【JR恵比寿駅】ビール工場の歴史とミュージアムを見学できる！「YEBISU BREWERY TOKYO」をご紹介

「YEBISU BREWERY TOKYO」は恵比寿ガーデンプレイス内に2024年4月3日にオープンしました。
施設は、以下の3つのエリアに分かれています。

・ミュージアムエリア：ヱビスの歴史や街と共に歩んできたヱビスの姿を過去写真とともに振り返ることができます。
・ブルワリーエリア：館内で造られているビールを五感で楽しむことができます。ドイツ製の釜で醸造されるビールの醸造工程を学んだり、ビールの原料に触れることができます。
・タップルーム：実際にビールを飲むことができます。通年で提供する「ヱビス ∞」「ヱビス ∞ ブラック」など多彩なヱビスを提供しています。

「YEBISU BREWERY TOKYO」には無料で入場できますが、これらのエリアを「ヱビスコンダクター」と呼ばれるガイドから学べる有料ツアーもあります。(1,800円(税込))

ヱビスビール発祥の地でヱビスビールを味わい、工場の歴史やミュージアムを見学できるこの施設の詳細をご紹介します！

ヱビスビール工場の歴史やブルワリーでの醸造工程を見学することができる「YEBISU the JOURNEY(ヱビス ザ ジャーニー)」。

ツアー内容は以下の通りです。
①ミュージアムエリア(ヱビスの歴史や進化のご紹介)
②ブルワリーエリア(仕込釜を中心にヱビスの醸造へのこだわりをご紹介)
③ビアストーミングルーム(YEBISU BREWERY TOKYOで製造した「ヱビスインフィニティ」の試飲体験)
※予約はWEBサイトのみとなりますので事前のご予約が必要です

ここからは、実際に「YEBISU the JOURNEY」を体験したビール好きの筆者が、気になる見学の詳細をご紹介していきます！

見学前に荷物をロッカー(無料)に預けることができます。お仕事帰りや旅行中でも気軽に立ち寄れて安心ですね。

ミュージアムエリアでは、ヱビスビールが誕生した1890年(明治23年)からこれまでの歴史を学ぶことができます。
ヱビスビールだけでなく、日本のビールがどう発展したのか、また戦時下にはどのような苦労があったのか…歴史を知ることでこれまでと違った楽しみ方ができるかもしれませんね。

たくさんの「ヱビスビール」をより遠くへ運ぶために工場内に開設した貨物駅をはじまりとし、その後、今のＪＲ恵比寿駅が誕生しました。
この駅名の誕生こそが恵比寿という街の名のルーツとなったことはご存知でしょうか？
そんな豆知識からヱビスビールと恵比寿の街とのつながりを知ることもできます。

他にも、歴史あるポスターやヱビスビール歴代の瓶や缶も展示されています。
実は、施設内には数百本に1本の確率である特別な瓶であるラッキーヱビスが7つ隠れていますのでぜひ探してみてはいかがでしょうか。(ちなみに、筆者は4つまでしか見つけられませんでした…)

ツアー中は、ヱビスコンダクターの方が展示物をひとつひとつ丁寧に教えてくださいます！
のちほど、じっくりご自身で復習してみるのもいいですね。

ブルワリーエリアでは、ビールの原料であるホップや麦芽にも触れ、ビール醸造の行程を動画で学ぶことができます。

恵比寿工場で使用していたヱビス酵母を再選抜し、36年ぶりにビールづくりを再開しました。
施設内では、YEBISU∞(ヱビスインフィニティ)を醸造しておりドイツ製の釜を採用しています。

ビールは何からできているか知っていますか？
原料のひとつである、ホップや麦芽を見たり香りを嗅いだりすることができます。

ホップは独特な香りがするので吸い込みすぎに注意です！

見学の後は、施設内で醸造されている「ヱビス∞(インフィニティ)」を特別なタップルームで飲むことができます。
歴史と醸造工程を学んだ後に飲むビールは格別です！「ここでしか」飲めないビールが飲める素敵な体験でした。

【YEBISU∞(ヱビスインフィニティ)】
「Beer is ∞.(ビールは無限大)」
恵比寿工場で使用されていたヱビス酵母を再選抜しこの時代に復活。1890年のヱビスビール誕生当時に使用されていたと思われるドイツ産ファインアロマホップ「テトナンガー」を一部使用し、過去に思いを馳せながらも現代ならではのおいしさに蘇らせた、YEBISU BREWERY TOKYOのフラッグシップ商品です。

ギフトショップではTシャツやハンカチ、マスキングテープなどさまざまなグッズが販売されています。

ステッカーはパソコンやスマホなどに貼るのがおすすめです！
ビール好きの人とつながれそうですね。

工場見学終了後、また見学をしなくてもタップルームではヱビスビールを味わうことができます。
取材日には、5種類のビールが提供されていました。(2024年11月現在)

・YEBISU∞(ヱビスインフィニティ)1,100円(税込)
・EVERHOP WEIZEN(エバーホップヴァイツェン)1,300円(税込)※
・YEBISU∞BLACK(ヱビスインフィニティブラック)1,100円(税込)
・VELVET TWILIGHT(ベルベット トワイライト)1,200円(税込)※
・HARVEST SUN(ハーベストサン)1,200円(税込)
※数量限定

ソーセージやミックスナッツなどビールに合うフードも提供されています。

その日に提供されているビールのロゴスタンプを記念に押すことができます。
ギフトショップでは、日付やテイスティングメモの他にスタンプを押すことができる「MY BEER BOOK」を販売しているため、その日に飲んだビールを押して記録に残すのもいいですね。

JR恵比寿駅東口改札内にある「TAPS BY YEBISU」ではヱビスビールをはじめ「琥珀ヱビス プレミアムアンバー」などの数種類のヱビスブランド商品を味わうことができます。駅ナカならではの短時間でお楽しみいただける小皿料理をはじめ、ビールに合うソーセージや煮込み料理なども楽しめます。
2024年11月現在では、大人気の「ヱビス クリエイティブブリュー 燻（いぶし）」を味わうことができます。
内装は、かつて恵比寿の街にあったヱビスビールの工場をイメージし、赤レンガのカウンターやビール醸造に用いる銅製の釜をモチーフにした、照明・インテリアが施されています。

【TAPS BY YEBISU】
場所：JR恵比寿駅東口構内
営業時間：
平日7:00～23:00(ラストオーダー 22:30)
土日祝11:00～21:30(ラストオーダー21:00)
年中無休(年末年始除く)

「YEBISU BREWERY TOKYO」の魅力をお伝えしました。
ひとりでゆったりと楽しむもよし、仲間や家族とワイワイ楽しむもよし。
「YEBISU BREWERY TOKYO」であなたも新しいビールの楽しみ方を見つけてみませんか？

【YEBISU BREWERY TOKYO】
開業日：2024年4月3日
施設名称：YEBISU BREWERY TOKYO(ヱビス ブルワリー トウキョウ)
住所：東京都渋谷区恵比寿4-20-1 恵比寿ガーデンプレイス内
開館時間：
平日 12:00～20:00(最終入館:19:30)
土日祝 11:00～19:00(最終入館:18:30)
休館日：火曜日(祝日の場合は翌日)・年末年始
入場料：無料
ツアー情報：YEBISU the JOURNEY(ヱビス ザ ジャーニー) 料金1,800円(税込)