更新日: 2024年12月06日

米沢牛の特徴を知って美味しく食べよう!おすすめの食べ方はステーキ?すき焼き?

日本が誇る和牛のブランドの1つに、米沢牛があります。米沢牛は美味しいブランド牛ですが、特徴とおすすめの食べ方を知れば、もっと美味しく楽しむことができます。
この記事では、米沢牛の特徴やおすすめの食べ方をご紹介します。おすすめの食べ方の1つに「ステーキ」がありますが、米沢牛の特徴を知ればなぜステーキがおすすめなのかきっとご理解いただけるはず!
記事の後半ではおトクに米沢牛を手に入れる方法を解説しますので、ぜひ最後までご覧ください!

米沢牛とは?|特徴や産地など

米沢牛 特徴や産地
米沢牛は山形県の置賜エリアで育てられるブランド牛です。しかし、「米沢牛銘柄推進議会」が認定した業者の育てた牛でないと米沢牛と認められません。
また、黒毛和牛かつ、出産を経験していない雌牛でなければならないため、クリアするにはいくつかのハードルがあります。
外観も食肉格付協会が定める、3等級以上でなければいけません。ブランド認定を受けるには、厳しい基準が設けられているとわかります。

まずは「米沢牛銘柄推進協議会」による米沢牛の定義を見て見ましょう。

1.飼育者は、置賜三市五町(※1)に居住し米沢牛銘柄推進協議会が認定した者で、登録された牛舎での飼育期間が最も長いものとする。

2.肉牛の種類は黒毛和種の未経産雌牛とする。

3.米沢牛枝肉市場若しくは東京食肉中央卸売市場に上場されたもの又は米沢市食肉センターでと畜され、公益社団法人日本食肉格付協会の格付けを受けた枝肉とする。但し、米沢牛銘柄推進協議会長が認めた共進会、共励会又は研究会に地区を代表して出品したものも同等の扱いとする。また、輸出用は米沢牛銘柄推進協議会が認めたと畜場とする。

4.生後月齢32カ月以上のもので、公益社団法人日本食肉格付協会が定める3等級以上の外観並びに肉質及び脂質が優れている枝肉とする。

(※1)置賜管内の三市五町:米沢市、南陽市、長井市、
高畠町、川西町、飯豊町、白鷹町、小国町

参照元:http://www.yonezawagyu.jp/03.html
ここからは米沢牛の味の特徴を見ていきましょう。

・きめ細かな霜降りと香りのよい脂がある
・甘味のある赤身
・脂の融点が低いため、口の中でとろける味わいを感じられる

米沢牛の肉は、きめ細かな霜降りと香りの良い脂が乗っている点が特徴です。
さらに、その脂は人肌ほどで溶けてしまうほど融点が低いので、口の中に入れた瞬間に脂のうま味が広がります。

また、米沢牛は脂が美味しいだけではなく、赤身にも特有の甘みがあるのも魅力です。上質な牛肉の良さすべてを感じられるのが、山形県が誇る米沢牛なのです。

米沢牛以外のブランド牛とは?

米沢牛 ブランド牛
最高級の肉質をしていることから、ステーキにして食べても美味しい米沢牛ですが、日本には他にも全国各地にブランド牛が存在します。

ここでは、米沢牛以外のブランド牛について、特徴などを簡単に解説していきます。
比べることで、米沢牛の素晴らしさを再発見できるはずです。

■山形牛

・米沢牛とルーツは同じだが、「山形県内で最も長く飼育された未経産の黒毛和牛」と条件が多少異なる
・米沢牛同様にきめ細かな霜降りと香りの良い脂が特徴
・山形牛の一種が米沢牛

山形県には、米沢牛の他に「山形牛」というブランド牛も存在します。山形牛は「山形県内で長く飼育された黒毛和牛」という条件なので、米沢牛よりもブランド認定のハードルが多少下がっているといえるでしょう。

肉質的には米沢牛に勝るとも劣らない味ですが、食べ比べてみると米沢牛の方が上質だと感じる方が多いようです。

■松阪牛

・三重県松阪市周辺で飼育された黒毛和牛未経産の雌であることが条件
・900日以上肥育された牛肉は「特産松阪市」といわれる
・最大の特徴は霜降りの美しさと脂身の上品な甘さ

