駅からハイキング「仙台／東照宮•宮町散策コース」のご紹介

「駅からハイキング」は、JR東日本が主催する無料のウォーキングイベントです！
参加予約不要（一部コースを除く）なので、行きたいコースをチェックしたら、開催当日に現地へGO！
各地で開催されており、季節に応じた地域の魅力をお楽しみいただけます。
また、コースに参加してもらえるスタンプをためると、素敵なクーポンが抽選で当たるのもうれしいポイント！

参加方法も簡単！

①行きたいコースをチェック
HP・アプリから行きたい日やジャンルを元にコースをチェック！
「予約不要」とあるコースは事前予約は不要です。

②参加当日、指定の受付場所へ
受付時間内に、直接お越しください！

③「駅からハイキングアプリ」で参加受付
アプリをダウンロードし、「コースに参加する」ボタンを押して、参加するコースを選択。
アプリで「参加を受け付けました」と表示されたら受付完了です！

④ハイキングスタート！！
コースマップを元にハイキングスタート！
受付時間内にスタートし、ゴール時間内までにゴールしてください。

2025年12月1日(月)〜2026年3月31日(火)に開催される、仙台駅スタートの駅からハイキング『仙台／東照宮・宮町散策コース』をご紹介します。

仙台藩二代藩主•伊達忠宗公が創建した東照宮など冬の仙台の社寺を巡るとともに、東照宮の門前町として由緒ある宮町（御宮町）を散策するコースです。

仙台駅からのんびり歩きながら東照宮・宮町界隈を巡り、歴史、グルメを満喫するコースです。

◆コース詳細
『仙台／東照宮・宮町散策コース』※予約不要
開催日：2025年12月1日(月)～2026年3月31日(火)
スタート：JR仙台駅
受付時間：9:00～14:00
受付場所：仙台駅西口ペデストリアンデッキSENDAIモニュメント前(工事の関係で、現在SENDAIモニュメントは囲いで覆われています。詳しくは駅からハイキングアプリでご確認ください。)※受付は駅からハイキングアプリで行ってください。
所要時間：約2時間30分
距離:約3.3km
ゴール：JR東照宮駅（16:30までにゴールしてください）

◆コース行程
仙台駅→①ミティーク(MythiQue)宮町本店→②阿部幸商店 宮町本店(※宮町商店街振興組合加盟店)→③仙台東照宮→④仙岳院→⑤清淨光院→⑥清水屋本店→⑦エンドー餅店(※宮町商店街振興組合加盟店)→⑧東照宮駅架道橋→東照宮駅
（各店舗等の営業日・営業時間は記事をご確認ください。また、変更になる場合もございますのでご了承ください。）

東照宮の正面には南北に2キロほど続く宮町通りが続きます。宮町の名称は、東照宮造営時、門前町である御宮町を制定したことに由来します。御宮町の町人は、東照宮の境内整備やお供え物の準備等をする代わりに納税の免除など様々な特権を受けました。明治になり仙台藩の保護を離れた後、東照宮は一時荒廃した時期もありましたが、宮町を中心とした人々により元境内は整備されました。
宮町は東照宮の門前町として栄え、現在でも地元の宮町商店街振興組合加盟のお店を中心に、宮町通りやその周辺には様々な種類の商店が立ち並んでいます。

東六番丁通り•宮町通りの入り口近くにあるアンティーク調の扉がひときわ目をひく、ヨーロッパ風の外観のケーキ屋さん。扉を開けるとまるで絵本のような世界が広がり、ワクワクが止まりません。ショーケースには、いつも変わらぬ美味しさの定番スイーツはもちろん、季節のケーキや遊び心あふれるスイーツが所狭しと並んでいます。アンティークのチェストの上にはこだわりの焼き菓子もずらりと並び幸せな気分に包まれます。塩キャラメルのタルト、ガレットブルトンヌがおすすめです。

～店舗情報（ミティーク（MythiQue）宮町本店）〜
〔住 所〕仙台市青葉区宮町1-1-69
〔電話番号〕022-227-5851
〔営業時間〕11:00〜19:00（土日祝18:00まで）※ケーキなくなり次第終了
〔定休日〕不定休

幕末の元治元年（1864年）創業、本場仙台味噌•醤油の醸造元の老舗。現店主は6代目。香りと風味が自慢の昔ながらの米麹入り寒仕込み天然醸造味噌、手仕込みのこだわりの醤油、味噌の上品な風味が引き立つ「仙台味噌かすてら」や「みそマドレーヌ」をはじめとした味噌スイーツなど、仙台ならではの逸品が揃っています。味噌は1kgから量り売りしており、気軽に購入できます。

～店舗情報（阿部幸商店 ⭐︎宮町商店街振興組合 加盟店）〜
〔住 所〕仙台市青葉区宮町2-1-47
〔電話番号〕022-222-5016
〔営業時間〕9:00〜18:30
〔定休日〕日曜日•祝日

