更新日: 2024年11月20日

【209系1000番台(番代)】常磐線や中央線で活躍した約25年を振り返る 気になる運用範囲は?

209系1000番台(番代)は、常磐緩行線と東京メトロ千代田線の直通用として、1999年12月にデビューしました。長年ににわたり常磐緩行線・東京メトロ千代田線で活躍しましたが、E233系の投入等により運用から撤退しました。その後、中央快速線等へのグリーン車投入に伴うE233系のグリーン車連結改造に伴う予備車確保のために、帯色をオレンジ色に変更するなどの転用改造を行い、中央快速線等で活躍しています。この記事では、デビューからまもなく25周年を迎える209系1000番台(番代)の活躍を振り返ります。

209系1000番台(番代)とは?

御茶ノ水駅付近をゆく209系1000番台(番代)
▲ 御茶ノ水駅付近をゆく209系1000番台(番代)
209系1000番台(番代)は、常磐緩行線と東京メトロ千代田線の直通用として、1999年12月にデビューしました。
長年にわたり常磐緩行線・東京メトロ千代田線で活躍しましたが、E233系の投入等により運用から撤退し、その後、中央快速線等へのグリーン車投入に伴うE233系のグリーン車連結改造に伴う予備車確保のために、帯色をオレンジ色へ変更するなどの転用改造を行い中央快速線等で活躍しています。
▶ 常磐緩行線に新型車両を投入プレスリリース(1999年9月24日)
▶ 209系撮影会 in 拝島電留線(2024年8月7日)

209系1000番台(番代)の特徴とは?

209系1000番台(番代)の所属区所表記
▲ 209系1000番台(番代)の所属区所表記
209系1000番台(番代)は、地下鉄直通を行うにあたり、通常の209系と比べて車体幅が狭くなっているなど、さまざな特徴があります。

常磐緩行線で活躍していた頃の209系1000番台(番代)

常磐緩行線で活躍していた頃の209系1000番台(番代)
▲ 常磐緩行線で活躍していた頃の209系1000番台(番代)
常磐緩行線で活躍していた209系1000番台(番代)は、地下千代田線との直通運転を行うために、緑色の帯を纏っていました。

209系1000番台(番代)の車内

209系1000番台(番代)の車内
209系1000番台(番代)の車内
209系1000番台(番代)は全車ロングシート車となっており、座席モケットは209系500番台(番代)や、E231系の座席モケットと同じタイプです。
車体が拡幅タイプでないため、209系らしい車内の雰囲気になっています。
209系1000番台(番代)のドア鴨居
▲ 209系1000番台(番代)のドア鴨居
ドア鴨居をよく見ると、非常用ドアコックシールが蛍光タイプになっています。
これはかつて松戸車両センターに所属し常磐緩行線から地下鉄千代田線に乗り入れていた名残で、そのまま使用されています。
209系1000番台(番代)のフリースペース
▲ 209系1000番台(番代)のフリースペース
209系1000番台(番代)のフリースペースは、松戸車両センター所属時に地下鉄千代田線に直通運転を行っていた当時と同様に、2号車、9号車に設置されています。
209系1000番台(番代)の車両番号シール
▲ 209系1000番台(番代)の車両番号シール
平成11年に製造された209系1000番台(番代)。1000番台(番代)という特殊な編成であることが分かります。

209系1000番台(番代)の乗務員室

209系1000番台(番代)の運転台
▲ 209系1000番台(番代)の運転台
209系1000番台(番代)の運転台です。運転台の左側壁部には、電圧計や電流計が配置され、左から圧力計、速度計、モニタ装置、防護無線装置が配置されています。
209系1000番台(番代)の乗務員室助士側の様子
▲ 209系1000番台(番代)の乗務員室助士側の様子
209系1000番台(番台)の乗務員室の助士側の様子。

209系1000番台(番代)の行先表示器

209系1000番台(番代)の行先表示器
▲ 209系1000番台(番代)の行先表示器
209系1000番台(番代)は、松戸車両センターに所属していた当時からLED式行先表示装置を搭載しています。
関連記事:中央線快速電車の車両基地「JR東日本 豊田車両センター」とは?

209系といえば、GTO-VVVFサウンド

209系といえば、走行時に奏でるGTO-VVVFサウンドだと思う鉄道ファンの方も多いのではないでしょうか。

209系1000番台(番代)の運用範囲は?

209系1000番台(番代)の運用範囲は、基本的に中央快速線東京駅~高尾駅間を走る列車の運用に入っています。ダイヤ乱れ等で運用が変わった場合においても、高尾駅以西、青梅駅以北へ入ることはありません。

中央快速線で活躍する209系1000番台(番代)

東京駅を発車する209系1000番台(番代)
▲ 東京駅を発車する209系1000番台(番代)
東京駅丸の内駅舎を横目に東京駅1番線ホームを発車する209系1000番台(番代)
昼間の中央快速線をゆく209系1000番台(番代)
▲ 昼間の中央快速線をゆく209系1000番台(番代)
通勤ラッシュを終えて、昼間の中央快速線を走る209系1000番台(番代)
御茶ノ水駅付近を走る209系1000番台(番代)
▲ 御茶ノ水駅付近を走る209系1000番台(番代)
中央・総武線各駅停車をくぐるトンネルを駆け上がり、御茶ノ水駅に進入する209系1000番台(番代)
夜の吉祥寺駅のホームに入る209系1000番台(番代)
▲ 夜の吉祥寺駅のホームに入る209系1000番台(番代)
21時を過ぎ、帰宅ラッシュが過ぎた吉祥寺駅ホームに到着する209系1000番台(番代)
夜の東京駅に停車中の209系1000番台(番代)
▲ 夜の東京駅に停車中の209系1000番台(番代)
夜の東京駅2番線ホームで発車を待つ209系1000番台(番代)

まもなく25周年を迎える209系1000番台(番代)

御茶ノ水駅に進入する209系1000番台(番代)
▲ 御茶ノ水駅に進入する209系1000番台(番代) 2024年9月6日撮影
常磐緩行線と東京メトロ千代田線の直通用として、1999年12月にデビューし、その後、E233系のグリーン車連結改造に伴う予備車確保のために、帯色をオレンジ色に変更するなどの転用改造を行い、中央快速線等で活躍している209系1000番台(番代)。
まもなく25周年を迎えますが、いつまでもGTO-VVVFサウンドを奏でながら活躍して欲しいですね!

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209-1000系電車(中央線)増結セット(4両) TOMIX 出典:https://shopping.jreast.co.jp/products/detail/s248/s248-4543736988502
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