廃止区間も運転可能！「JR 北海道 留萌本線」の実写運転シミュレータが2024年3月26日(火)配信開始

「JR東日本トレインシミュレータ」は、運転士が乗務員区で実際に訓練用に使用している業務用シミュレータをベースに開発･配信している、PC用シミュレーションソフトです。

業務用に搭載されている異常時対応など一部の機能は省略されていますが、JR東日本で実際の車両を用いて収録した高精細の映像や走行音を使用しており、実車に則した保安装置の挙動と合わせてリアルな運転体験ができます。

ソフトの配信は、PCゲームプラットフォーム「Steam」にて行われており、ゲーミングPCでプレイすることが可能です。

これまで東日本エリアの路線(山手線、総武快速線等)を配信してきた「JR東日本トレインシミュレータ」では、今回初めての他社線配信です！

留萌本線は、北海道深川市の深川駅から、北海道雨竜郡沼田町の石狩沼田駅を結ぶ、全長14.4km の JR北海道の路線です。かつては、北海道増毛郡増毛町の増毛駅までの全長 66.8kmの路線でしたが、2016年12月をもって留萌～増毛間が廃止、その後 2023年4月をもって石狩沼田～留萌間も廃止となりました。

〇配信路線:JR北海道 留萌本線
〇配信区間:上り/下り 深川～留萌(片道50.1km)
〇配信車両:キハ54形500代(1両編成)
〇日本販売価格:6,960円(上下線)
※留萌本線DLC単体ではプレイすることは出来ないため、予め基本パック(2,980円)の購入が必要です。

■留萌本線DLCの特徴
〇他社線(JR北海道)の運転が可能！
〇廃止区間(石狩沼田～留萌間)の運転が可能！
〇上下線の運転が可能！
〇回送列車(深川→留萌)の運転が可能！
〇当時車内で実際に使用されていた自動放送を実装！
〇自動空気ブレーキでのブレーキ操作が可能！
など

留萌本線 DLCは 2023年4月の石狩沼田～留萌間の廃止に伴い、廃止区間の風景や思い出をシミュレータという形で保存することを目的とし、廃止直前に深川～留萌間で撮影専用列車を走行させ、映像の収録を行いました。
シミュレータ上では、今では見ることの出来ない、留萌本線の運転台からの貴重な沿線風景を楽しむことが出来ます。

また、留萌本線DLCでは、JR東日本トレインシミュレータで初となる、実際に車内で使用されていた自動放送や上下線のダイヤが実装されました。

留萌本線DLCは、上下線が実装されており、上りが4ダイヤ、下りが5ダイヤの計9ダイヤプレイが可能です。
同じ普通列車でも、列車ごとに停車パターンが異なっています。
下り列車には、深川→留萌間ノンストップの回送ダイヤが含まれています。

●上り
列車番号：4920D
種別･行先：普通 深川行き
運転区間：留萌(05:49発)→深川(06:44着)
車種：キハ54形500代 1両
自動放送：あり
備考：大和田駅、藤山駅、幌糠駅は通過

列車番号：4922D
種別･行先：普通 深川行き
運転区間：留萌(06:47発)→深川(07:49着)
車種：キハ54形500代 1両
自動放送：あり
備考：全駅停車

列車番号：4924D
種別･行先：普通 旭川行き ※運転区間は途中の深川駅まで
運転区間：留萌(09:04発)→深川(10:00着)
車種：キハ54形500代 1両
自動放送：あり
備考：大和田駅、藤山駅は通過

列車番号：4926D
種別･行先：普通 深川行き
運転区間：留萌(12:18発)→深川(13:13着)
車種：キハ54形500代 1両
自動放送：あり
備考：真布駅、北秩父別駅は通過

●下り
列車番号：回5921D
種別･行先：回送 留萌行き
運転区間：深川(04:53発)→留萌(05:39着)
車種：キハ54形500代 1両
自動放送：なし
備考：深川～留萌間ノンストップ

列車番号：4921D
種別･行先：普通 留萌行き
運転区間：深川(05:44発)→留萌(06:36着)
車種：キハ54形500代 1両
自動放送：あり
備考：北一已駅、秩父別駅、北秩父別駅、真布駅、恵比島駅、幌糠駅、藤山駅は通過

列車番号：4923D
種別･行先：普通 留萌行き
運転区間：深川(07:59発)→留萌(08:55着)
車種：キハ54形500代 1両
自動放送：あり
備考：北秩父別駅、真布駅は通過

列車番号：4925D
種別･行先：普通 留萌行き
運転区間：深川(11:10発)→留萌(12:07着)
車種：キハ54形500代 1両
自動放送：あり
備考：北秩父別駅は通過

列車番号：4929D
種別･行先：普通 留萌行き
運転区間：深川(16:08発)→留萌(17:07着)
車種：キハ54形500代 1両
自動放送：あり
備考：全駅停車

ソフトの配信は、PCゲームプラットフォーム「Steam」にて販売しています。
留萌本線DLC単体ではプレイすることは出来ないため、予め基本パック(2,980円)の購入が必要です。

なお、配信対象はPCのみのため、スマホやタブレットPC、家庭用ゲーム機ではプレイすることは出来ません。

「JR北海道 留萌本線DLC」をプレイするには、まずSteamクライアントのダウンロードとアカウント作成、そして「JR東日本トレインシミュレータ」の基本パックの導入が必要です。

「JR東日本トレインシミュレータ」は、元々高性能なPCを前提とした業務用シミュレーターがベースとなっているため、一般的に「ゲーミングPC」と呼ばれるような高スペックなPCが必要です。購入前に、使用しているPCのスペックを確認しておきましょう。

ただし、NVIDIAのクラウドゲームサービス「GeForce NOW（ジーフォース･ナウ）」を利用すれば、高スペックPCを持っていなくても、お手元のPCやスマートフォン、タブレットなどでプレイすることが可能です。
※「GeForce NOW」への別途会員登録が必要です。

ソフトは、Steamのストアページから購入できます。Steamクライアントをダウンロードし、アカウントを作成後、ストアページから購入手続きを行ってください。

おすすめのゲーミングPCやソフト導入手順、また「GeForce NOW」の詳細については、下記の記事で解説していますので、ぜひご覧ください。

「JR東日本トレインシミュレータ」では、今回ご紹介したJR北海道 留萌本線以外にも、高崎線や小海線、総武快速線、南武線、八戸線などのダウンロードコンテンツを多数配信しています。

順次配信路線を拡大していますので、是非チェックしてみてくださいね。

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