更新日: 2025年02月05日

八戸えんぶりは2025年2月17日(月)~20日(木)に開催!アクセスや行事日程、八戸おすすめスポットもご紹介!

東京から新幹線で3時間ほどでいける青森県八戸市。そんな八戸の冬の風物詩「えんぶり」をご存じですか?豊作祈願で太夫が舞う「摺り」、子供たちの祝福芸で心温まる郷土芸能、芸能を伝承していく人たちの魂を感じることができます!2025年のえんぶりは2月17日(月)~20日(木)に開催されます。青森はりんごや佞武多だけじゃない!八戸市には美味しいグルメやお酒もあります!八戸市の魅力とアクセス、お得な「キュン♥パス」等も併せてご紹介いたします!

八戸・冬の風物詩 魂を込めた郷土芸能「えんぶり」

えんぶり
国の重要無形民俗文化財であり、八戸の代表的な民俗芸能である冬の風物詩「えんぶり」。
大きな烏帽子をかぶった太夫(たゆう)と呼ばれる舞い手が、種まきや田植えなど稲作の動作を表現し、豊作祈願で舞う「摺り」と子供たちの祝福芸で心温まる郷土芸能をえんぶりといいます。
2025年2月17日(月)には約30組ほどのえんぶり組が、中心街の大通りでい一斉に摺る「一斉摺り(いっせいずり)」は圧巻な風景です。
実は、このいっせい摺りで一番に神社を出発できる「一番札」をもらうために早いときは1週間前から神社に並び、夜通し途切れることなくその時を待ちます。各組が順に並びお囃子をならしながら焚火を囲み過ごす姿は、世代を超えた温かな風景です。
えんぶり
「えんぶり」を体験できるツアーも開催されており、「えんぶりとは?」を学び、札とりの様子を見て、明朝早くに神社では奉納摺りとして一番札をとった組から始まる摺りを見ることができます。その後、街中での一斉摺り、お屋敷で「旦那様」気分になってのお庭えんぶりへと時間が流れます。時間がたつにつれ、魂がゆさぶれられていくような感動と温かな気持ちで包まれていきます。
えんぶりを通して垣間見えてくる八戸の文化と暮らしぶりに魂がゆさぶられること必須。ぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか?

「えんぶり」の概要と日程について

【八戸えんぶり】
開催時期:2025年2月17日(月)~20日(木)
開催場所:八戸市中心市街地周辺
最寄り駅:JR東北新幹線 八戸駅

主な行事日程をご紹介します。
〇奉納・えんぶり行列・一斉摺り
会場:奉納 長者山新羅神社、えんぶり行列 長者まつりんぐ広場、一斉摺り 八戸市中心街(十三日町)
日程:2025年年2月17日(月)
奉納 7:00~、撮影会 8:00~9:00、えんぶり行列 10:00~、一斉摺り 10:40~11:20
観覧料:無料

〇御前えんぶり
会場:八戸市庁本館前市民広場
日程:2025年2月17日(月)12:15~
観覧料:無料

〇えんぶり公演
会場:SG GROUPホールはちのへ(八戸市公会堂)
日程:2025年2月17日(月)13:00~16:00、2月18日(火)13:00~16:00
観覧料:通常料金:1,500円(税込)

〇お庭えんぶり
会場:登録有形文化財 更上閣(こうじょうかく)
日程:2025年2月17日(月)~20日(木)17:00~、19:15~
観覧料:3,000円~3,500円(税込・お土産付き)
2025年八戸えんぶり行事日程はこちら
2025年えんぶりツアーの詳細はこちら

「八戸えんぶり」に先駆けた各町開催のえんぶり

八戸圏域中から多くのえんぶり組が集まり競演する「八戸えんぶり」に先駆け、各町では地元えんぶり組がそれぞれの演目を披露する催しが行われます。

〇【階上町】階上早生えんぶり祭り
会場:わっせ交流センター
日程:2025年2月2日(日)11:00~14:00

〇【南部町】南部地方えんぶり
会場:剣吉地区/南部芸能伝承館
日程:2025年2月8日(土)・9日(日)

〇【おいらせ町】百石えんぶり
会場:おいらせ町本町地区(分庁舎周辺)
日程:2025年2月15日(土)~17日(月)

〇【五戸町】五戸えんぶり
会場:五戸町中心商店街
日程:※決定し次第更新

「えんぶり」とあわせて行きたい八戸のおすすめスポットをご紹介!

「えんぶり」とあわせて行きたい八戸のおすすめスポットを以下の3つご紹介します。

①種差海岸
②鮫銀座街
③蕪嶋神社

①冬がきた!種差海岸へ行こう!!

