更新日: 2025年01月06日

年越しそばはいつ食べるのが良い?なぜ食べるようになったのか意味や由来を解説

大晦日(12月31日)に食べると縁起が良いとされる「年越しそば」。日本独自の文化ではありますが年末が近づくにつれてスーパーや食品メーカーなどでも大々的にPRされます。
ではいったいなぜ年越しそばを食べるようになったのでしょうか?また、食べるタイミングはいつが良いのでしょうか。今回は大晦日に年越しそばを食べるようになった由来について解説。年越しそばの意味を理解して今年も年末を迎えましょう!

大晦日に年越しそばを食べるようになった由来

年越しそば 江戸時代
日本の大みそかの風物詩となった年越しそば。家族みんなが集まるタイミングで年越しそばを食べるというご家庭も多いのではないでしょうか。

そんな年越しそば、食べるようになったのは江戸時代頃と言われています。もともとは『細くて長い』そばにあやかり商売が長く続くようにと商人を中心に、各月末の日(晦日)に三十日蕎麦(みそかそば)として食べられていました。そんな三十日蕎麦の文化が転じて、その年の大晦日(おおみそか)にこれからの長寿や延命を祈願して長いそばが食べられるようになったと言われています。

また、うどんなど他の麺類とは異なり細く切れやすいという特徴から、その年の厄を祓う(断ち切る)という意味もあるんだとか。

この他にも意味や由来は諸説ありますが、「細長い」というそばの特徴から健康や厄払い、商売繁盛などを祈願して年越しそばは食べられています。

年越しそばはいつ食べるのが良い?

年越しそば 新年
様々な意味が込められている年越しそばですが、具体的にいつ食べればよいのでしょうか?

結論、大晦日(12月31日)であればどのタイミングで食べても問題ありません。
一般的には夕食や年越しの直前に食べるご家庭が多いようです。

また、「年をまたいで食べても良いのか」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、地域によっては新年になってから年越しそばを食べるところもあるなど明確に決まっているわけではありませんので、お好きなタイミングでいただいてよいでしょう。
ただし、先程説明した通り「旧年の厄を断ち切る」という意味では新年に厄を持ち越すのはあまりよろしくないため、気になる方は年越し前に食べきることをおすすめします。

全国各地で作られているそば

近年外国人にも人気の日本食。そばもお寿司やてんぷらなどと並ぶ代表的な日本食の一つです。
穀物から作られるそばのルーツは古く、文献としては平安時代の『続日本紀』に記されているほか、高知県内にある9000年以上前の遺跡からもそばの花粉が見つかっています。

そんなそばは、日本全国で土地柄を生かした素材や製法で作られています。
中でも岩手県の「わんこそば」、長野県の「戸隠(とがくし)そば」、島根県の「出雲そば」は日本三大そばともいわれ、地元の方や観光客にも楽しまれています。

全国各地で作られるそばをお手軽に楽しむのにおすすめしたいのが「ふるさと納税」です。

地域を応援しながら産品を受け取れる「ふるさと納税」

そばの返礼品もあるふるさと納税
ふるさと納税とは、応援したい地域に寄付をすることでお返しとして返礼品を受け取ることができる制度のこと。ご自身の生まれ故郷や旅行で訪れた土地など、現在の居住地以外への寄付であれば原則返礼品を受け取ることができます。

さらに、申請を行うことで翌年支払う税金の控除も受けることができ、実質自己負担2,000円で地域を応援しつつ返礼品を楽しむことができます。
選べる返礼品は地域によってさまざまあり、そばの返礼品もあります。
ふるさと納税について詳しくはこちら
ここからは、ふるさと納税で受け取れる全国のそばを紹介します。

わんこそば(岩手県)

岩手県八幡平市わんこそば返礼品 出典:https://furusato.jreast.co.jp/furusato/products/detail/F383/F383-O-022
「わんこそば」は、お客様に次々とそばをよそって食べる、岩手県発祥の独特な食べ方です。
その起源は諸説ありますが、いずれも「おもてなしの心」が根底にあると言われています。例えば、お殿様への献上品として少しずつそばをよそったことから始まったという説や、宴の席で多くの客をもてなすために工夫されたという説があります。
わんこそばの返礼品はこちら

戸隠そば(長野県)

長野県戸隠そば 出典:https://furusato.jreast.co.jp/furusato/products/detail/F418/F418-87515
戸隠そばは、長野県戸隠地方で作られる日本三大そばの一つで、独特の風合いと風味を持つため多くのそば好きを魅了しています。

挽きぐるみそば粉と呼ばれるそばの実の皮ごと挽いたそば粉を使用することで、そば本来の風味と香りが強く、水切りが少ないことで香りがより引き立ちます。あっさりとしたつゆを使用しており、そばの風味を味わうことができます。

そばを円形に盛り付ける「ぼっち盛り」という独特の盛り付けをし、辛味大根を添えてお召し上がりください。
戸隠そばの返礼品はこちら

出雲そば(島根県)

島根県出雲そば 出典:https://furusato.jreast.co.jp/furusato/products/detail/F498/F498-1-2-063
出雲そばは、島根県の郷土料理です。そばの実を皮ごと挽いた「挽きぐるみ」製法で作られるため、黒っぽい色合いが特徴です。コシが強く、風味豊かであり、割子そばや釜揚げそばなど様々な食べ方が楽しめます。

特に、割子そばは円形の重箱に盛られたそばを、つゆにつけて食べるスタイルで、出雲そばを代表する食べ方です。
出雲そばの返礼品はこちら

大晦日は年越しそばを楽しもう!

今回は日本の大晦日で食べられる年越しそばについて、由来や食べるタイミングについて解説しました。
日本全国には様々な伝統的な製法により作られるそばがあり、ふるさと納税を活用すれば気軽に味わうこともできます。

今年の大晦日も家族みんなで年越しそばをぜひお召し上がりください!

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