文字を取って「仙山線」と名付けられました。羽前千歳駅では奥羽本線に接続しており、仙山線の列車も山形駅まで直通しています。また日本初の交流電化による鉄道が運行された路線としても知られています。
仙台駅と山形駅を結ぶ列車の他、仙台駅から愛子駅、作並駅までの区間運行も数多く設定されています。また愛子駅から山形駅まで主要駅にのみ停車する快速列車も運行されています。

仙台駅を出た列車はしばらく住宅街を走り、マンションが建ち並ぶ北仙台駅、学生の利用者が多い東北福祉大前駅等を経由して、運行上の拠点の1つである愛子駅へと向かいます。愛子駅を出ると、作並温泉や「交流電化発祥地」の碑で有名な作並駅付近から山間部へ入り、多くの観光客が訪れる山寺駅を経由して羽前千歳駅へと向かいます。山間部はトンネルや鉄橋、曲線が多く存在し、奥羽山脈の険しさを感じることができます。
羽前千歳駅からは奥羽本線へ乗り入れ、線路の幅が異なる山形新幹線の線路と並走しながら、終点の山形駅へ到着します。
住宅街から郊外、山間部へと移り替わる風景を、ぜひ本DLCでお楽しみください。

○配信路線：仙山線
○配信区間：下り 仙台～山形（62.8 km）
○駅数：20駅
○保安装置：ATS-Ps
○配信車両：E721系1000番代
○日本販売価格：3,480円(税込)
※仙山線DLCのプレイには、予め基本パック【2,980円（税込）】の購入が必要です。

■仙山線DLCの特徴
○「JR東日本トレインシミュレータ」発となるE721系の運転が可能
〇現役乗務員の指差喚呼音声・肉声放送に加え、自動放送も実装（山形統括センター）
〇住宅街から郊外、山間部へと移り変わる景色

仙山線DLCでは、仙台駅～山形駅（62.8km）の4ダイヤを収録しております。

列車番号：825M
種別･行先：普通 山形行き
運転区間：仙台（08:18発）→山形（09:45着）
車種：E721系1000番代 6両
音声担当：山形統括センター

列車番号：3831M
種別･行先：快速 山形行き
運転区間：仙台（11:07発）→山形（12:26着）
車種：E721系1000番代 4両
音声担当：山形統括センター

列車番号：1857M
種別･行先：普通 愛子行き
運転区間：仙台（13:27発）→愛子（13:57着）
車種：E721系1000番代 6両
音声担当：山形統括センター

列車番号：837M
種別･行先：普通 山形行き
運転区間：仙台（13:45発）→山形（15:16着）
車種：E721系1000番代 4両
音声担当：山形統括センター

「仙山線DLC」のリリースに合わせて、下記の機能が修正および実装されました。

【埼京線】
・一部区間の画面上の速度表示を修正しました。
【常磐線】
・一部列車の東京駅でのパターンを修正しました。
・勝田駅到着時の車掌放送を一部修正しました。
【八高線】
・一部区間で運転士喚呼が流れない不具合を修正しました。

「仙山線DLC」をプレイするには、まずSteamクライアントのダウンロードとアカウント作成、そして「JR東日本トレインシミュレータ」の基本パックの導入が必要です。

また、「JR東日本トレインシミュレータ」をプレイする手段として、二つのプレイ方法があります。
1．PCでのプレイ
元々、高性能なPCを前提とした業務用シミュレーターがベースとなっているため、一般的に「ゲーミングPC」と呼ばれるような高スペックなPCが必要です。購入前に、使用しているPCのスペックを確認しておきましょう。

2．GeForce NOW経由でのプレイ
NVIDIAのクラウドゲームサービス「GeForce NOW（ジーフォース･ナウ）」を利用すれば、高スペックPCを持っていなくても、お手元のPCやスマートフォン、タブレットなどでプレイすることが可能です。

ただし、NVIDIAのクラウドゲームサービス「GeForce NOW（ジーフォース･ナウ）」を利用すれば、高スペックPCを持っていなくても、お手元のPCやスマートフォン、タブレットなどでプレイすることが可能です。
※「GeForce NOW」への別途会員登録が必要です。

ソフトは、Steamのストアページから購入できます。Steamクライアントをダウンロードし、アカウントを作成後、ストアページから購入手続きを行ってください。

おすすめのゲーミングPCやソフト導入手順、また「GeForce NOW」の詳細については、下記の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

