【イベントレポート】特急あずさを動かそう！ E353系･E127系運転体験イベントを開催しました！

■E353系
中央本線や篠ノ井線、大糸線で活躍するE353系は、それまで中央線特急で主力であったE257系やE351系を置き換える目的で2015年に登場しました。登場から約2年に渡り性能確認や技術検証を行い、2017年12月に営業運転を開始しました。外観は、伝統の継承、未来への躍動をコンセプトとしており、南アルプスの雪や「あずさ号」の伝統であるバイオレットのカラーリングになっています。曲線の多い中央本線でも高速で通過可能な車体傾斜式で、従来のE351系に比べて乗り心地の向上が図られています。E353系は、主に「特急かいじ号」「特急あずさ号」「特急富士回遊号」「特急はちおうじ号」「特急おうめ号」などで使用されています。

■E127系
中央本線、篠ノ井線、大糸線、信越本線で運用されています。ワンマン対応車両のため、ワンマン設定機や運賃箱、自動放送装置、ミラーなどが設置されていますが、一部区間ではツーマン運転も行われています。0番代と異なり、前面および側面の行先表示機は幕式からLED式に変更されているほか、お手洗いも車椅子対応の大型ものに変わっているのが特徴です。

「乗務員体験ツアーin松本統括センター」では、中央線や大糸線で活躍するE353系とE127系の2車両を、現役の運転士の指導のもと、実際に運転することができました。最近では、JRE MALLチケットを利用して運転体験ができるイベントも増えてきていますが、一度に2車種を運転できるイベントは、他ではなかなか見られません。

【おすすめポイント】
①特急車両を運転できる
特急あずさ等で使用されるE353系を動かせるのは、2024年12月現在ではこのイベントだけ。
普通列車とは異なる、高運転台で特急列車の運転士視点を体験できます！

②2車種運転できる
E353系のみならず、E127系も運転できます！
車両の違いを感じながら実際に運転ができます。

E353系とE127系が並走する様子を撮影できました。
2つの車両が同じ方向に並走する光景は、なかなか見られるものでは無く、参加者からも好評でした。

乗務員が普段訓練で使用しているシミュレータ装置を使用した運転士･車掌の体験をしていただきました。

車内で車掌が実際に使用しているPOS端末(車内補充券発行機)を使用した切符の発券体験をしていただきました。

「乗務員体験ツアーin松本統括センター」はこれまで2024年6月29日(土)、6月30日(日)、11月16日(土)、17日(日)の計4回開催しています。

(参考)
11月開催時のイベント詳細

■商品名
乗務員体験ツアーin松本統括センター
■開催日
2024年11月16日(土)、17日(日)
■販売期間
2024年10月25日(木)14:00～2024年11月10日(月)23:59
■販売ショップ
JRE MALLチケット長野支社店
■イベント価格
50,000円（税込）
■イベントスケジュール
〈午前の部〉
9:10～9:20→松本駅改札前 集合受付 乗務ユニットへ移動
9:30～9:50 →事前説明・安全教育（保護具の着用方法、その他注意事項）
9:50～11:50→松本車両センター内で運転体験
11:50～12:00→記念品贈呈・乗務ユニットで解散
〈午後の部〉
13:10～13:20→松本駅改札前 集合受付 乗務ユニットへ移動
13:30～13:50→事前説明・安全教育（保護具の着用方法、その他注意事項）
13:50～15:50→松本車両センター内で運転体験
15:50～16:00→記念品贈呈・乗務ユニットで解散

実際にイベントに参加したお客さまからは、以下のようなお声をいただきました。

･「E353系とE127系の並走が良かった。」
･「運転体験でE353系とE127系を同時に体験できたことがよかった。また運転してみたい。」
･「付き添っていただいた乗務員たちのおかげでほぼ初めての運転でしたが安心してできた。」
･「スタッフの皆さまが温かく接してくださりとてもよかった。」
･「継続して開催してほしい。」

いただいた声を参考に、今後のイベント開催も検討してまいります！

JR東日本が運営するJRE MALLチケット「JR東日本長野支社」店では、撮影会や体験イベントなど様々なイベントを販売しています。
イベント情報はJRE MALLチケット「JR東日本長野支社」店よりご確認ください！
皆さまのお越しをお待ちしております！