更新日: 2025年06月30日

初夏のお出かけは土浦へ!霞ケ浦の伝統漁法「帆引網漁」を学ぼう!

初夏のお出かけの予定はお決まりですか?
気軽な日帰り旅なら、東京から特急「ときわ号」でおよそ50分、茨城県の土浦がおすすめです。
茨城県の霞ケ浦で操業されている、風を読み、帆を操りながら魚を獲る伝統漁法「帆引網漁」。この貴重な民俗技術の魅力と、帆引網漁を学べるシンポジウムをご紹介します。

霞ケ浦が育んだ奇跡の漁法「帆引網漁」

風を読む漁師(提供:土浦市教育委員会)
風を読む漁師(提供:土浦市教育委員会)
帆引網漁は、明治時代に地元漁師・折本良平によって考案された漁法。大きな帆に風を受けて船を横に流しながら、シラウオやワカサギを網で獲るという独特のスタイルです。動力船の普及により一度は姿を消しましたが、1971年に観光用として復活。2018年には国選択無形民俗文化財に選定され、地域の誇りとして再び注目を集めています。

観光帆曳船で、霞ケ浦の風を体感

帆引船(提供:土浦市観光協会)
帆曳船(提供:土浦市教育委員会)
帆引網漁の魅力は、観光帆曳船で体験できます。例年7月下旬から10月中旬にかけて、土浦市・かすみがうら市・行方市の保存会によって観光帆曳船が運航されています。白い帆が風を受けて湖面を滑る姿は、まさに霞ケ浦の風物詩です。
観光帆曳船の詳細はこちら(土浦市公式サイト)

帆引網漁をもっと学ぼう!7月6日(日)に土浦市でシンポジウムを開催!

帆引網漁を映像とパネルディスカッションで紹介するシンポジウムが、2025年7月6日(日)に土浦市で開催されます。イベントでは、記録映像「霞ケ浦が育んだ奇跡の漁法 ~生きた民俗技術を後世に伝えていくために~」の上映に加え、民俗学・漁業技術・地域文化の専門家による講演が行われます。

【シンポジウム詳細】
日時:2025年7月6日(日)9:50〜12:30(開場9:30)
会場:クラフトシビックホール土浦小ホール(茨城県土浦市東真鍋町2-6)
定員:280名(当日先着順)
参加費:無料
アクセス:
・JR常磐線「土浦駅」西口④番乗り場より「神立駅行き」「土浦協同病院行き」バスで「真鍋新町」下車 徒歩10分
・TX「つくば駅」から土浦駅西口経由で同様にアクセス可能
・駐車場あり(台数に限りあり)
シンポジウムの詳細はこちら(土浦市公式サイト)

土浦へお出かけの際には特急「ときわ号」が便利!

いかがでしたか。
自然と伝統文化の魅力が満載の土浦エリアへのお出かけには常磐線特急「ときわ号」のご利用が便利です。「えきねっと」で予約いただけるときわ号の「在来線チケットレス特急券」は駅で特急券を受け取ることなく、そのまま在来線特急列車にご乗車いただけるチケットレスサービスです。(乗車券は交通系ICカードやモバイルSuicaをご利用ください)
えきねっとはこちら
※掲載の内容は2025年6月現在の情報です。

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