徳川家康公が葛西大崎一揆平定の際、伊達政宗公と休息したと伝わる地に鎮座しています。1654年（承応3年）に二代藩主•伊達忠宗公によって創建され、本殿、石鳥居、随身門、唐門、透塀は国の重要文化財です。日本全国に良材を求め、一流の工匠たちを起用し、七宝金具を使用した精巧な金具や金箔押しの彫刻で社殿を装飾するなど、仙台藩の総力を結集して建てられました。石段を登り切って振り返ると、石鳥居とその先の仙山線の踏切、真っ直ぐ延びる宮町通、さらにその先のビル群が織りなす絶景を望むことができます。

～仙台東照宮〜
〔鎮座地〕仙台市青葉区東照宮1-6-1
〔電話番号〕022-234-3247
授与所（お守り•御朱印）受付時間 9:00〜16:30
社務所祈祷受付 受付時間 9:00〜16:00
（初詣期間は受付時間が異なります。）

二代藩主•伊達忠宗公が開基した天台宗の寺院。藩制時代は仙台東照宮および平泉•中尊寺の別当寺でした。仙台藩内の寺院では筆頭の格式で、仙台三十三観音十一番札所（小萩観音）としても知られています。戊辰戦争では奥羽越列藩同盟の盟主•輪王寺宮公現法親王（北白川宮能久親王）が滞在していました。

〜仙岳院〜
〔住所〕仙台市青葉区東照宮1-1-16

寛文16年（1676年）、四代藩主•伊達綱村公が念仏回向道場として建立した天台宗の寺院。一万日毎に供養塔を建てていたことから俗に万日堂と呼ばれます。仙台三回向（えこう）寺の一つで、仙台大回向の発祥の寺。境内には弘化4年（1847年）に再建された本堂のほかに寛政5年（1793年）建立の閻魔堂などがあります。戊辰戦争の際に額兵隊隊長として活躍した星恂太郎の碑と墓所があります。

〜清淨光院〜
〔住所〕仙台市青葉区宮町5-1-11

仙台東照宮からほど近くにある昭和30年（1955年）創業の老舗そば店。地元でも評判が高く地元の方々に愛され続けているお店です。落ち着いた雰囲気の店内では丁寧な仕事に裏打ちされた打ち立ての本格的なそばが味わえます。細切りで喉越しよくコシのある、主に八ヶ岳山麓で収穫された長野県産の蕎麦粉を使用した自家製麺の二八そば、ダシの旨みの利いたつゆ、こだわりの薬味と三拍子揃ったそばは絶品です。東北産の選りすぐりの辛味大根が付いた「権現せいろ」は、11月から3月頃までの期間限定の人気メニューです。そばがなくなり次第終了なので、お早めの来店をお勧めします。

～店舗情報（清水屋本店）〜
〔住 所〕仙台市青葉区宮町5-7-5
〔電話番号〕022-234-3547
〔営業時間〕11:30〜14:30（ラストオーダー14:00）※そばがなくなり次第終了なので、お早めの来店をお勧めします。
〔定休日〕月曜日•木曜日
〔その他〕店内での食事のみで、持ち帰り販売はしておりません。

全国菓子大博覧会で数々の賞を受賞している昔ながらの製法にこだわった仙台名物「づんだ餅」が看板商品の昭和23年創業の老舗餅店。餅米は宮城県産ブランド米「みやこがね」100%、枝豆も宮城県産100%を使用。づんだ餅の他にも、くるみ餅、おはぎ、団子、大福などを販売。季節限定販売のいちご大福（12月〜4月）、桜餅（2月末〜4月中旬）、地元宮町のソウルフード「おこわおにぎり」も人気です。イートインスペースもあり「づんだ餅食べ比べセット」が好評です。色鮮やかな黄緑色の「づんだカラー」の外観が目印のお店です。

～店舗情報（エンドー餅店 ⭐︎商店街振興組合 加盟店）〜
〔住所〕仙台市青葉区宮町4-7-26
〔電話番号〕022-223-9512
〔営業時間〕8:30〜18:00
〔定休日〕木曜日（催事などで変更になる場合があります）

「軽便っこ」の愛称で親しまれ、大正11年（1922年）から昭和35年（1960年）まで仙台から富谷を経て中新田（現在の西古川）まで走っていた軽便鉄道路線の仙台鉄道。東照宮駅の東側にある架道橋は、昭和4年（1929年）に仙山線仙台ー愛子間が開業した際に、仙台鉄道路線の上に施設されたものです。「仙台鉄道横断架道橋」の名称プレートが、そのことを物語っています。（道幅が狭いので車などの通行にご注意ください。）

仙山線の東照宮駅は、全国の鉄道の駅で唯一「東照宮」と名が付く駅です。

いかがでしたでしょうか？
この記事では、2025年12月1日から2026年3月31日までの期間で自由に参加できる（スタート•ゴール時間は設定あり）、駅からハイキングの「仙台／東照宮•宮町散策コース」について、おすすめポイントを仙台統括センターの社員（運転士・車掌）がご紹介させていただきました。
魅力溢れる東照宮•荒町界隈に是非お越しください。
なお、コースに設定した立ち寄り先以外にも、宮町商店街振興組合に加盟しているお店を中心に素敵なお店などが多数ございます。是非あなただけのお気に入りの“東照宮•宮町”を発見していただければ幸いです。皆さまのお越しを心よりお待ちしております！