更新日: 2024年12月05日
横須賀線・横浜線等の車両基地「JR東日本鎌倉車両センター」とは?
JR東日本鎌倉車両センターは、神奈川県鎌倉市のJR東海道線大船駅に隣接する、車両の点検や修理、清掃などを行う車両基地です。お客さまに高品質な輸送サービスを提供するために日々、車両のメンテナンスを行っています。1,101両(2022年4月現在)の車両が在籍しており、横須賀線・総武快速線・横浜線の輸送を担っています。この記事では、首都圏・近郊路線の安全運行を支えるJR東日本鎌倉車両センターについてご紹介します!
鎌倉車両センターとは?
JR東日本鎌倉車両センターは、神奈川県鎌倉市のJR東海道線大船駅に隣接する、車両の点検や修理、清掃などを行う車両基地です。お客さまに高品質な輸送サービスを提供するために日々、車両のメンテナンスを行っており、横須賀線・総武快速線・横浜線の輸送を担っています。
現在、鎌倉車両センターに所属する車両
① E235系1000番代(横須賀線・総武快速線等)
鎌倉車両センターに所属する横須賀線・総武快速線等向けのE235系1000番代は、E217系置き換えを目的に2020年12月にデビューしました。
E235系は、首都圏の輸送サービスにおけるさらなるサービス向上、安定性向上を目的に、従来の列車情報管理装置である「TIMS」に代わるシステム「INTEROS」の導入をはじめ、多くの新技術を導入し、エネルギーコスト低減やメンテナンス低減を実現した次期通勤型車両のスタンダード車両になっています。
E235系は、首都圏の輸送サービスにおけるさらなるサービス向上、安定性向上を目的に、従来の列車情報管理装置である「TIMS」に代わるシステム「INTEROS」の導入をはじめ、多くの新技術を導入し、エネルギーコスト低減やメンテナンス低減を実現した次期通勤型車両のスタンダード車両になっています。
② E233系6000番代(横浜線)
鎌倉車両センターに所属する横浜線向けのE233系6000番代は、205系置き換えを目的に2014年にデビューしました。
E233系は、E231系の技術を踏襲し、主要機器を二重系化し信頼性を向上しています。女性専用車や優先席部分の荷棚や吊り手の高さを低減したほか、優先席エリアの明確化等のユニバーサルデザインを多く採用しています。
また車内に空気清浄機を設置したほか、液晶画面やフルカラーLEDによる情報案内の充実など、アンケートやインタビューに基づくお客さまニーズを反映したデザインとなっています。
E233系は、E231系の技術を踏襲し、主要機器を二重系化し信頼性を向上しています。女性専用車や優先席部分の荷棚や吊り手の高さを低減したほか、優先席エリアの明確化等のユニバーサルデザインを多く採用しています。
また車内に空気清浄機を設置したほか、液晶画面やフルカラーLEDによる情報案内の充実など、アンケートやインタビューに基づくお客さまニーズを反映したデザインとなっています。
③ E217系(横須賀線・総武快速線等)
鎌倉車両センターに所属するE217系は、横須賀線・総武快速線などで運用されていた国鉄時代製造の113系の老朽化に伴う置き換えならびに、通勤通学による混雑緩和を目的に1994年から製造された車両です。
軽量ステンレス製車体となり、省エネルギー、保守費用軽減に配慮された車両となりました。
軽量ステンレス製車体となり、省エネルギー、保守費用軽減に配慮された車両となりました。
④ E259系(特急成田エクスプレス・しおさい)
鎌倉車両センターに所属するE259系は、1991年にデビューした「253系」を置き替えることを目的に、2009年10月にデビューしました。
253系で築いてきた空港特急の代名詞「N'EX」のブランドイメージをベースに、ユニバーサルデザインを採用し、快適性、セキュリティーをブラッシュアップさせています。
デビュー時から、空港アクセス特急を中心に活躍していましたが、多様化したご利用目的に合わせた都市間輸送特急として、2023年から車体塗装にシルバー基調のカラーを取り入れたデザインに変更しました。
253系で築いてきた空港特急の代名詞「N'EX」のブランドイメージをベースに、ユニバーサルデザインを採用し、快適性、セキュリティーをブラッシュアップさせています。
デビュー時から、空港アクセス特急を中心に活躍していましたが、多様化したご利用目的に合わせた都市間輸送特急として、2023年から車体塗装にシルバー基調のカラーを取り入れたデザインに変更しました。