「JR東日本トレインシミュレータ」の公式ガイドブック『JR東日本トレインシミュレータ 公式パーフェクトガイド』を 2025年8月5日より発売します！

JR東日本トレインシミュレータにおける、リアルな運転体験の魅力や運転士インタビュー、プレイを検討される方向けの操作ガイド、攻略ポイントや制作秘話等、ここでしか知りえない情報が詰まった、濃い内容に仕上がっています。
公式ガイドブックを購入すると、次回8月に配信予定の新規路線のヒントも載っております！

JR東日本トレインシミュレータのプレイ経験の有無に関わらず、お楽しみいただける内容となっておりますので、ぜひご購入ください！
購入はお近くの書店の他、JRE MALLとAmazon、楽天等のECサイトからも購入ができます！　

PCゲーム用プラットフォーム「Steam」で配信をしているJR東日本トレインシミュレータの公式対応マスコンユニットです。このマスコンユニットは、素材選定にこだわり、大きさや触感を可能な限り実物に近づけるよう再現したため、より本格的な運転感覚が楽しめます。

マスコンユニットにはシリアルナンバーを刻印したプレートを取り付けるため、お手元に届く公式マスコンユニットは世界に1つだけのオリジナル商品となります。
リアルなマスコンユニットを使用してJR東日本トレインシミュレータをご利用いただくことにより、鉄道運転の楽しさ、奥深さをより実感できます。
ご自宅でトレインシミュレータを本格的にプレイされたい方におすすめです。

運転士気分を盛り上げるオプション商品として、計器盤モニターや、マスコンユニットを設置できる運転台をセットにした商品も発売中です！

■マスコンユニット本体のみ
JR東日本トレインシミュレータ公式対応のマスコンユニットです。JR東日本の首都圏エリアで活躍する電車で使用されているマスコンユニットに限りなく近く再現しました。ご自宅で、JR東日本トレインシミュレータを本格的にプレイされたい方におすすめです。
本格的なマスコンユニットにより、リアルな肌触りと感触でより本格的な運転業務を行うことができます。主ハンドルの他、右手の握り棒や各スイッチ類等の運転台機器を再現しています。
また、マスコンユニットにはシリアルナンバーを刻印したプレートを取り付けますので、お手元に届く公式マスコンユニットは世界に1つだけのオリジナル商品となります。

＜マスコンユニット仕様＞
サイズ：幅95cm×奥行28cm×高さ20cm　　　
重さ：約21kg
材質：アルミ、鉄
※本商品はWindowsのみのサポートとなります。

＜マスコンユニット価格＞
価格：250万円(税込)

■ JR東日本トレインシミュレータ公式マスコンユニット＋計器盤モニター
こちらの商品は、マスコンユニットと計器盤モニターのセット商品となっており、計器盤モニターには、シミュレータプレイ時に速度計等を表示させることができます。ご自宅で、よりリアルな運転業務を体験することができます。

＜計器盤モニター仕様＞
サイズ：幅98cm×奥行27.5cm×高さ41.5cm　　
重さ：約16kg
材質：アルミ、鉄
※本商品は複数の画面出力に対応したPCが必須となります。

＜マスコンユニット＋計器盤モニター価格＞
価格：300万円(税込)

■JR東日本トレインシミュレータ公式マスコンユニット＋計器盤モニター＋運転台
こちらの商品は、マスコンユニットと計器盤モニター・運転台のセット商品です。計器盤モニターには、シミュレータプレイ時に速度計等を表示させることができます。
運転台上にマスコンユニット・計器盤モニターを設置することで、ご自宅で、よりリアルな運転業務を体験することができます。足元によりリアルな警笛吹鳴用の警笛ペダルも付属します。

＜運転台仕様＞
サイズ：幅110cm×奥行65cm×高さ113.5cm
重さ：約55kg
材質：鉄
※サイズは組み立て後の数字です。
※マスコンユニット及び計器盤モニターは、NVIDIAが提供するクラウドゲームサービス「GeForce NOW」には対応しておりません。

＜JR東日本トレインシミュレータ公式マスコンユニット＋計器盤モニター＋運転台価格＞
380万円(税込)

JRE MALLショッピング JR東日本トレインシミュレータ店で発売中です。
※完全受注生産のため、ご購入からお客さまへお届けするまで3～4ヶ月いただきます。

マスコンユニットを購入することで、より本格的にご自宅でJR東日本トレインシミュレータを楽しめるようになります。マスコンユニットを購入してご自宅で運転業務を行ってみてはいかがでしょうか！

「JR東日本トレインシミュレータ」では、今回ご紹介した仙山線以外にも、東海道線や、中央線、山手線、横須賀線などのダウンロードコンテンツを多数配信しています。

順次配信路線を拡大していますので、是非チェックしてみてくださいね。