種差海岸
※夏の種差海岸
太平洋沿岸に広がる天然芝生地の種差海岸。冬は寒く、海も荒れる日が多いがゆえに、冬にしか見られない景色があります。運よく雪がふれば一帯に広がる芝生地は見事なほどに真っ白な風景となります。あったかな建物の大きな窓から果てしなく続く白い大地と海と空を眺めるだけでも時間を忘れてしまいます。竹スキーの無料貸出もあるので、童心に帰って楽しんでもらうことができます。
そんな景色と共に冬だからこそ楽しめる地元食材を使った食、体験が盛り込まれたキャンペーンを実施しています。食べれば食べるほど、体験すればするほどポイントがたまり、またさらなる体験が深まる催しとなっています。ぜひ、冬だからこそ海辺にも足をむけ、あったかな体験をしてみてください。
海カフェたねさし 出典:https://acpromote.jp/umi-cafe-tanesashi/
◎ 海カフェたねさし
▼「冬が来た!種差海岸へ行こう!キャンペーン」
【開催期間】 2025年1月18日から3月31日まで
【開催場所】
「海カフェ たねさし」
「WHARF TANECHI(ワーフ タネチ)」
「種差海岸インフォメーションセンター」
【内容】・キャンペーン限定の特別メニュー
    ・スタンプラリー企画(豪華な商品が当たるかも!?)
    ・心も体も温まるサービスが充実 等
種差海岸無料休憩所「海カフェたねさし」の詳細はこちら

②漁師の隠れ家「鮫銀座街」でお酒とグルメを満喫しよう!

鮫銀座 出典:https://www.marugotoaomori.jp/nightlife/experience/3.html
『海から拓けたまちはちのへ』は鮫と呼ばれる地域から栄え、かつては県外から多くの漁師で賑わい、鮫銀座街とよばれる飲み屋さんは140軒以上のお店で埋め尽くされていました。漁師たちは腹巻の札束を入れ飲み歩き、そんな時は地元住民は県外からの漁師たちに席をゆずったものだという物語が伝えられてきています。
現在は15軒程のお店が残っており、気性の荒い漁師さんさえもうまくかわしながらお店を守ってきたお母さんたちが、元気に出迎えてくれます。時期になると漁船が並ぶ卸売市場の前を通り、夕日が沈む頃、お店には灯りがともされていく。海辺の景色を楽しみながら、昭和の雰囲気の少し静かになった鮫銀座街の夜を楽しむことが出来ます。中心街からJR八戸線に乗車して、はしご酒を楽しむツアーも用意されているので、この機会に八戸のお酒とグルメを満喫してみてはいかがでしょうか?

▼ 鮫銀座街へのアクセス
JR八戸線 鮫駅から蕪島方面へ徒歩5分ほど
「漁師の隠れ家はしご酒ツアー」の詳細はこちら

③株価と人望の「かぶ」が上がる! 蕪嶋神社

蕪嶋神社
蕪嶋神社はウミネコの繁殖地として有名です。神社は蕪島の頂上にあり、訪れると美しい海の景色を楽しむことができます。毎年春になると、数千羽のウミネコが島に戻り、神社周辺は賑やかな鳴き声で満たされます。
蕪嶋神社は、航海安全や豊漁、商売繁盛、家内安全、縁結びなどを祈願する場所としても知られ、多くの参拝者が訪れます。自然と歴史が融合したこの神社は、訪れる人々に癒しと感動を与えるスポットです。
蕪島神社の詳細はこちら
蕪島 出典:https://acpromote.jp/product/kabushima-tokubetsuema/
青森県八戸市の蕪島から福島県相馬市まで、全長約1000kmの長距離自然遊歩道「みちのく潮風トレイル」。この「みちのく潮風トレイル」を歩いた方限定でおつかれさまのご祈祷(特別絵馬付)を受付中です。
おつかれさまのご祈祷(特別絵馬付)は任意の区間を歩いた方だけに、出発地点の蕪島にある蕪嶋神社が特別のご祈祷(特別絵馬付)を受付けています。
「蕪嶋神社ご祈祷と特別絵馬」の 詳細はこちら

平日1日乗り放題「キュン♥パス」で旅をしよう!

キュンパス 出典:https://www.jreast.co.jp/heijitsutabi/kyunpass/
JR東日本は、平日限定の乗り放題パス「旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス」、通称「キュン♥パス」を発売します。

「キュン♥パス」は、平日の1日を通して何回でもエリア内を自由に乗り降りできます。さらに、特急や新幹線の指定席は2回まで利用することができるので、旅行の幅も広がります。

この機会にぜひ、「キュン♥パス」を利用して、りんごや佞武多だけじゃない新たな青森の魅力を発見しに八戸に旅行をしてみてはいかがでしょうか?
【JR東日本】平日1日乗り放題「キュン♥パス」で旅をしよう!

八戸への観光は「えきねっと」でのきっぷ購入が便利

えきねっと 出典:https://www.eki-net.com/top/jrticket/about/
漁業や産業で栄えてきた八戸の歴史や暮らしぶりを伝承していく郷土芸能でもある八戸えんぶり。えんぶりの「摺り」をとおして歴史を振り返り、またその芸能が培われてきた風土、人、食から生まれる温もりを感じるために、ぜひ新幹線で八戸にお越しください!

八戸市には東京から新幹線で3時間ほどでアクセスすることが可能です。
新幹線のご予約は「えきねっと」が便利です。「えきねっと」ならご自宅で好きな時間に座席予約ができ、お支払いも簡単です。ぜひ「えきねっと」で新幹線の座席を予約・購入し、八戸に訪れてみてください。
「えきねっと」のご利用はこちら

あわせて読みたい青森県の観光・おでかけスポット記事

八戸えんぶりにおでかけする際にあわせて行きたい観光・おでかけスポットをご紹介します。
▶青森駅/八戸駅周辺車なし観光
▶観光列車 TOHOKU EMOTION列車旅

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