過去に鎌倉車両センターに所属した車両
① 205系(横浜線)
横浜線の205系は横浜線東神奈川駅~八王子駅間、京浜東北線東神奈川駅~横浜駅間、根岸線横浜駅~大船駅間などで活躍しました。
2014年3月15日のダイヤ改正でのE233系6000番代の運用開始に伴い、横浜線での営業運転を終了しました。
2014年3月15日のダイヤ改正でのE233系6000番代の運用開始に伴い、横浜線での営業運転を終了しました。
② 253系(特急成田エクスプレス)
成田国際空港へのアクセス専用特急「成田エクスプレス」として1991年にデビューしました。
2009年から新型車両E259系を順次投入し、特急「成田エクスプレス」での営業運転を終了しました。
2009年から新型車両E259系を順次投入し、特急「成田エクスプレス」での営業運転を終了しました。
③ 113系(横須賀線・総武快速線等)
横須賀線・総武快速線等の車両として113系が所属していました。
E217系投入により、廃車及びほか車両センター等へ転用配置されました。
E217系投入により、廃車及びほか車両センター等へ転用配置されました。
④ クモヤ143形
クモヤ143形は、直流用事業用車(牽引車)として鎌倉車両センターに所属していました。
鎌倉車両センター開催イベントの紹介
鎌倉車両センターでは、鉄道ファンや電車が好きなお子さまに向けたイベントも開催しています。
これまでに開催した社員考案の車両撮影会や体験会などのイベントについてご紹介します。
これまでに開催した社員考案の車両撮影会や体験会などのイベントについてご紹介します。
① E217系リバイバルカラー撮影会(2024年1月開催)
2024年1月27日(土)に神奈川県県藤沢市(最寄り駅:東海道線大船駅)にある鎌倉車両センターで、「E217系リバイバルシリーズ 【旧カラー撮影会】」と称して、E217系を機器更新前の帯カラー(旧カラー)に再現した撮影会を開催しました。
ご参加いただいたお客さまからは、「学生時代の思い出がよみがえりました!」「東海道カラーも見たい」などのお言葉を頂きました。
ご参加いただいたお客さまからは、「学生時代の思い出がよみがえりました!」「東海道カラーも見たい」などのお言葉を頂きました。
② E217系湘南色撮影会(2024年3月開催)
わずか、9年間の活躍だったE217系湘南色の撮影会を、2024年3月2日(土)に神奈川県県藤沢市(最寄り駅:東海道線大船駅)にある鎌倉車両センターで、「E217リバイバルシリーズ 東海道線 湘南色撮影会」と称して開催しました!
鎌倉車両センターの関連動画
E259系 回送列車 前面展望(新宿運輸区制作)
成田エクスプレスの前面展望動画です。新宿駅を発車し、大崎駅から目黒川信号場を通り品川駅へ回送で向かいます。
その後、田町センターの月見4番線(高輪ゲートウェイ駅付近)まで入換を行い、パンタグラフを下げて入区完了となります。
普段は見ることのできない運転台からの前面展望を、運転士による喚呼とともにお楽しみください。
その後、田町センターの月見4番線(高輪ゲートウェイ駅付近)まで入換を行い、パンタグラフを下げて入区完了となります。
普段は見ることのできない運転台からの前面展望を、運転士による喚呼とともにお楽しみください。
鎌倉車両センターで実施されるイベントに参加するには?
① JRE MALLチケット JR東日本横浜支社店のイベントをチェック
JRE MALLチケット JR東日本横浜支社店では、鎌倉車両センターをはじめ、神奈川県・静岡県東エリアで開催しているJR東日本のイベントを販売しています。不定期で開催していますので、こまめにチェックしてみてくださいね!
② JRE MALLふるさと納税 JR東日本オリジナル返礼品をチェック
鉄道にまつわる貴重な体験やグッズなど、JR東日本ならではのオリジナル返礼品が勢ぞろい!
駅長や車両メンテナンスなどのお仕事体験や、鉄道古物を使用した、鉄道好きにはたまらない一点もののグッズなど、 オリジナリティ溢れる返礼品を是非ご覧ください♪
※時期により、取り扱い返礼品が異なります。
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※時期により、取り扱い返礼品が異なります。
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