松阪牛は三重県松阪市付近で飼育されているブランド牛です。但馬牛などの優秀な黒毛和牛の子牛を全国各地から集めて育てられています。偽装防止のため「松阪牛個体識別管理システム」への登録なども義務付けられています。

きめ細かな霜降りが特徴のお肉で、ステーキなどにすると美味しくいただけます。

■神戸牛

・外来種と掛け合わされていない但馬牛で、生まれも育ちも兵庫県であることが条件
・未経産の雌牛もしくは去勢済みの雄牛で、枝肉の重さが499.9kg以下でなければならない
・KOBE BEEFとして海外でも人気が高いブランド牛

神戸牛は、兵庫県で飼育されているブランド牛です。世界中からも評価が高く、KOBE BEEFとして知名度があります。

未経産の雌牛もしくは、去勢済みの雄牛で枝肉(と畜後にセリがかけられる状態)の重さが499.9kg以下と、規定が厳格です。

また、生まれも育ちも兵庫県でなければいけないので、希少性はかなり高いでしょう。
上質な赤身に、繊細な霜降りが入っているのが特徴のブランド牛です。

■鳥取和牛オレイン55

・鳥取和牛の中でもオレイン酸が55%を超えた牛だけが名付けられるブランド牛
・年間で約400頭程度しか出荷されない希少性の高さがある
・赤身と脂身のバランスがよく、加熱した際の芳醇な香りが食欲をそそる

鳥取和牛オレイン55は、鳥取県で飼育されている鳥取牛です。和牛には多くの脂肪酸である「オレイン酸」が含まれています。ですが、鳥取和牛オレイン55は、鳥取牛の中でもオレイン酸濃度55%以上でなければいけません。

1頭1頭すべてオレイン酸濃度を検査されて出荷されています。そのため、年間に400頭前後しか出荷されない、貴重なブランド牛なのです。

米沢牛のおすすめの食べ方

米沢牛おすすめの食べ方 すきやき
日本にはさまざまなブランド牛があることがおわかりいただけたと思います。数あるブランド牛の中でも、米沢牛はどのように食べれば美味しくいただけるのか、おすすめの食べ方を解説します。

米沢牛のおすすめの食べ方は、以下のとおりです。

・ステーキ
・しゃぶしゃぶ
・すき焼き
・ハンバーグ

米沢牛の最もおすすめの食べ方はステーキです。レア~ミディアムレアくらいの焼き上がりにすると、霜降りの柔らかな噛み応えと上質な脂のうま味を堪能できます。

また、サッとお湯にくぐらせて食べるしゃぶしゃぶもおすすめ。ただし、米沢牛はアクが多めなので、アク取りをこまめにするのがポイントになります。

野菜などの具材を並べ、その上に米沢牛を乗せて割り下で蒸し焼きする、置賜風すき焼きもおすすめの食べ方です。
白菜しいたけ、豆腐などのうま味とお肉の脂が上手く合わさって、上質なすき焼きを食べられます。

ふるさと納税ならおトクに米沢牛を楽しめる!

米沢牛 ふるさと納税 出典:https://furusato.jreast.co.jp/furusato/products/detail/F190/F190-yo030-r6-a006-c
日本のブランド牛の中でも1、2を争う美味しさの「米沢牛」について詳しく解説してきました。

米沢牛は口の中でとろける味わいが特徴で、是非とも1度は食べていただきたいブランド牛です。もし米沢牛をおトクに手に入れたいのであれば、ふるさと納税を活用するのがおすすめです。
ふるさと納税は、寄付という形で自治体を応援することでお礼の品を受け取れる制度。しかも申請すれば税金の控除も受けられ、実質自己負担2,000円で米沢牛を楽しむこともできます。
ふるさと納税の仕組みについて詳しくはこちら
JR東日本が運営する「JRE MALLふるさと納税」では、返礼品を受け取れるだけでなく寄付額に応じてJRE POINTも付与されるので、駅ビルやJR線を利用される方にはとくにおすすめです!

ぜひふるさと納税で、米沢牛に舌鼓を打ってみてはいかがでしょうか。
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